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もしもあの日に戻れたら。
誰しもそう考えたことはあるのではないだろうか。しかし主人公の少女の願いは切実すぎて苦しい。
グロテスク。恐怖。絶望。怒り。
短い文節で綴られる表現がリアルだ。DVの父親が恐ろしい。
少女の成長と強さがわずかな希望をくれる。
続きが気になって読むのをやめられなかった。
最後は結構衝撃だった。あぁそうくるのか、と。
決して明るいほのぼのした話ではない。
でも読後感は悪くない。
この本は数々の賞を受賞しているらしいが、それも納得。
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面白くて読みやすい。4歳違いの弟がいる女子。父親や狩猟が趣味でスパンが空くとイライラしてくる。何の疑問も持たずに妻に暴行する。近所の人に通報されるので買い物にも出れず宅配を使っている。ある日アイスクリーム売りが販売車の事故で亡くなり、陰惨な場面を姉弟は目撃してしまう。天真爛漫だった弟が塞ぎ込み、次第に残虐に近所の動物を手にかけ始める。。。弟を守るんだ!と女子は奮闘するが、心は塞がれたまま。。。弟は暴力を見せることにより、父親から自分への暴力を逃れようとしていたのだろうか。。。ベルギー発。
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正直胸糞悪いタイプの本。
親からの愛情を知らずに育った兄妹に
突如起こるアイスクリーム事件。
弟の豹変ぶりにハラハラ。
絶対ドフカが被害に遭う…って思ってたけど
弟じゃなくまさかの父だった。
あんな家族、本当にいるの?
こう言う本を進んで読んでしまうのは
自分とかけ離れた人生に興味が湧いているからなのか…