紙の本
サイレント・ヴォイスの続編
2015/10/22 22:13
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投稿者:houji - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作と同様、期待を裏切らない内容でした。
行動心理学を得意とする刑事役というのが斬新で、取調室で繰り広げられるエンマ様と犯人との駆け引きは面白くて引き込まれます。
行動心理学についてもわかりやすく説明してくれるので読みやすいです。
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楯岡絵麻、エンマ様シリーズ2作目。
容疑者のしぐさや表情から嘘を見破り、自白を引き出す。今回はなかなか手強い犯人揃いだった。
4つの連作短編だからか、どれも少し物足りない気がしたけど、面白かった。
ラストは追い続けてきた因縁の犯人との対決。タイトル「エンマ様の敗北」にはうなった。
シリーズ続いてほしい。
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後半微グロ。 さくさく展開してさくさく解決する。新幹線タイムにいいかも。 推理内容に納得いくかは問題ではない。確実に嘘を見破れる才能を持つ人がどうやって事件を解決していくかを楽しむ物語。 これでガンアクションが絡めればアメドラでありそうな感じ。 実際の事件を連想できちゃうポイントが要所要所でてきたのが あんまり好みじゃなかったかなー。
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佐藤青南・楯岡絵麻シリーズの第二弾。
前作を読んだのが1年以上前で、各種設定は忘却の彼方。しかし心配は皆無。
この作品から読み始めてもサックリ入っていける構成になっている。
美人過ぎる取調担当捜査官、楯岡絵麻は今回もかなり魅力的。
舞台は前回の様に取調室が主だが、今回いくつかのエピソードで表の世界へ
飛び出す。衆人環視の状況で取調室と違わぬ活躍を魅せるのだから、面白く
ないハズが無い。物語の幅は、かなり広がった。
そして前作から貼られていた伏線、今作で一応決着を見る。
しかし、まだまだネタは出てきそうな気配濃厚なので、更に強力になった
次作に期待します。終わらないよね、コレで(^^;)。
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容疑者の細かい仕草からウソを見破るエンマ様。
行動心理学って興味深い。勉強になったわぁ。
そのテクニック上手く活用できたら便利だと
チラリと思ったけれど、人間はウソをつく生き物。
あれもウソこれもウソとやっていたら人を信用する
ことなんてできなくなっちゃうかもね。
しかも話してる途中で「ハイ、今ウソついたー」
「あ、それもウソだね」と言っちゃった日にぁ、
ウソを暴かれるの怖くて、誰も近づいてこなくなりそう。
小説の中のことだから、まぁ仕方ないんだけど、
出たっ『刑法39条』・・・。
犯罪を何でもかんでも精神状態のせいにして不起訴に
持ち込まれちゃって、結局野放し?
世の中精神的に不安定な人が増えてきてるみたいだけど、
これじゃ被害者にとってはヤラレ損だよ、不安だよ。
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行動心理学を駆使し、被疑者の嘘を見抜く警視庁捜査一課の美人刑事 楯岡 絵麻、通称「エンマ様」。
様々な被疑者を前に、果たして、どこまで真実に迫るのか。
そして、15年前に彼女の恩師を殺害した真犯人との対決。最後の対決に、ハラハラドキドキの連続です。
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「サイレント・ヴォイス」続編。嘘を見破る天才・「エンマ様」の活躍する連作ミステリ。今回もさまざまな嘘を見破ってしまうエンマ様が素敵です。そして彼女が刑事を目指すきっかけになったあの事件の決着もついに!
お気に入りは「イヤよイヤよも隙のうち」。なんともひどい事件、と思ったけれど、その裏側にあった意外すぎる真相には絶句。たしかに許されることではないけれど。この犯人も哀れだなあ。
「エンマ様の敗北」も見事。スリリングな展開にもぐいぐい引っ張られました。一応決着はついたけれど、彼女の活躍はまだまだ終わらないかも。
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前作を大きく上回る出来!今回は前作から小出しされていた絵麻の恩師殺人事件がついに決着する。かなりの強敵である犯人との対決は緊迫感に満ちて読みがいがあった!相棒西野とのやり取りも相変わらず面白い。
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行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る、警視庁捜査一課の美人刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれる。元教え子を8年間監禁した容疑をかけられる美術教師の真相とは。他人のパソコンを遠隔操作して殺人予告を書き込んだ容疑がかかるプログラマーと、彼についた人権派弁護士との対立。そして15年前に絵麻の恩師を殺害した犯人との直接対決など、難事件に挑む!全4話収録。
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「イヤよイヤよも隙のうち」 「トロイの落馬」 「アブナい十代」 「エンマ様の敗北」
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相変わらずの美貌を誇る楯岡絵麻と威圧的な風貌の西野のコンビの見た目と中身のアンバランスさがなかなかいい。絵麻の嘘を見破る能力がなかったら、どうやって事件を解決するのだろう、という疑問はあるし、推理にいささか思い込みが入りすぎている気がしなくもないが、意外な結末が愉しくもある。恩師、栗原裕子殺害の犯人が見つかったのはよかったが、その結果はなんともすっきりせず、気分がよくない。そこそこ楽しめる一冊である。
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1作目読んでない…
最近多い、とんでもなく美人で
とんでもなく性格悪い刑事さん。
どれがどの話か分からなくなっちゃいます。
途中の殺害シーンはキツかったです。
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楯岡絵麻シリーズ第2弾。リアリティのなさは相変わらずなのですが、お話として面白ければそれもありかな?と思わせるストーリー展開には感心させられました。もう1冊出せばTVドラマ1クール分です(笑
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偶然にも警察の取り調べをテーマにした二つの作品を併読していましたが、本書の方が数段レベルが高い内容でした。
人が誤魔化すときのマイクロジェスチャーに関する蘊蓄は、真偽はわからないものの充分リアリティーがあり、作品に緊張感を与えています。
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なんと‼︎
早くもゆうちゃん事件が取り入れられてる‼︎
実際のゆうちゃんは予想以上のバカだったので
弁護士先生の疲れきった表情が
逆にあわれを誘ったけど
小説はもう少し優しかった。
まあドラマそのうち来るでしょうね‼︎
中途半端に西野をイケメン枠で来るでしょうね‼︎
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ん?前作は新鮮で面白く感じたんだが…
しかし、実際に起こった事件をそのまま小説にしてもいいのか?それは小説ではないような…
いいの?
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こう云う話は余り好きじゃないなあ。こう云う話のまとめ方って何か安易に感じてしまってどうかなあ・・・シリーズ物だったんですね、う~ん、読まないだろうなあ~
2021/4/9再読
栗山千明主演の2018年秋のBSテレ東連ドラを見たので、少しイメージが変わった。3作はドラマになったものだったので、懐かしい