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定年後に向けての準備を促す本。マンガとデータを使った文章での解説を5章に分けて記している。
ちなみにマンガパートは石森プロとシュガー佐藤が担当しているので、石森章太郎タッチ。定年を迎える世代になじみのある絵柄である。
健康、お金、生きがいが定年後に重要な3大要素として、データやアンケート結果を使いながら、わかりやすく解説されている。
現在50歳前後の人で、定年に関する本を読んだことがない人であれば、とっつきやすいのでお勧めと言える。
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★2.8(2.71)2019年8月発行。セカンドライフの3要素は①健康、②お金、③いきがい、は確かにその通りですね。それにしても、現在50代の人の健康寿命が72.1歳というのは思ったより低いですね。推定寿命が83.1歳なので11年間は健康に何らかの問題を抱えるということなのかなぁ。この本では、やたらMUFG資産形成研究所が行ったアンケートのデータが使われていると思いきや、そこが監修者だったんですね。ということで投資信託の宣伝にもなっていましたね。まぁ、定年後のことが少しは参考になったかなという感じでした。
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晴れていても、雨が降っていても暑くても寒くてもできることを今から見つけておく。
成年後見制度だと、家庭裁判所が選定するため、移行型の任意後見契約がいい。
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マンガといいながら殆ど文章じゃん、というのが多い中、これはそこそこマンガを楽しめる内容になっている。まあ、なかなか人生ムズいよね。死ぬまで悩みから解放されることは無いんでね、先行きを悩むより今何をすべきかに集中することだよね。
作品紹介・あらすじ-----------------
人生100年時代の幸せなセカンドライフをつくる!
雇用延長、起業、介護、地方移住、熟年離婚 etc.――定年前後に起きるライフイベントへの備えが、石森プロのマンガでわかる。
日本の100歳以上の高齢者は2018年時点で約7万人。1963年の153人から450倍以上に増えています。「人生100年時代」がすぐそこまで来ています。
とはいえ、長寿を喜んでばかりはいられません。定年後の長い人生を暮らしていくには、一定額のお金が必要です。そのためには、よほどの資産家でない限り、何かしらの準備をしておかなければなりません。
本書では、定年前後に発生することが多い再就職、親の介護、老後資金などの問題をマンガ仕立てでご紹介しながら、そうした諸問題に備えるにはどうしたらいいかを、専門用語を極力排した文章で解説しています。
そろそろ定年が視野に入ってきたという方、あるいはすでに定年を迎えた方が「お金のことをどうしよう」と考え始めたとき、まず手に取っていただきたいのが本書です。
――「おわりに」より
【マンガのあらすじ】
西尾勝は大手建設会社で働く57歳。勝の母を介護している妻・佳子は、仕事一筋で家庭を顧みない勝に愛想を尽かしている。そんななか、娘夫婦が妻・佳子を含めた4人で家族旅行をしようと提案し、家族旅行へ出発する。
ところが、旅行先のホテルで夫婦喧嘩が勃発。「私、おばあちゃんを看取ったら、あなたと離婚するつもりですから! 」。と同時に、大きな雷が落ちホテル全体が停電してしまう。
従業員の指示でロビーに集まったのは、西尾夫妻と娘夫妻のほか、中年男性2人組と中年女性1人。
そこに、双子の若い男女2人がロビーにやってくる。宿泊客たちに、自分たちが研究している、記憶が映像化される装置のモニターになってくれないかと提案。みんなは参加することにする。
映像化される宿泊客のさまざまなセカンドライフ。そして、勝と佳子には、衝撃の未来が示されるだった……。
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漫画でわかる、定年後の過ごし方。
印象に残ったフレーズ
・セカンドライフの3要素は①健康、②お金、③生きがい
・60歳以降も厚生年金に加入する3つのメリット
①65歳からの年金額が多くなる
②「経過的加算」がアップする
③妻の保険料負担が発生しない
・認知症をめぐるよくあるトラブルと対策
親名義の預金口座の管理。
名義人の認知機能が低下すると、金融機関では医療・介護関係の費用や納税試験以外の引出が困難になります。この場合は、後見人を立てて親の資産を管理してもらう必要があります。