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未来のビジネス(の潮流)を考える上でのキーワードが散りばめられている
・ソーシャルバリディティ
・外部不経済を起こさない
・バイプロダクト(副産物)
・ディセントライズド:非中央集権的、分散的
・相利共生
・保有の時代から利用の時代へ
・課題解決の為に複数のテクノロジーを掛け合わせる
・リープフロッグ:一気に最先端の技術に到達すること
・インバウンドグローバライゼーション
:日本の町工場×日本企業
→東南アジアに進出→日本でIPO
・変化受容性
・イノベーション類型:問題の状態(課題が分かっている/分かっている)×解決策の在り方(作り方が分かっている/作り方が分からない)
・
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今後の日本がどのように変化していくべきなのか、記されている。今までの変遷とともに知ることができた。日本で起きているディープテックについても知ることができた。
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Deep Techとは何かも知らずに買ってしまった本。
デジタル系テクノロジーの進化版かと勝手に想像していましたが、全然違いました、笑。
しかし、結果オーラ的ではありますが、
このような(著者が有望だと言っている)分野があると知れて、
とても勉強になりました。
やや著者のポジショントーク的なところがあったり、
本の構成や内容が乱暴なような気がしますが(やっつけ感で一気に作ってしまった印象)、
著書の視点や考え方はとても面白くて、ためになります。
特に、あまり詳しく書かれていないのですが、
著者の主張する4D思考というのは、
この本だけではよく理解できませんでしたが、
とてもユニークな視点であるように感じました。
また、ネットの情報はもう価値がなく、
ランダムに現場を見て現実を知る重要性を語る点には、
非常に共感しました。
彼の頭の引き出しの中には、そんな現場で見聞きした色々なネタが転がっていて、
それらを組み合わせて新しいアイデアやビジネスを作るのがとてもうまいのでしょう。
著者特有の思考方法がとても印象的でした。
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ディープテックとは?
聞きなれない言葉に興味を持ち読んでみた。
古びてしまったと思っている技術、狭い視界でしか可能性を探せていない多くの日本人的ビジネスマインド。
サスティナブルな世の実現という観点を持ち、視座を高く、世界に視野を広げて、目の前で起こっている事象の課題を深く掘り下げて考えてみると、既存技術含めたいろんな掛け算により課題解決が具体化できる。
それを事業目線でとりくんでいくことが日本の未来につながるということ。
大きな社会的課題解決により、我々の世界がより良くなる。
楽しくなる考え方だと思います。
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日本の眠れる技術が発展途上国で生きるという。
技術があっても求められる市場がないということはよくあること。これにより消えてしまう技術もある。
技術も活用できなければ意味がないが、東南アジアなどでは有効に使える環境がある。見つけてもらう努力を日本の技術はしていかなければならない。
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centralizedからdecentralizedへ。インフラは都市部に集中、政府に集中するが、逆に地方に移せる技術がディープテックによって解決、生み出される可能性を感じさせる。
重要なのは、どういった課題を解決するかである。ディープテックは、実はCSRにも使える要素として会社には映るはず。
ディープイシューに立ち向かうことで、アクセラレーターによる環境整備で均質化したシリコンバレー、台頭するアジア。
フューチャリスト小原和啓氏の、これからのテックの潮流の読みをディープなつまり、新興国の奥深くで課題を解決するべく立ち上がるスタートアップたちを見るべしと。フューチャリストは未来を語る、でも我々が日々解決すべき課題も、変えることも、すべては今この瞬間に起きている。自由なフューチャリストに惑わされずに、いまを見て、これからを変えられる、それはつまり、本気でいまを変える力を養いたい。
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deepissueと呼ばれる、社会課題達を解決するには
実際に問題が起きている現場な赴き、
問題を解決したい現地企業と、既存または先進的な技術を持った日本企業が協力することが必要。
それが、アジアとアメリカの間に立ち、ヨーロッパとアメリカの間にたつ日本が生き残るためにできること。
個人的には、
・若者こそ、でぃーぷいしゅーにチャレンジする柔らかい頭を持ち、
・技術を持つ大企業がいかに長期的に全線で戦う若者をサポートできるか
・若者と企業をうまく繋ぐ仕組みがあるかが鍵に感じた。これから盛り上がる面白い分野
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これから発展していく、それに伴って課題が生まれてきそうな東南アジアを中心に
貧困や環境問題など、世界にとって深刻な問題を解決するための技術の使い方の具体例を紹介!
