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場作りをする人は必読の本。
どうやって人が集う場を作るか、どのような手立てをうてばよりよい人が集う場になるのかをこの本の中では紹介している。
一貫して、人が集う場をデザインする上で重要なのは、
「この場をつくる目的は何なのか?」
つまり「何のために場をつくるのか。」
ということ。ファシリテーターがこのことを意識していないと良い場はつくれない。
以前、全国規模のフォーラムの運営に携わらせていただいたときも、
「このフォーラムは何のために行うのか?」
「ターゲットは誰なのか?」
「参加者をつなげるために何ができるか?」
というように、この本で書かれている、「最高の集いの場」をつくる上で大切なことをしっかりと考えていた。
だからこそ、多くの人の次につながる行動に結びついたんだろうと思い返していた。
さて、教師は、ある意味常に子どもたちと世界の様々な事象との出会いの場をデザインする職業である。
この本に書かれていることを学級経営や授業にも十分活かせるだろう。
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イベント成功のために。
目的があって、手段がある。
とりあえずイベント開催して失敗しないために。
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ホームパーティーからダボス会議まで。
単に会を盛り上げるだけではなく、本当にその会の目的を達成すべく為すべきことは何か。
・「なぜ人を集めたいのか」考え抜いた者勝ち
・大事な商談を成功させる「古城の法則」
・「どなたも歓迎します」は誰も歓迎していない
ファシリテーターとして役立つ秘訣も満載です。
もちろん「来るもの拒まず」をその会の目的とするなら、誰を招くかの基準もゆるくてかまわないし、むしろゆるい方が目的に合っている。しかし、そうでない場合には、門戸を開きすぎると会の目的を傷つけてしまうかもしれない。
バラク・オバマは叔母さんからこう言われたことがあるそうだ。「みんな家族だってことは、誰も家族じゃないってことよ」。集まりにも同じことが言える。つまり、「誰でも招待されているってことは、誰も招待されてないってこと」なのだ。 ー 55ページ
会合の種類を目的だと勘違いしている人は多い。たいていの人は会合を企画する際、ルールや前提を自分で考えずに、誰かのつくった形式や中身にただ従っている。たとえば取締役会、ワークショップ、誕生会、政治集会といった会合の種類によって、やることはだいたい決まっていると思い込んでいる。だから、テンプレートを選ぶだけで、目的をじっくり考えたりはしない。異種交流イベントのような軽い集まりのときもそうだし、裁判のような重大な場でも同じだ。 ー 18ページ
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「人が集まる」というのは数人でも数百人でも規模に関わらず同じです。
では人はどんな集まりに感動や意義、楽しさを覚えるのだろうか。
小さなイベントでも主催をしたことがある人ならビシバシと心に突き刺さる内容です。
自分がいかに間違った集い方をしてきたがが実感できる。
この本は集い方のマニュアルでもあるし、人とのつながりの本質を教えてくれる啓発書でもあります。
読んで損はない一冊です。おすすめ。
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会議、パーティ等仕事でもプライベートでも人と集まる時にその時間を有意義に使うためにはどうしたら良いのかを筆者の経験に基づいて書いた本。料理や飲み物などは些細なもので、なぜ集まるのか、集まった目的を明確にしないと意味のない集まりになってしまうということが一番心に残った。
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エピソードは面白いけど、そのせいで手法が漫然として見える。
海外の論文調かな。ゆっくり読むなら良いけど、論点拾いたいならレビューだけで良さそう。
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準備が9割、開会前の時間も貴重なイベントに意識を向かわせることに使える時間。
マナーとルール。小さな制約が大きな自由度をもたらす。
ほか、どれもこれもいちいち、わかることで、よい振り返りになった。
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めちゃくちゃおもしろかった。
集まりということでイベント企画する仕事や、パーティー大好きな人にももちろんおすすめだけど、日常をちょっと素敵に変えたい人、いつもとちがった体験をしたい人にもおすすめ。
著者はファシリテーターのスペシャリスト。企業の課題解決から、国と国との扮装解決の話し合い、ちょっとした家族間のパーティーまで、幅広いケースの経験と事例を知っている。
その著者がイベントを企画する上での心得をとく。それは、何を準備をするのか(モノ)ではなく、どうやって人をもてなすのか、という観点であり、そもそも、何のための集まりなのか?というところから、徹底的に考える。
その目的達成のためには、誰を招き、誰を排除したらよいのか。どんな場所がよいのか。ホストとして何を気を付けるべきなのか。オープニングとエンディングで必要な役割や、やってはいけないことは?
ポイントを押さえながら、まるで本自体がイベントそのもののように、順を追って話が進んでいく。
結婚式やお葬式もそうだけど、誰とでも、友達や家族とちょっとした食事会をすることはある。その前に少しだけ立ち止まってその集まりの意義を考えるだけで、すごく思い出に残るものにできるのだなあと思った。
オバマ大統領の話から、著者自身が開いたちょっとした食事のケースまで、とてもいろんな話が事例として載っていて、読み物としても面白い。
イベント関係者、社内で意義のある会議をしたい役員クラスの人、おもてなしやサプライズ好きな女性におすすめ。
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人が集まるイベントを企画している人にオススメです。
非日常のイベントを創造するためのエッセンスが記載されています。
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企業のイベントに関わる仕事をしていますが、とても良い本でした。
これまで、パーティーや座談会などを企画してきましたが、勉強のために本を読んでも、タスクが書いてある本ばかりでした。
これは、本文にもありましたが、ヒトよりもモノを優先するイベントタスクにならないように、どう感動的な場を作るかを、実例を交えて語っています。
海外の話でも、自分のイベントに置き換えて理解できます。
要点は以下のようなものです。
•目的を深掘り、独自的で具体的に
•目的に応じた人以外は断る
•場所が人の振る舞いを変える
•入り口と出口のデザインにこだわる
•乾杯で心を解放する方法など
同窓会や飲み会、結婚式二次会やホームパーティーでも活かせるものがあるかもしれません。
海外の方の本が苦手な人(具体が多くて理解しづらいと感じる人)は好まないと思います。