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投稿者:芭蕉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このミス大賞シリーズと銘打ってはいる物の、実際には推薦枠の隠し玉
珈琲の内容は途中で思い出したかのような量だったり
非常に長い言い回しが多く、味付けが濃すぎた料理と例えられます
また、トリックも多彩で大掛かりとも言えます
しかし、その反面登場人物が普通すぎて印象が薄いです
最終選考で落ちた理由が分かったような気もします
しかし、一つの物語としての内容は良い物かと思います
紙の本
オチが読める
2013/07/22 23:38
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投稿者:はとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
回りくどい表現が多く、読んでいて疲れます。
んぐぁ、が気持ち悪い。
オチも起承転結の起あたりでわかってしまい、ミステリー要素が今一つでした。
キャラは名前もコーヒーにちなんでいてコーヒー好きには魅力的なので星ふたつ。
第2巻もでているようですが、読むかは微妙です。
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ミステリーという程のミステリーは無い気が。日常のちょっとした謎というか疑問?程度のもの。ただ、キャラクターにハマってしまった。文章スタイルも好き。言葉のチョイスも。モテるくせに恋愛下手な二人をいい感じに現してると思う。
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最初は短編で1つ1つ謎を解きながら美星と大和の関係が進んでいくのかと思いきや中盤~後半にかけて二転三転する。大和の正体にも驚いたがそれがしっかり伏線回収にも役立ち全体でしっかりと長編小説になっている。
初読みの作家さんであったが中々の秀作であると感じた
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最初の感想
コーヒー飲みたくなった・・・
もちろんミステリーとしても面白かった
まぁ、舞台となった地域にあまり詳しくないので面白さが
半減する場面もあったはあったけど・・・
叙述トリックなどもあって最後まで楽しく読めました!
というか・・・主人公?の元カノがどこまで彼に対し
本気だったのか最後まで分からずじまい・・・
う~む・・・僕が女心が分かっていないためなのだろうか・・・
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解説でも書かれていますが、キャラクターの造形がすごくいい。連作短編の形を取りつつ、全体を通した謎もある多層構造も読み応えがありました。
バリスタという言葉もだいぶ日本で浸透してきた気がします。クレオ・コイルの「コクと深みの名推理」シリーズあたりを読んでるか、元々コーヒーに詳しい方はすんなり入っていけると思います。あと、京都の町に詳しいとよりおもしろいかも。
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このミスの隠し球作品。流れるような文章と、珈琲の蘊蓄の醸す日常ミステリ。文章が読みやすくて言葉運びが綺麗。グルメ・ミステリ、もしくはご当地ミステリにカテゴリされるのかもしれませんが、恋愛小説とも読めた。できれば、京都の地図や、アオヤマさんの自室の平面図があったら、判りやすくてもっとミステリっぽく読めたかも。番外編でいいので、続きがよみたい。
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普通の日常のミステリを描いた短編集かと思ってたけど、最後にどんでん返しがあって面白かったです!
なんとなくビブリアに似てる感じもありました。
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レビュー等を見てわかってはいたけれど、やっぱり二番煎じだと思った。そして深みもない。それと、タレーランのバリスタも主人公の元カノも、どっちも実際にはお知り合いになりたくないタイプに感じた。続編が出ても読まないと思う。ので、星1で(ホントは無印でもいいくらい)。色々と残念でした。
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コーヒーに関するうんちくも、ところどころに散りばめられたギャクも楽しんで読めました。ミステリ要素も最終章以前はもちろんこと、最終章は怒濤のラッシュでした(笑)。今回もよく騙されました。
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珈琲店タレーランのバリスタ、切間美星が謎を解く日常ミステリ。
「事件簿」は言い過ぎのような気もするね。
万能鑑定士シリーズ(松岡圭祐)や
ビブリア古書堂シリーズ(三上延)にはちょっと届かない感じだな~
前半はかなり印象薄。
あと、個人的な問題(相性)なのかもしれないけど、
場面描写がどうもしっくり来なくて「ん?」って思うことが多くて
何度か読み返してやっと「あぁ、ここで場面変わってたんだ」と
気づくような箇所が。
それと、謎の方も前半は特に、そんな論理よりも先に気づける所が
あるんじゃないのかな?とツッコミを入れたくなる箇所が。
うーん、悪くはないんだがオススメってわけでもないなぁ。
ラストはちょっと詰め込みすぎ。
作者が自分で自分の首を締めたような感じになっていませんか?
論理的には間違いはなくても、非常に強い違和感が残りました。
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前半と後半が驚くほど違う(笑)
前半は、のほほんと美味しい珈琲と謎解きって感じだったのに後半は別作品かと思うほどの詰め込み感。
伏線もたくさんあって、あーあれがそうかと思うんだけど、ちょっと強引かなという気もする。
そんなに無理に読者を驚かせようとしなくてもと思う。
あと、誰の台詞なのかわかりにくい。
でも面白かった
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H24.09.21
このミスの本。クレオコイル系のコーヒーミステリーかなって思って。
ラストの駆け抜け方きらいぢゃない。
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2012.8.17
女性バリスタの趣味は――謎解き! 理想の珈琲を追い求める青年が、京都の一角にある珈琲店「タレーラン」で、のっぴきならない状況に巻き込まれて……。魅惑的な女性バリスタが解き明かす日常の謎の数々です。第10回『このミステリーがすごい! 』大賞最終候補作に、徹底的に手を入れて生まれ変わった、編集部推薦の「隠し玉」。
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京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。
恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。
長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。
美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。