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序盤、今回はキャラが苦手かなぁって思ったけど、進んで行ったらそんなことはなくなった。要するに疑似日本史なのね。続きは楽しみです。
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一巻目からまるでクライマックスような戦闘だった。
ハラハラしながら一気に読みきった
また敵役が清々しいほどにキモイ!
カイルは、この戦闘でイザヤが死にかけたことを知ってるのだろうか?
戦艦に乗り込むことは知ってたような気がする(記憶違いかも知れない)
ラストでこの先のビジョンを語っていたけど
今回の戦争でイザヤが戦場に出ていることは知ったはずだし
このまま手を打たなければ普通にまた戦闘に駆り出されるわけで
手に入れたい姫君が戦死してしまうかもだぞ
まあ、恐らく手は打つんだろう
それにしても
クロトが気持ちよく改心してくれて良かった
最初このまま敵対するのかと思った
ところで素朴な疑問が
国名は実際のものと似て非なる雰囲気で作られてるんだけど
所々実際の都市名とかが使われてるのはなんでなんだろ…?
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神。あらゆる要素が最高の一言に尽きる。ストーリーは明確でわかりやすく、文章表現は優雅で情緒的。ヒロインの描写にも卓越した表現力がこれでもかと注ぎ込まれているからとっても魅力的だし、代名詞と言ってもいい心情描写はますます磨きがかかっているように思える。
空中で海戦をやらせる発想は奇抜だが、最後に書かれた文献の量からしても、破綻なく成立させてしまうのだろうなと思える。
強いて言うなら、意中の人が死ぬかもしれないのに戦争を仕掛ける展開はやや筋が通らないかもしれないとは思った。
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日本とアメリカの太平洋戦争をモデルとした壮大な背景で語られる作者得意の恋と空戦の物語。
今度は飛空機じゃなくて艦隊戦だけど^^
いや、上手いな。
相変わらず読み始めるとすぐに物語に引き込まれてしまった。
一人の少女をめぐっての二人の男が国を背負って戦争するという設定が如何にもラノベらしくて、うん、好きですよ、こういうの。
圧倒的国力を持つガメリアに対する日之雄。
初戦からほぼ全滅の中での起死回生だったけれど、やっぱりこういう戦いは血湧き肉躍るよなあ。
とはいえ、戦闘場面のシリアスさだけじゃなく意外にコミカルな場面も多くて、水兵たちのモブ感は非常に楽しい(笑)
主人公のクロトも偉そうな態度のわりにどこか子供の無邪気さがあって微笑ましい。
でもこの先の展開は現実の歴史的な推移を辿りそうな気もしてどんどんシリアスになって行きそうだ。
この巻では主人公の能力は、記憶力や暗算程度しか発揮されなかったけど彼の天才が本当に発揮されるのは次巻以降、作戦立案からかな。
期待している。
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軍事オタクが書いたライトノベル。
仮装日本が仮装大国アメリカに勝つという創造ものだと思うが、昨今の国際情勢からウクライナとロシアを想像してしまう。読み物として面白かったので次巻に紙カバーを巻き付け始める。
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【旧態依然とした世界に見切りをつけ、俺はこの翼で這い上がる】
飛空艇に機乗する少年少女の恋の物語。
自らが皇王に成り上がる為、皇家の血筋を持つイザヤに大胆に告白したクロト。
打算まみれの告白が上手くいく筈なく、最悪な印象だけを残して見事に玉砕。
勿論、その計画は誹謗中傷の嵐の憂き目を遭い、父と共に自由と平等の国·ガメリア合衆国に亡命を果たす。
時が経ち、日之雄を守る井吹の艦長となったイザヤの元に、野望と闘志を携えたクロトが来訪する。
砲弾と爆雷が飛び交う戦場にて、クロトは有言実行する為に難敵相手に一騎当千するのだ。
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それも売りなのだろうが、女性登場人物のアイドル的?な雰囲気や言動、それに対してのエロ視点等以外は楽しかった。
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オタクの理想と被害妄想を煮詰めた架空太平洋戦争。
宇宙戦艦ヤマト的な太平洋戦争のやり直しと、ナウシカ的な美少女崇拝を合体させた古典的なオタク作品に仕上がっている。
徹底的に男オタクのためだけに作られているが故に、オタクの自画像を映し出してしまっているのが面白いと思った。
特徴は何と言っても男キャラの矮小さだろう。
色恋が動機の主人公と敵のボス、ヒロインをアイドル視するモブの男達、姉を売った金で入隊したサブキャラ。
美少女への崇拝、独占、憐憫、全てが入っている。
更にヒロインが美少女である理由付けとして、顔の良い女たちを何代も選んで交配した、いわば人工的な美少女であるという点。
ナショナリズムと強い男を復活させたいという気持ちと、気高い美少女に支配されたいという気持ち。
なるほど、この二つの欲望が同時に発露するとこういう話になるのかと面白く読めた。