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投稿者:みこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公を入れ替えて描いているところがとても面白くて、まるでオムニバスドラマのようです。
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史実にもある安中藩の「安政の遠足」を題材にした短編連作集。
藩主の命で遠足をすることになった安中藩士たちが描かれているが、格差社会などの現在の問題にも通じる内容もあり興味深かった。
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超高速参勤交代に続いては、長距離走をさせられた武士の話。題名のふざけた感じはなく、超高速より好みな作品。姫に気に入られたいから、生き方を示したいから、恩に報いたいからと様々な理由で走る男たち。企画した殿の思惑は?やっぱりラストは唐突過ぎるけれど、読み応えあり。
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現代っぽい話かと思いきや、実際に遠足というものがあった事を初めて知った。内容はコミカルで何処と無くのどかで楽しめた
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「家臣一同、鍛錬のため遠足(とおあし)を申しつける」安中藩五代藩主・板倉勝明が突然のご乱心? 日本マラソンの発祥といわれる幕末の「安政遠足」を題材に様々な人間模様を描く。いろいろな階級・役職の侍たちが約28kmの走りを通じて仕事や家族、人生を振り返る。「変わりなし、それが一番だったかもしれない」「むやみに人に優しくするな、お人好しでは世間を渡っていけぬぞ」。 軽いタッチで気軽に楽しめる短編。
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舞台は幕末の安中藩。28㎞のトレランに藩士たちが挑むさまが描かれている。ヤル気のないヤツは走れない。走る気持ちよさが読み取れて爽快。
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冗談かと思いきや、これがまた割と真面目にマラソンに挑む。短編集?だけど、連作になり、マラソンの真相までわかる。軽い文体でさくさく。
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安中藩の遠足(マラソン)を題材にした5本の連作。一つ一つの章の登場人物が重なり合いながら、大きな一つの物語となっていく。気軽に読めるが、味わいのある小説。面白くて一気に読了。
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上州安中藩は日本のマラソンの走りだそうで。そのマラソン(遠足:とおあし)を題材にした娯楽小説。小さな半の多種再々な侍たちが走るなかで何を感じていたか。何が変わったか。映画化されるそうな。
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幕末の時代に実際に安中藩であった遠足(とおあし≒マラソン)に参加する侍達の物語。主人公が切り替わるいくつかの短編から成っているけど、それぞれがゆるやかにつながっていて、最終章では勢揃いみたいな感じでうまく引き込まれて面白かった。
映画化が決まっているようなので、そちらも楽しみ。
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軽く読めるライトな時代小説。一応、史実がもとになっているが、ストーリーは創作。
「のぼうの城」や「村上海賊の娘」の和田竜作品が好きな人にはお勧め。
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ライトな読み物ですがストーリーもテンポもよく楽しかったです。第一章のずる賢い片桐とまじめすぎる黒木のコンビがとても好印象でした。第五章の又兵衛と伊助の物語もほろりとさせられます。
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挑むのはイカサマ侍に二股侍、幕府隠密、駿足足軽に隠居侍。思惑渦巻く日本最古(?)のマラソン大会。幕府も黒船も吹っ飛ばせ!笑って泣いてマラソン大会!著者2冊目。今回も素晴らしいエンターテイメントでした。もっと素敵な表紙をあげて_(:3 」∠)_
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うん、なんだ、面白いよ、これ!面白く書くにはどうすれば良いかの教科書のようにキレイだよ!もちろんどこらへんがポイントなのかはさっぱり分かんないから説明できないよ!でもなんていうか、とても口当たりが良すぎてもうちょっと辛口なのも欲しくなったりするよ!まぁその時の気分次第だろうけども。
まぁ個人的には地元が群馬だし、地味ながらも取り上げられてというのがね、まぁちょっと良かったよね。富岡製糸場も何を見に行けばよいか分かんないし。。
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一応、マラソンを趣味とする端くれではありながら、この物語の基になる史実が本当にあったとは恥ずかしながら知らなかった。
本作は5編から成る連作集で、それぞれがベタな展開を見せ、決して意外性のあるプロットではないものの、確かな技術によって見事に纏め上げられており、娯楽小説として申し分ない出来となっている。
なぜだか人情話には、時代劇の設定がよく似合う。
鯱張った分析などは抜きにして、ストレスなく一気に読み終え、楽しんだ。