紙の本
買った理由が。
2002/06/20 22:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狩野涼子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を手に取るのには必ず理由がある。
「好きな作家さんの新作だから」とか「表紙がきれい」とか「題名がミステリアスで読みたいなと思った」等など。千差万別、人それぞれであるが。
実は私がこの本を手に取った理由は「帯に書かれた言葉が面白かったから」である。もちろん、帯に書かれた推薦文から作品を手に取ることは珍しいことではなく、私にとってもありふれた事柄だった。だが、この帯の文はなんとも言えない、ワクワクをくれるのだ。
「気づかい」をしない「(自称)正直者」のフェリックス君と、彼言う所「おせっかいのお人好し」コラリーの物語の最初を飾る、この作品。ものすごく笑わせていただきました。もちろん、笑いだけでないのが、橘香先生のいい所♪
投稿元:
レビューを見る
中学生の頃ハマって久しぶりに読み返したけどこのシリーズ本気でやばいです。私はフェリックスよりシュシナックがいい(;´Д`)
投稿元:
レビューを見る
有閑探偵コラリー&フェリックスのシリーズ一作目。元気が良くて人情家のコラリーと彼女をキープするためならどんな極悪な手段も平気のへっちゃらな、顔は良いけど口は悪い(正直者ともいう)フェリックスの物語。どっか十八世紀か十九世紀の面影をのこす異世界が舞台です。やはり二人の掛け合い漫才が面白いです。
投稿元:
レビューを見る
コラリーとフェリックスシリーズ1巻目。世話好き元気娘コラリーと、黙っていれば美形、けれど口を開くと本音がだだ洩れフェリックスが巻き込まれる事件のお話。会話のテンポと内容が大好きで、今でも買ってます。
投稿元:
レビューを見る
フェリックスの発言がいつもおもしろい。ついつい吹き出しちゃうようなコメディラブファンタジーの第一巻☆
投稿元:
レビューを見る
有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険を『薔薇の埋葬』『お城には罠がある』『カブラルの呪われた秘宝』『王国、売ります!』まで一気読み。
この前に読んだ仙女見習いの子の話とディディウスの話が、思ったよりロマンスしてなかったので、もっとロマンスとりあえずロマンスというコンセプトで選んだ本、第一弾。
気が強くてお人好しのコラリーと、無愛想で正直すぎるフェリックスのお話。
フェリックスはコラリーにべた惚れなんだけど、彼は社交辞令がまったく理解できないタチなので、コラリーを褒めるときも「怒鳴り声がホエザルみたいでかわいい」とか「学習能力のない霊長類」とか言ったりして、いつもコラリーを怒らせています。コラリーの方は、フェリックスが頼りになることはわかっているし、幼なじみなだけに昔から無意識に頼っているんだけれども、フェリックスがそんな調子なので、とても恋の相手としては意識できないという感じ。
ストーリーはワンパターンで、コラリーが持ち前の好奇心と人の良さで色んな事件に首を突っ込んで、フェリックスがそのフォローに奔走するという話。でもこのケンカップルが非常に可愛いので、かなり気に入りました。舞台も近世から近代のヨーロッパ風で、馬車とかお城とか社交界のパーティーとか、私のツボを刺激するのもよかった。巻が進むごとに、コラリーがちょっとずつフェリックスを意識していくのも、お約束ですけどでもいいのです。こういうのが読みたかったんだから。
この先二人は婚約して、二人のハネムーンが舞台のシリーズもあるそうなので、しばらくはこれでにやにやできそうです。
ただ、コラリーがちょっとお馬鹿すぎて、『王国、売ります!』でちょっと呆れた私が、ハネムーンまでたどり着けるかどうかは不確定。
投稿元:
レビューを見る
1つ前で紹介した本と同じ世界の話。(100年くらい後の話)
二人の子孫とかも出てきますが、それ以外はまったく違うお話。
おてんばな主人公がいろいろな事件に首をつっこみ、顔はいいけど思ったことはすぐに口に出す世渡りの下手?な幼馴染の男の子が事件に巻き込まれていくような話。
探偵とか冒険とかの話が好きなので試しに買ってみた作品。
イラストレイターさんの四位さんも当時スキだったのもあります。
このシリーズは18冊ほど出ていて別シリーズも出ています。
やはりこれも10年以上前なのでなかなか手に入らないかもしれませんね。
投稿元:
レビューを見る
大好きです!
このシリーズに巡り会ったのが遅かったからか、シリーズ最初の本たち(まだコラリーとフェリックスが結婚のけの字もない時代)は見つけるのに一苦労なんですが、その甲斐はあるんじゃないかと。
コラリーの派手にうるさく表裏のない感じも、少しだけどきどきさせつつ、コバルト道を踏み外さないストーリーラインもさることながら、このシリーズの一番の見せ場?は何といってもフェリックスでしょう。
彼の毒舌が絶妙すぎる。何度も吹き出しました。思い出してもくすくす出来ます。それでいてコラリー一筋なんだから可愛い。
投稿元:
レビューを見る
コラフェリ!コラフェリ!
図書館で借りて読んでましたー!
でも、地元になく、隣町から貸し出していただいたりでなんとか初期の作品は読むことが出来ましたー!
たしか、読むキッカケは挿絵の四位広猫だったから。
という単純なものですね。
フェリクスの性格も好きだったなー
投稿元:
レビューを見る
テンポが良くておもしろかった。コミカルなかんじでさくさく進むので、ライトなミステリーものかと思ったらしっかりダークな要素が出てきてお話をひきしてめくれるのもいい。
っていうかフェリックスのキャラが好き〜〜!!歯に衣着せないストレートな言葉はデリカシーも気づかいも一切ないが、ものの本質をすぐに見極めることができるその頭の良さ。取り繕うことないその横柄とも見れる態度。好きです。
あと作中にある「コレット」って演劇ではわたしもグレッグ男爵がいちばん好きだしコレットの判断も仕方のないものとしか思えんかった。
というかコレットもそうだけれどリアーヌが抱えていたであろう葛藤も個人的に興味持っている事柄だからもうちょっと深掘りしたのを見てみたかったり。お金があるのとないのとでは圧倒的な差があり、貧乏っていうのがどれだけひとを惨めにさせるか分かるひとには分かるはず。
だからコラリーが本当に苦手なタイプで無理だった〜笑
コラリーって無意識に、というかお節介でひとを傷つけるタイプじゃない?「地獄への道は善意で舗装されてる」って言葉を地でいくかんじ。
これ中高生のときに読んでいたらコラリーの性格もいまほどキツくかんじなかったのかな…とにかく甘ったれで思いこみが激しく他者に理想を押し付けるコラリーがガチで無理だったわ。