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不登校というものをネガティブにとらえず、活動してきた著者たちの努力が、どれだけ多くの子供たちと保護者の支えになっているか。三年で見直すとされている「普通教育機会確保法」の行方と、東京シューレが開校予定の小学校も気になる。
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昔は「登校拒否」という単語が使われていた。学校に行かないのは子どもが原因という視点から、生まれた言葉である。そこから、普通教育機会確保法が施行される最近までの話。
30年以上前から先進的な試みをされていた実績から、リアルな話が描かれている。
これ、30年前とか学校の立ち上げとか大変だったんだろうなぁ…。
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不登校をネガティブに捉え過ぎてはいけないと気付かせてもらえる。不登校の戦後からの捉えられ方の変遷を見て、そろそろ家庭も社会も、子どもの学びに本当に必要なものが何なのかを、立ち止まって考えてみてもいいかなと思った。学校がつらい子は、まずは安心できる場所でしっかり休み、力が湧いてくれば、そこからゆっくりと学びたい気持ちを育て、自分に合ったタイミングや方法でそれを追及すればよい。本書に従えば、子どもがもらってくる通知表の出席日数は、次のように読み替えてみても良いのだろう。
欠席日数=家(学校以外)で過ごした日
遅刻・早退=自分でペースダウンできた日
本書では不登校の子どもの権利宣言(東京シューレ)も紹介されている。以下にURLを挙げる。
https://www.shure.or.jp/shure/activity_archive/kenri/