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タイトルどおり、まさに祝祭と予感に満ちた素敵なアンコール。
特に好きなのは「祝祭と掃苔」、「鈴蘭と階段」。
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どの作品も光り輝いているが、鈴蘭と階段は特に秀逸に感じた。読んでいて、湧き出る涙を抑えることができなかった。
これかもいろんなエピソードを読んでみたい、そんな気にさせる本でした。
恩田さん、ありがとうございます。
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蜜蜂と遠雷のスピンオフ小説、短編6編。
蜜蜂と遠雷の内容の重量感は凄かったが、本当にこちらはサラっとライト。
これまで登場してきた人物たちの、それぞれの過去や出会い、エピソード。
本編は怒涛の濃さだったのに対して、爽やかな風が吹くような微笑ましい光のような作品ばかり。
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『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集。
ひとつの物語は20〜30ページ、上下も行間もゆったりと文字を配して、物語の世界から届いた手紙のような短編集。
6編どれも良かったが、亜夜の友人のヴィオラ奏者・奏の物語「鈴蘭と階段」が良かった。彼女の才能がこれから花開きますように。
「袈裟と鞦韆」は、静かで透明な悲しみが染みる。
「獅子と芍薬」は、若い二人が最高にキュート。
また本編を読み返したくなった。
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本編に登場したキャラクターたちのその後が描かれていて、あー、やっぱり、どのキャラクターもいいなぁ、と思った。
ただ、もっと、ボリュームがあると嬉しいかな。
まだまだ、続きがあれば楽しめる物語だと思います
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「蜜蜂と遠雷」の亜夜、マサル、塵たちの嬉しい続編・スピンアウト編。彼らの新しい面を発見したかのような喜びを感じる。浜崎奏のための運命的なヴィオラとのプラハでの出会いは中でも感動的なシーン。「春と修羅」の作曲家・菱沼忠明、コンクール審査員として登場する巨匠ピアニスト・ナサナエルと三枝子の若き日の出逢い、塵と師ホフマンとの出会いなど、「蜜蜂と遠雷」の世界を深めてくれたよう。ナサナエルがミエコのショパン・ロ短調ソナタの演奏を聴いた時の衝撃の文章がこれまた著者の面目躍如たるところ。このようなアラカルト編はまた出てほしい!
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また彼らに会えた事が嬉しい♪短編なので読みやすい。もっと分厚くて長い長編でやってもらいたかった。
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「蜜蜂と遠雷」を読んだのは1年くらい前のような気がしていたが2年近く経っていた。
「蜜蜂と遠雷」は本棚の最前列にあり、毎日背表紙を目にしているから脳が錯覚していたのかも知れない。
この素敵な物語は、自分の中で映像化と音響化され完結している。
だから出来上がった世界を壊さないためにも映画は見ない。
「祝祭と予感」は、そんな「蜜蜂と遠雷」の余韻を楽しめるに違いないと思っていた本です。
そのとおり「ふ~ん、そんなこともあったのか」という感じで心地よく読み進んでいた。
が、"鈴蘭と階段"だけは「えっ、奏にそんな感動的な出来事があったの!」と、余韻ではなく「蜜蜂と遠雷」を読んでいる時のように気持ちが高揚した。
全編深入りしすぎないようにさらっと纏めていて、物足りないくらいのボリューム感もちょうど良かったです。
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相変わらず、完璧な作り物ではある。
まぁ、商業作家が1作毎に血を流す必要もないのだけど。
でも、ヴィオラの話には、「真実の瞬間」を感じた。
軽い読み物が、ぐっと重みを持った一冊になった。
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まさかのスピンオフ発売!
心の底から蜜蜂と遠雷の続きを読みたかったので、その前とその後を読めたことがどんなに短い短編だとしてもすごく嬉しかった。
タイトルからしてこれは素敵な予感がする!
と思っていたけど、やっぱり読んだら最高だった。
蜜蜂を読んでいた時はシルバーヴァークのイメージがあんまり良くなかったけど、このスピンオフを読んだらとてもいい方に印象が変わった。
マサルとそんな縁で結ばれたとは…なかなか策士なマサルとその術中にまんまとはまるシルバーヴァーク。
良き師弟関係。
欲を言えばもっともっと沢山読みたい。
けど、どんなに短くてもスピンオフを発売してくれて本当にありがとう!
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『蜜蜂と遠雷』スピンオフ短編小説集。
元作品の登場人物が魅力的だったので、彼等の過去やコンクール後の物語を読む事ができて嬉しかったです。特に「伝説と予感」は読みたいと思っていた、ホフマンと風間塵の出会いが描かれていて読み応えがありました。
『蜜蜂と遠雷』はボリュームが大きくて、とても面白いのに、なかなか読み終わらなかったけれど、今作は少なくてあっという間に終わってしまう。各章がとても愛おしくて、ちょっとご褒美みたいな一冊でした。
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映画も封切られた恩田陸の傑作『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集。
4人の若きピアニストが繰り広げるピアノコンクールを舞台とした『蜜蜂と遠雷』に登場するピアニストの事後談や、若きピアニストが師事する恩師の過去のエピソード、ピアニストの友人のビオラ奏者などの様子がいきいきと描かれる。
特に、コンクールの委嘱課題曲の作曲家がどこから課題曲の構想を得たのかを、愛弟子の死を主軸に描く「袈裟と鞦韆」が印象的。
しかし、この流れだと、この作品はまだまだスピンオフを生み出せるだろうし、続編が出たっておかしくないようにも思えてきた。
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蜜蜂と遠雷のスピンオフ短編集だと聞いて読んでみた。まさにあの蜜蜂と遠雷の世界だった。一気に読了し満足感に浸っている。
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蜜蜂と遠雷を読んでから少し経ってから読んだけど、思い出しながら読むことができた。
竪琴と葦笛のマサルとナサニエルの関係性が素敵だなぁと思った。
個人的には明石さんの話があるとうれしかったな。
また蜜蜂と遠雷を読み返したくなった。
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「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ短編集。「蜜蜂と遠雷」の原作を読んで映画を見たから読んだ作品。「鈴蘭と階段」が一番いい話でした。しかし、浜崎奏は映画には出ていない(^^;。ホフマンと風間塵の出会いを描く「伝説と予感」もいい(短編で描くとありそうなシーンになってしまっているのが残念ですが)。薄くて文字が大きいので一気読みでした。