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面白かった
2020/09/17 03:30
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投稿者:たい - この投稿者のレビュー一覧を見る
期間限定価格の99円だったので、買ってみました。
これは、かなりいい買い物でした。
基礎の骨格って、けっこう似てるというのに驚き。
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図書館で見かけ、ひときわ目を引くシュールなイラストに思わず手にした。
生き物の骨格を人間のそれと比較して、人間が同じ姿勢をしたらこんな形、と実際の人物イラストを添えて解説したもの。ネット上で評判になり、出版の運びとなったらしい。
内容としては既知のことばかりで目新しさはなかったが、なにしろ人物イラストのシュールさが何とも言えず、生き物好きならそれなりに楽しめるのでは。
子どもが、さらに興味をもって生き物の生態を知るのにぴったりかな。
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仕事も恋愛も、なんとなく上手くいかない。このままでいいの
だろうか。あぁ、人間ってなんてこんなに悩みが多いのだろう。
そうだっ!ちょっと人間を休んでヤギになってみよう。ヤギに
なって草原をギャロップして、人間としての悩みを忘れてみよう。
そんな挑戦をした顛末を綴ったのが、トーマス・トウェイツの
『人間をお休みしてヤギになってみた結果』だった。見事に
ヤギになりきり、ヤギたちからも仲間と認められたトーマス
だったが、骨格の違いで人間はヤギのようにギャロップしたら
鎖骨がぽっきりと折れるのだそうだ。残念。
本書は人間と、いろんな動物の骨格を比べてみようというもの。
読んでいる途中で先に記したトーマスのことを思い出しちゃった
のだよね。危うく再読しそうになった。危なねぇ。
表紙カバーで馬の真似をしている海パンさんが、それぞれの動物
の姿勢を人間が真似したらどうなるかのイラストがあって楽しい。
地上ではおぼつかない足取りでペタペタと歩いているペンギン
だが、その脚はお腹の中で膝が90度に曲がっている。だから、
本文にも記されている通り、ペンギンは常に「空気椅子」の
上体で地上で生活しているのだ。
これを人間がやれって言われても無理でしょう。私なんて膝を
90度曲げた時点で体がよろめくわ。
それぞれの動物と、海パンさんのイラストが特徴を捉えており、
小学生から大人まで楽しめるんじゃないかな。
動物の骨格紹介の合間には進化論をベースにしたコラムもあり、
雑学としても興味深かった。サメの骨はほとんどが軟骨なので、
レントゲンに写らない…とかね。
尚、イッカクの角は頭を突き破った歯なのだそうである。
いや~ん、人間の頭から葉が突き出ていたら。
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小学生から楽しめる本だと思います。
傾向としては「ざんねんないきもの事典」に近いかもしれませんが、それぞれの動物の生態がどれほど「面白いか」という事が主眼ではなく(もちろん、なぜこのような骨格が最適なかたちとなったのか、という点を説明するために生態についての記載はありますが)、動物の骨格と人間の骨格の違いを図示しながら解説している作品です。
動物の自然な体勢と同じ骨の使い方を人間の骨格で再現すると、どれほど”不自然”な姿勢になるのかが一目でわかるほか、対応する骨についても色分けしてくれている点も、親切な作りになっていると思います。
それぞれの動物について見開きのページで完結していることや、進化や亜種についてのコメントも載っていることも個人的にはポイントが高いです。
そして「人間代表」の坊主頭の海パン男子の無表情っぷりも、シュールな雰囲気で素敵です。
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その生物が人間だったらどういう姿になるかというイラストがあり、思わず笑ってしまいます。
イメージしやすく、生物の多様性や進化の不思議さが楽しめます。
人の視点だと、不便だろうなということもその生物にとっては合目的なものもあるし、なんでそんなとこだけ進化してしまったの?というのもありました。
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子ども向けの骨格図鑑。
海パン男がいささか不気味だけど面白く読めた。
サイクロプス(単眼の巨人)は象の頭蓋骨、
ウツボはのどの奥にもう一つの顎がある。
びっくり!
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作者の川崎悟司さんの絵は素晴らしくファンである.中身は軽い内容で動物骨格をヒトで表現するものですが,記憶に残り好奇心を駆り立てられます.
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笑いながら、動物の骨格構造がよく分かる。
「ざんねんな」シリーズを好きな子に、もっと動物についてよく知ってみよう!と勧めたい。
2021.6.8
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子供のために図書館で借りました。私も楽しめました!海パンさんの骨格ポーズが、ツボります。
退化した骨の話や、コウモリと鳥の羽の違いなど、とても勉強になりました。
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動物雑学本の中の、骨だけ、に特化した一冊です。
いいとこに目をつけましたね。
骨はわかりやすくて面白いです。
2019年度版なので、キリンの首の、8番目の骨の話まで出ています。
2021/09/13 更新
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理科の教材研究になるかも…と思って、軽い気持ちで購入。
動物についての知識がない私にとって、驚きの連続であった。キリンの首の骨の話、ペンギンの膝の話、亀の甲羅の話…どれも興味深く、次に動物園に行くのが楽しみになった。
動物と人との比較がしやすいイラスト、思わず最後まで読んでしまう豆知識など、子どもでも楽しめる構成だった。
ただ驚いたのは、クラスの子どもたちに「キリンの首ってさ…」と話をすると、8割ほどの子どもが「それ前から知ってるよ!」という反応をしていたことである。聞くところによると、残念な生き物図鑑にも同じ内容が載っているらしい。
知識をアップデートせねば。