『ニュータイプの時代』で紹介されているように
問題設定がいかに大切かがわかる
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具体例が豊富で非常に読みやすいが、もし「古びた技術」を知っている人ではない自分が当事者としてかかわるとすれば、課題に対してどうやって「古びた技術」を知っている人を見つけるかが課題になるかなと思った。
いずれにせよ、ベンチャーを見る新たな切り口を知ることができたのはとても参考になった。
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ディープテックというのは「テクノロジーを使い根深い課題を解決していく考え方、もしくはその活動」を指す言葉らしい。必ずしも最新テクノロジーとかハイテクを意味するわけではない。グローバル化の進展は所謂途上国、アジアの国を含めて生活レベルの底上げには大きく貢献しているのだと思う。さらに、そうした国々は人口が増え、新たな社会課題と対峙するようになった。それを解決するのがディープテックであり、それは意外に日本に眠っている技術の応用だったりする。とにかくアジアの熱量が伝わってくる一冊でした。
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「#ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」」日経BP、丸幸弘、尾原和啓著
Day14
ハイテクとローテクを「知」によって新結合し、その集合体をテクノロジーと捉えるという概念(…)が、ディープテック(★必ずしも新しい技術で新しい市場を作る必要はない。古い市場に不便や不自由が存在し、それを新旧技術の組み合わせで解決できるならディープテックと呼んで良い)。
技術の掛け合わせは、段階的でも構わない。あらかじめ計画し、計画通りに進める必要もないし、そのやり方では真のイノベーションは生まれない…★なるほどだ!
後半の納得感が大きいだけに、前半のリズム不足がもったいない。手にとられた方は、むしろChapter 3あたりから読み始めるたほうが良いかも。帯も含めた表紙デザインもいけてないよな…もっと多くに人の手にとってもらえる装丁を!
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かつてほどの経済成長も見込めず課題先進国の日本ではあるが、本書ではその日本にこそ希望が持てると説く。活気のあるベンチャーの紹介にはワクワクさせられたし、そんな彼らが東南アジアを目指していることにも大変興味深く感じた。
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丸幸弘氏の人柄に惹かれ、著作を読んでみようと思い、手に取った一冊。
「何のためにテクノロジーを使うのか」という視点が重要である、という主張には全く同意するところ。
スタートアップやらテクノロジーやらデジタルトランスフォメーションやらと騒いでいる人もいるが、「何のためにするのか」という点が重要であろう。
本の大部分は、「ディープテック」の成功事業例が記載されている。
必ずしも最先端ではない既存の技術であっても、現地課題に適合する形で利用すれば、それはイノベーションであり、商機でもある。
このようにして社会的課題が解決されていく、win-win-winの好循環エコシステムを形成していくことが、極めて重要である。
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各種あるXXテックは特定の領域のビジネスをテクノロジーをつかって改革しようという意味合いがあると思っているが、ディープテックとはテクノロジーを使って根深い社会的課題を解決することに焦点をあてており、大変意義があるものと理解した。また、既に数多くの企業が取り組みを行い実績も出している事例も紹介されている。その中で、技術力(枯れた技術含む)や物理的位置による日本のポテンシャルの高さは今後の企業の行動を考えるうえでの重要な指針になるのではないか。
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いつも金融関係の本が多いので、たまには金融から離れてみようということで読んだ。面白い例はいくつか載っていたが残念ながらすごい興味は持てなかった。