投稿元:
レビューを見る
【毎日をおいしくする一日一言は、人生のタカラモノ】人生で人間の上機嫌はいちばんすてきなもの――愛するものを一つでも多く、毎日を楽しくする名人・田辺聖子さんが遺した珠玉の言葉。
投稿元:
レビューを見る
こういう系の言葉集みたいなの、おせいさんのが一番しっくりくる。抜き書きじゃなくて作品そのものを読みたくなるので読みたい本が増えます。
恋愛観も女性観も…恋愛至上主義っぽく見えても、愛されやモテテクとは対極だし女の子も仕事はして欲しい、みたいなところが好き。
不倫はいただけないのでしないけど、内心憧れている女性が「雪の降るまで」の以和子なのがよくわかりました。不倫以外はこう生きたいですね。。。
投稿元:
レビューを見る
田辺聖子さんの小説を読んでいると、この言葉をメモっておきたいと思うことがよくある。そんな名言を集めた一冊。やはり、小説などを読んでいる中で出会った方が、言葉だけがピックアップされて独立した形で紹介されるより、心に刺さる気はする。でも、明るく、柔らかいけれど芯が強く、温かく、深く、示唆に富んだ素敵な言葉達は、読んでいるだけでも気持ちがアップし、励まされる。
自分も、口にする言葉はこんなふうな感じのものを選びたいものだと思う。話す言葉によって、自分も周囲も気の持ちようが全然変わるだろう。
それにしても、田辺聖子さんが亡くなって、私を鼓舞し、支えてくれるような作品を書いてくれる作家さんがいなくなってしまった。その存在の大きさ、失われたものの大きさを改めて深く感じた。
投稿元:
レビューを見る
まさに珠玉の言葉たち。
何度、お聖さんのアフォリズムに救われたか。
お聖さんの最期はまさに「アア、楽しかった!」生き残る人にシッケイ!と手をあげて、「楽しかったね」と握手して逝ったんだろうな。
天国でカモカのおっちゃんとおいしい料理をあてに飲みながらおしゃべりしているんだろうな。
投稿元:
レビューを見る
2020/1/3 読了
おせいさんの言葉。
わたしもそう思う、とゆう言葉がたくさんあり、
考えていなかった、とゆう言葉もたくさんあり、
心がけたい、とゆう言葉がたくさん詰まっている。
年初めに気持ちの良い一冊を読めてうれしい。
2020年もご機嫌な日々を。
投稿元:
レビューを見る
多くが恋・愛・夫婦・男とは・女とは といった言葉がまとめられており、この人(またはこの本をまとめられた人)の人生とはそこにあるのだろうといった印象。その点に共感できない人は読み進めるのは辛い本だと思いました。
でも所々にこの考え・表現は素敵だなと思わされる部分もあったので、恋愛至上主義に反射的に嫌悪感を抱かないで流せる人は読んでみても楽しめるのではと思いました。
投稿元:
レビューを見る
田辺さんの考え方、とっても素敵!!
毎日を大切に楽しんで生きよう!嫌なことがあっても気を取り直して、毎日進んでいこう!
と思える本。
いつも読みたい。
投稿元:
レビューを見る
そうとまでは考えられないなというところもあるけど、いい言葉もいっぱいだった。気になるフレーズはメモしたから、たまに振り返って糧にしたい。
投稿元:
レビューを見る
一年366日、一日一名言がまとめられている本。
手帳のように、傍らに置いて、思い立った時にその日の言葉を読んでみるという読み方もいいと思う。
その言葉にハッとさせられて、滞っていたものが流れるきっかけになるかもしれないし、さりげない言葉に励まされるかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
ゆっくりと咀嚼して味わいたい本
昔からよく語り継がれている気づきでも、不思議と新鮮さや暖かさが感じされて、心にするすると入ってくる
投稿元:
レビューを見る
30代の頃、不器用な自分と主人公を重ねて、田辺さんの恋愛小説を読みまくっていた。
まさに恋愛名言集。
懐かしい。
投稿元:
レビューを見る
女として生きる悦び。心を温かくしてくれる。愛すること。人が好きでいる自分が、そのままでいいと認めてもらえた気持ちです。
投稿元:
レビューを見る
素敵な言葉に癒されました。
後半の方が私には響いた言葉が多かったかなぁ。
私は人生を楽しむ為に生きるのだ、と言っている田辺さんの考え方が素敵。
女性の力量は、引き際に現れるんだって。
私いつも引き際ネチネチだし、自分の心がないのに、時間や思い出に縛られてその場をすっきり離れられない。
やっぱりもう少し、大人ぬならないとなと改めて思った。
年こそはうつりゆくなれ
人こそはかわりゆくなれ
かわらぬものは
おとめの日のゆめ
投稿元:
レビューを見る
こんなふうに人生と向き合えたら、幸せだろうなと思った。自分の中の女性性を大事にしたいと思った。日々、仕事や育児、家事に追われていると、何かと失われがち。時には、甘やかし甘やかされながら、潤いある人生を送りたい。
投稿元:
レビューを見る
初めて見る漢字や言葉が結構あった。似たような言葉や表現の日も結構あった。もう少し、色んな経験を得てから改めて読んでみたいとも思う。そうしたら、もう少し書いてある言葉を咀嚼できるかもしれない。
一部抜粋
2月2日
いい小説などは宝石やドレスなどとおんなじに、人の心を美しくさせ、たのしませるものだ。
3月21日
私は、この世の中でどれほど楽しみをみつけ得るかということが、女のかしこさの度合いだと、思う。自分にどれだけ美味しいご馳走を食べさせてやるか、ということ。
3月23日
化粧水もクリームも自愛の手つきで。事務的にしてはダメ。自分自身との対話だから。
3月24日
ものを一つ捨てるのは、人生を一つ、捨てることである。
4月20日
よい友人、友情に恵まれるには、自分にその値打ちがないと。そして友情を育てようとする、熱意がないと。せっかくよい友人を得かけても、親しさに馴れて傷つけ、去れせてしまうことも。
5月24日
人と人との車間距離をとれることを、オトナの教養だと思う。
6月23日
灯のついた町は、雨というセロファンに包まれて、キャンデーのかたまりみたいにキラキラしている。
7月6日
人生の意義は、自分が何回、笑顔になったか、ヒトの笑顔をどれ程見たかで、充実度がはかられる。
8月25日
手紙をもらうと、その人の心までもらった気がする。
9月21日
血肉になっていない知識は、知らないのと一緒。
10月31日
人柄にも賞味期限がある。人柄は修行すれば、旬でいられる。周囲への配慮、というのが人間の必要最低限の愛で、旬の条件。
11月11日
小さいひとこまに、毎日の楽しさというものが、きれいな色で塗られてゆくと、生涯の終わりに、びっくりするようなきれいな模様を描き上げているのを発見する。
12月6日
人生はトシ相応のタカラが、ゆく手ゆく手に埋められてある。