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"比較的"読みやすい本格ミリタリー
2021/02/25 22:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Shin - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルでは"読みやすい"と書きましたが、本当に"比較的"です。
戦争ものを読んだことがない人は、辞書を片手に読むことをお勧めします。
ストーリーとしては、主人公と幼馴染の再会からスタートします。
実は、主人公は幼い頃に大きな過ちを犯してしまって、彼女と疎遠になってしまったのです。(不幸なことに彼女に対して…)
そんな二人が再会し、共に力をあわせて戦うというロマンチックな作品です。
しかし、これだけではロマンチックと言い難いですよね。
なので、この再会をロマンチックたらしめる、主人公の戦う理由についても必見です。
ちなみに、この物語の舞台は地球です。
なので、記憶と合致する事が多々あり、理解しやすい構成でした。
(流石に登場する国の名前は変わっていますが…)
キャラクターについては、過ちはあったものの幼馴染同士。
信頼や絆が読み取れる部分も多く、羨ましくも、少し懐かしい気持ちになりました。
また、戦友達が描かれるシーンは友情や意地が読み取れ、素敵でした。
個々の個性が強い事もあり、今では好きなキャラクター達です。
この本を読むか迷っている方もいると思います。
そんな方にお勧めしたい事があります。
同著者作品「とある飛空士シリーズ」の漫画を読んでみてください。
もし、読む手が止まらないのなら、決まりです。
この本も読みましょう。
長くなりましたが、ひとつだけ。
この作品はファンタジー要素が入っています。
例えば、特殊な能力(読んでみるのが早いですが、自分の視点を切り離して鳥のように索敵ができる)や、
この物語のメインとなる浮遊石(ある標高を水面のように漂う石)が出てきたりするので、そこは注意してください。
電子書籍
犬村演出
2020/01/01 23:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プーロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
空と恋。犬村小六さんらしさが詰まった新作。背景や設定がディテールで楽しめることを期待。
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序盤、今回はキャラが苦手かなぁって思ったけど、進んで行ったらそんなことはなくなった。要するに疑似日本史なのね。続きは楽しみです。
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一巻目からまるでクライマックスような戦闘だった。
ハラハラしながら一気に読みきった
また敵役が清々しいほどにキモイ!
カイルは、この戦闘でイザヤが死にかけたことを知ってるのだろうか?
戦艦に乗り込むことは知ってたような気がする(記憶違いかも知れない)
ラストでこの先のビジョンを語っていたけど
今回の戦争でイザヤが戦場に出ていることは知ったはずだし
このまま手を打たなければ普通にまた戦闘に駆り出されるわけで
手に入れたい姫君が戦死してしまうかもだぞ
まあ、恐らく手は打つんだろう
それにしても
クロトが気持ちよく改心してくれて良かった
最初このまま敵対するのかと思った
ところで素朴な疑問が
国名は実際のものと似て非なる雰囲気で作られてるんだけど
所々実際の都市名とかが使われてるのはなんでなんだろ…?
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神。あらゆる要素が最高の一言に尽きる。ストーリーは明確でわかりやすく、文章表現は優雅で情緒的。ヒロインの描写にも卓越した表現力がこれでもかと注ぎ込まれているからとっても魅力的だし、代名詞と言ってもいい心情描写はますます磨きがかかっているように思える。
空中で海戦をやらせる発想は奇抜だが、最後に書かれた文献の量からしても、破綻なく成立させてしまうのだろうなと思える。
強いて言うなら、意中の人が死ぬかもしれないのに戦争を仕掛ける展開はやや筋が通らないかもしれないとは思った。
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日本とアメリカの太平洋戦争をモデルとした壮大な背景で語られる作者得意の恋と空戦の物語。
今度は飛空機じゃなくて艦隊戦だけど^^
いや、上手いな。
相変わらず読み始めるとすぐに物語に引き込まれてしまった。
一人の少女をめぐっての二人の男が国を背負って戦争するという設定が如何にもラノベらしくて、うん、好きですよ、こういうの。
圧倒的国力を持つガメリアに対する日之雄。
初戦からほぼ全滅の中での起死回生だったけれど、やっぱりこういう戦いは血湧き肉躍るよなあ。
とはいえ、戦闘場面のシリアスさだけじゃなく意外にコミカルな場面も多くて、水兵たちのモブ感は非常に楽しい(笑)
主人公のクロトも偉そうな態度のわりにどこか子供の無邪気さがあって微笑ましい。
でもこの先の展開は現実の歴史的な推移を辿りそうな気もしてどんどんシリアスになって行きそうだ。
この巻では主人公の能力は、記憶力や暗算程度しか発揮されなかったけど彼の天才が本当に発揮されるのは次巻以降、作戦立案からかな。
期待している。
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軍事オタクが書いたライトノベル。
仮装日本が仮装大国アメリカに勝つという創造ものだと思うが、昨今の国際情勢からウクライナとロシアを想像してしまう。読み物として面白かったので次巻に紙カバーを巻き付け始める。
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【旧態依然とした世界に見切りをつけ、俺はこの翼で這い上がる】
飛空艇に機乗する少年少女の恋の物語。
自らが皇王に成り上がる為、皇家の血筋を持つイザヤに大胆に告白したクロト。
打算まみれの告白が上手くいく筈なく、最悪な印象だけを残して見事に玉砕。
勿論、その計画は誹謗中傷の嵐の憂き目を遭い、父と共に自由と平等の国·ガメリア合衆国に亡命を果たす。
時が経ち、日之雄を守る井吹の艦長となったイザヤの元に、野望と闘志を携えたクロトが来訪する。
砲弾と爆雷が飛び交う戦場にて、クロトは有言実行する為に難敵相手に一騎当千するのだ。
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それも売りなのだろうが、女性登場人物のアイドル的?な雰囲気や言動、それに対してのエロ視点等以外は楽しかった。