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役者揃い
2021/11/11 15:10
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
「無限の住人」の続編との位置づけだが、作者が違うせいで絵柄がやや違う。私はこちらの絵柄のほうがわかりやすくて良いような気がする。ストーリー展開はありふれた幕末ものであるが新撰組 坂本龍馬など役者揃いなので、わかっている話でもやはり面白い。
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万次が知る幕末
2021/07/18 15:56
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末というと……新撰組と坂本龍馬……というのが、歴史大好き人間の定番ですが、ここでこう持ってくるか?!といいたくなる展開です。史実では、坂本龍馬は確かに暗殺されてますけど、コレ……こういう解釈なんですねー。
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新撰組の初会敵で万次が新撰組のやり方を識っている読者的には???となる勘違いをするのだけど、万次のモノローグでやや違和感を残すもののひとまず納得。さらに裏の新撰組の命名に「へえ、零番隊じゃないんだ?」と、またしても引っかかるものを感じつつ迎えた本巻ラストシーン。ぞろぞろ手下を引き連れると思いきや一人現れた喜多見に「あああっ!!全て繋がった、そういうことか!うおおおん!!」
ところで、全くの勘で根拠もなにも無いんだけど、喜多見って凶の縁者なのでは…と予想している。
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まさかの幕末編開幕。
きったはったのチャンバラ活劇をするのであれば、不死の万次が暴れ回るのであれば、これ以上はない時代です。もちろん相手は新選組。
今回の万次の相方は坂本龍馬。彼の最後まで万次が隣に居続けるということか。人を斬るでなく、人を護ることを百人斬りの贖罪にするという願掛けで始まった二人ですが、結果は歴史が知る通りですからね。そこまでどう描いてゆくのか。
開幕早々から、万次の不死の力を求めて暗躍する新選組の裏の顔が登場。そこに首魁に山南敬助をもってくるのか、と。万次の情報をもたらしたのは、あの綾目歩蘭人の孫。
いやいや、ご先祖様は後世に何を残していったのやら。行きすぎた知識欲だけでは、後悔と懺悔の遍路は何の意味があったのやら。歩蘭人の真意を彼女が知る日が来ればいいのだけど。それは万次自身の口から聞くしかないのかな。
かつての逸刀流の忘れ形見の武器を使いこなす万次がかっこいいです。
使いこなす、は言い過ぎなのか?黒衣鯖人の武器を幕末になってやっと使いこなせるようになった、と言ってたものな。あのハンドスピナーみたいなやつです。両肩に奥さんと凛の母親の首剥製にしていた人。
無限の住人最終幕では、京都で新選組にちょっかいだされた、程度の思い出だった幕末。なにがどうなっていたのか、ですよ。