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この本に教えてもらったことがたくさんあります
若い頃のいろんな自分の猪突猛進的なところや
一喜一憂したり、極端な考え方に何度も悩んできたけど
なるほどね、と思わせてくれるそんな言葉が満載でした!
“自分ってやつを、自分がこれまでいかに高く見積もっていたのかに気づいてしまうのは、ずいぶんと恥ずかしいが、
それでも気づかないよりはマシだったなと、素直に思えるものさ”
“言葉は人を縛ることもある、言葉は私を縛ることもある
言葉は誰かを支えることもあるが、誰かを支配することもある
言葉は、愛おしいが面白くもある
伝えたいことを伝えたい分だけ伝えるために言葉はあるわけではない
伝えたいことを伝えたい分だけ伝えてしまうと、そのときは満たされるが、あとで悔やむことにもなる
そのとき、言葉は相手への押し付けになってはいないか。
正直であることが必ずしも正しいわけではない
正直でいることは、相手を追い込むことにもなる
相手を傷つけることにもなる
正直になれば、自己は解放されるが、相手の束縛につながる場合もある”
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映画を観てからノベライズも読みました
ほぼ同じ内容で、3人の登場人物の音楽、恋愛、生き方が描かれた作品です
アコースティックデュオだけど、割とロックな生き方。している彼女たち、、喫煙シーンも多めですね
音楽をやっている人は特に読んでみたら良いと思います
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映画ではダンマリのハルの気持ちが描かれているので、話に入りこみやすかった。こちらを読んでから映画をみれば違ったな
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映画を見ていたら補足として楽しめるのだろうけど、見ていないとあんまりだった。特に歌詞はメロディがないと読んでも響かなかった。
ハルとレオはヤマアラシとハリネズミと喩えていた方がいて、なるほど確かにそうだと思った。お互い近づいては傷ついて、 離れて、でもやっぱり近づきたくて、傷ついて。そんな二人の間にシマが入ることによってちょうどいい距離になるといいな。三人が幸せでありますように。
「憧れがなくなったら、おれたちに明日はない。
悔しさがなくなったら、おれたちに昨日はない。」