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【『神様の御用人』著者による、ラジオ青春小説】祖母と二人静かに生活する元地下アイドルの夏海が、ラジオパーソナリティに!? 初収録の日、とんでもない事態が。文庫書き下ろし!
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読み終わった時に救われたような気がしました。
優しい、あったかい物語です。
読み薬という言葉はないけれど、疲れた心が温かくなります(^^)
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元アイドルがラジオパーソナリティになっていくだけの話かと思っていましたが、意外にもかなり長い期間のお話で、いろいろな人を巻き込みつつ、成長し、立ち直っていく物語でした。ある程度ラジオに慣れ親しんでいないとピンとこないかもしれませんが、これはなかなか読み応えのある作品です。実際に音で聞いたわけではないですが、主人公のキャラになんだか救われたような気がします。
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元地下アイドルの小松奈々子が小松夏海となり、ラジオパーソナリティを務める物語。
笑いあり涙ありの連作短編。主人公以外の登場人物の物語も全て繋がっていてよかった。
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読んでいると、ラジオを聴いていた時の興奮や懐かしさがぶわっと込み上げてきてたまりせんでした。
パーソナリティの夏海視点、リスナーからの視点の交互で進展しているのが、ラジオのお便りでやり取りしている雰囲気も感じられてよかったです。
作中のラジオもガラケー時代からスマホ時代に跨るので聴き方、触れ合い方も変わってきているので、昔のリスナーも今のリスナーも何処かで琴線に触れる場面があるんじゃないかなあ。
夏海の最大の危機を、直接会ったことはないのに繋がっていてくれたリスナーさんたちが救う展開も本当にやられました。
ラジオっていいものなんだなと再認識してくれる物語でした。
内容は決して軽くはないし、ラジオの裏側の世知辛い部分も描いていますが、だからこそ心に残る作品になっていると思います。
いい場面多すぎて、なかなか上手く語れないのがもどかしい。
とにかく、読んで。
そして、少しでも多くの人に夏海の声が(プラス黒木さんの声も)届きますように。
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どの話もぐっとくる、けど最後はもうたまらなかった…!喉が締め付けられて涙が浮かんでしまった…。
めげる落ち込む逃げたくなるときもあるけれど、歯を食いしばってパワーを撒き散らすような夏海がとても好き。
ラジオって、生活の中にふっと混ざってきて、溶け合う、知り合いでも友人でもない、他人との出会いなのかもしれない。それってなんか、すごいな。
みんなえらい、すごい、かっこいい!
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映像がないラジオの魅力を存分に伝えてくれる作品。現実味があって、ホントに小松夏海が存在するようだった。
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読了後、ラジオを好きな人の気持ちが少しだけわかったような気がした。
私はラジオを通らずに生きてきた人間で、これからも多分ラジオを聴くことはないだろうなって思っていたから、この作品を読んで"ラジオを愛する人たちの世界"を覗き見れてよかったと思っている。
私も学生時代にラジオを聴きながら勉強をする…っていう思い出が欲しかったなあ。
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星1000個つけたい!!!!!出会う人皆に「これ良いよ」って配ってまわりたい!!!疲れてる人、ワクワクしたい人、癒されたい人、青春物語を求めてる人、泣いてスッキリしたい人、全ての人にすすめたい!!!!
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じんわり温かくなるお話だね
傷ついた心が傷ついた心を温める
という点では
「ちょっと仕事やめてきます」
に似ているかな
傷ついて
もうダメだと思った時
誰か一人でも
全力で応援してくれる人がいたら
人はまた歩き出せるんだね
ラジオのパーソナリティという設定だけど
「お前らの承認欲求をぶつけろ!」とか
「社会の隅っこで私を叫ぶ」っていうのがよかったね
久しぶりにラジオを聞いてみようかなと思った
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ラジオ好きにはたまらない内容でした!
あるトラウマからマスクが外せない
元アイドルの小松夏海。
人前に出るのはもうやめようと決めたが
声の仕事なら自分にもできるのでは?
と、ひょんなことからラジオの世界へ。
僕はラジオ職人ではなくもっぱら聴き専の
リスナーですが、ラジオは大好き。
でも、周りに同じ趣味の人はいない・・・
動画全盛のこの時代にラジオまだ聴いてるの?
というひとがこの小説にも出てきます。
そんな偏見にギャフン!と言わせるセリフが
あるのですが、もうスタンディングオベーション
したくなるくらい痛快でした 笑
ラジオ愛に溢れた人たちに囲まれ
苦悩を抱えながらも成長していく夏海。
やっぱりラジオって最高!
そんな気持ちになる作品でした。
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子どもが思うほど
大人は大人じゃない。
どうやって大人になるのか。
年を重ねる以外の方法はあるのか。
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ラジオいいねぇ~と思わせてくれる一冊。
笑ったり泣いたりしてリスナーと時を一緒に過ごし、そんな中から大切なものがリスナーの心に届くかもしれない。
ラジオなんて今の時代に合わないと思われがちだけど、本当は益々必要なのかもしれない。
隠れアイドルだった奈々子が、アシスタントから自分の番組を持つようになり、自分の過去も乗り越えていく。
夏海となった奈々子の心地よい声と掛け合いが聞えてきそう。
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地下アイドルだったが、とある事情で辞めた小松奈々子に、ラジオパーソナリティアシスタントを推薦したディレクターの黒木。黒木のお陰で夏海と改名し、ラジオパーソナリティアシスタントとしてリスタートした奈々子。ラジオって昔聞いてましたが、今はとんと遠のいた存在。それが何だかとっても聞いてみたい気にさせてくれる話でした。一方通行だからこその良さが感じられました。奈々子もマスクのしがらみから解放されて前を向けて良かった。黒木のキャラがお気に入りでした。
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久しぶりにラジオを聴きたくなった。
他の小説と比べ、登場人物の人柄が想像しやすかった。
(音声しかないラジオを題材にしているからか?)
後半の展開も含め、非常に面白かった。