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面白かったんだけど、あっさりしすぎていまいち印象に残らない。
しゃばけシリーズが好きすぎるので、どうしてもくらべてしまう。
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事件の規模としては小さいかな。
短編集のようで読みやすかった。
私的には最後にどんでん返しが…!
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『しゃばけシリーズ』とは一味違うキャラクターの揃った新シリーズです。
主役の麻之助は、町名主の跡取り息子。16歳までは、近所の評判も上々で、高橋家の跡取りに恥じない大層良くできた、「ぼん」でしたが……。
ところが、16歳を境に、「それまでの生真面目で勤勉なところを、どこぞに落としてなくしてしまったらし」く、今ではすっかりお気楽もの。
両親の不安をよそに、遊び人の若だんなです。
そんな若だんなを支える幼なじみが、
女好きの清十郎(同じく町名主の跡取り)と、堅物の吉五郎(同心見習い)です。
この3人が、あれこれと事件解決に奔走します。
なぜ、16歳で性格が変わってしまったのか…。
所々にでてきますが、麻之助の心の澱が切ないです。
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親友の父の後妻となった、かの人。
お話を読むに従い、主人公のかの人への想いが見え隠れする。
また、主人公自身、気づいていく。
そういった心のひだの描き方は、すごいなぁとおもう。
繰り返し読みたい本。
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読みやすくて面白い、ライト時代小説。
悪友3人が、力を合わせて事件を解決!
って設定は、相変わらずのキャッチーぶり。
タイトルの雰囲気で『しゃばけ』シリーズなのかな、と思ってたら違った。
だけど、なんとなく『しゃばけ』と何が違うんだろう、って感じ。
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畠中恵さんの本は世の中のままならないことも、物語にすっと織り込みそれと気づかず読ませるのが素晴らしい。
今回も人の身勝手さから起こるいざこざを書いていながら、一度もつまずくことなく最後まで読むことができた。
玄関で揉め事の最低をつける町名主の跡取り息子麻之助。
この麻之助、十六の歳までは大層評判のよい若者であったのに、何があったのか十六になった歳に、お気楽な放蕩息子になってしまった。
そんな麻之助が幼馴染で親友の清十郎と吉五郎、支配町の人々を巻き込んだり巻き込まれたりしながら日々のいざこざを収める連作シリーズ。
てきとーに要約するとこんなかんじだろうか。
麻之助の心の揺れ動きに清十郎やお由有、吉五郎、町の人々とのやり取りがとても好き。
とくに時に殴り合いの喧嘩も辞さない親友三人組のやり取りは本当に読んでいて楽しかった。
このシリーズは長く続いて欲しい。
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しゃばけシリーズの大ファンなのですが、この本はあまり好みではありませんでした。文章は優しく、読みやすさは変わらないのですが、どうしても「若だんな」の純粋さの方が好感が持てて、この主人公はウジウジ後悔して周りを振り回しているようにしか思えませんでした。人間らしい、とも言えますが。
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「しゃばけ」も好きだけど・・こっちの方が人間感があって面白かった。第2弾は出てる様だけど、文庫になるのはまだ先かな。。
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とにかく、雰囲気やキャラやセリフ回しがツボ。
安心して読めるし、ちゃんと味があってすごく好き。
まだ気になることは山とある作品ですね。
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しゃばけ読んだ時と同じく、なんか登場人物たちにうまく馴染めない感じがする。
それぞれのイメージがあんまりわかない。容姿等の描写が少なめだからかな?それか、ピンとこない江戸の言葉で書かれてたのかもしれない。そこまで注意して読んでないから覚えてないけど。
主人公の恋愛面でも、相手方の人物像がよくわからないので「あ、そうなの」と思うくらい。描写の少なさは、著者的にはここはそっと進めたかったのかもしれない。あくまで話の主軸はここではないというか。
勝手な推測だけど。
シリーズとして続いているようなので、やはりしゃばけと同じく回を増す毎に馴染んで好きになるかもしれない。この本も基本は好きなので。毎回先が気になる展開の短編集。
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しゃばけシリーズと似たような設定ながら、なんと、違うシリーズ。
しかし、今回は妖怪は出てきません。
私はしゃばけシリーズの妖怪たちのドタバタが好きなので、この新シリーズが好きになれるかどうかわかりませんでしたが、最後まで読んでいったところ、どうやら好きになりそう。
というのも、主人公のほのかなロマンスが・・・意外に物語にハマっているのですよ。
若だんなが今までまったく色気なしだったので、作者の描くラブストーリーに期待していなかったのですが、これはなかなかツボです。
「あの時こうしていれば」とか「なんで付き合わなかったんだろう」みたいな後悔が誰にでもある(というか、私は今でも後悔している!!)と思うのですが、そのほろ苦い思い出がシンクロする1冊でございます。。。
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やっぱり若だんなの要素が随所に。
妖怪がいない分、人の心が浮き彫りになっている。
それも悪くはないんだけど、平凡な印象になってしまった感じもする。
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江戸は神田、町名主の跡取りに生まれた麻之助が、町の中の揉め事を解決していく短編集。
ちょっとした揉め事をいちいち奉行所でやってたらキリが無い・・つうことで、その町の町名主が玄関先で裁定する・・という制度があったらしい。
離婚裁判する前の、調停みたいなものなのか?(違うか)
いろんな複線があり、最後の話でちょっと切なくなる。
大人のファンタジー的感じが、「しゃばけ」と違う魅力になっている。
ストレートな表現はないのに、気持ちが伝わってくる。
軽く読める割にはもらったものが多かった。
続編の「こいしり」も早く読みたいな。(文庫待ち)
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しゃばけシリーズと似た雰囲気ながら、こちらは不思議要素が絡まないところがやや落ち着いた雰囲気です。「お裁き」が見せどころだと思うので、そこがもう少しピックアップされていたら良かったなーと思ったり思わなかったり。
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100501w
このところ江戸物が続いている。そういうお年頃なのかしら。
優しい微風みたいな読後感。