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出てくるスープはどれも美味しそうだった。全体としては良かったけど、ミステリーは容易に想像出来るし、露ちゃんもなんだか中途半端かなー。
でもきっとシリーズ化したら次も買っちゃう
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すごいトリックとかがあるわけではないけれど、さらっと児童虐待や、心の病についてのお話が出てきて、考えさせらながら読めた。スープは、心温めてくれる料理なのかもしれないなぁと考えたり。続きが出れば読みたい。
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じんわりと内側から温かくなる
スープと人のあたたかさ。
じゃっかん人々の抱える問題が
自分にリンクしていて痛かった。
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早朝にもこっそり営業している、スープ屋しずく。
そこの店主が客のちょっとした謎や事件を解決していく話。
短編連作で、1作目の主人公の後輩が2作目の主人公。2作目の主人公の身内が3作目の主人公・・・とつながりがある人たちが登場し、最後にまた1作目の主人公が登場する。
提供されるスープもおいしそうな描写だが、謎解きも面白い。
深刻な事件ではない日常の事件。
特にトリックがあるわけでもないのに、解決するとすっきりする。
店主の過去の話も出てきて、だんだんスープ屋しずくのこともわかっていいくのがいい。
日常ミステリは読み飽きていたのだけど、これは読みやすいし、面白くて結構好きでした。
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表紙を描いているげみさんが好きで、購入。
友井羊さん、初読み。
タイトルだけでもほっこり温かくなりますが
出てくるスープがどれも美味しそうでした。
あったかそうおいしそう、がメインに来てしまい
ミステリーとしては、意外と平坦だったかなという感想。その分、読みやすくあったけども。
続編もまた期待したいです。
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こんな早朝から営業してるスープ屋さんがあると、確かに不規則な生活してる人には良いかもね。
早朝営業は宣伝してないから、偶然立ち寄るか口コミで来るかだから混んで手は入れないって事もないだろうし。
店長の麻野さん、完璧超人かってぐらい出来すぎな人物で、店もこれでもかと至れり尽くせり、さらにお客さんの悩みも話を聞いて推理して解決まで導いちゃうとはw
偶然、『スープ屋しずく』の早朝営業を発見したOLの理恵が社内で起こったトラブルを解決してもらって、理恵からの広がりで早朝の客が徐々に増えてくんだけど、みんな何かしらトラブル抱えてて大変。
まぁそれも麻野の手にかかると解決してしまうのだけど。
朝のメニューは日替わりスープの1種類しかないんだけど、毎回うまい事その時問題抱えてる人の体調に合うスープが出てくるのはお約束。
麻野の娘の露ちゃんがこれまた出来た子で・・・
トラブルも回を追う毎に大事になって行き、最後の話はもうそれまでの雰囲気とはガラッと違う重苦しさがありました。
ちょいちょい麻野は過去に何かあったのをにおわせていたけど、まさかここまでとは。
子供は自分を害するような親からは逃げていいと俺も思う。 子供の為と言いながら、着せ替え人形のように髪を染めさせて高い服着せたり、年齢にそぐわない大人っぽい服着せて化粧させてるようなのって考え物だなぁ。
親である前に女だ男だを主張して育児をまともにしないで遊びまくる親もうんこだけど。
子供にタトゥーとかあほかと。
っと、本の内容から飛躍しすぎたのでこの辺でこの話は終わりw
面白い本でしたw
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体にも良く、美味しそうなスープ屋さんが日常の謎を解いてくれる
毎回出てくるスープが美味しそうで飲んでみたい
心温まる素敵な話だけれど、最終話は過去の悲しい出来事も明かされる
そっか…だから美味しいスープで人々を幸せするんだ
この作品とても好きです
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+++
東京のとある一角。どこの店も「close」の看板がかかる早朝に、スープ屋「しずく」は、こっそり営業している。フリーペーパー制作の仕事をする理恵はある朝、しずくでポトフを口にした途端に、しずくの虜になった。
職場で起きた盗難事件と対人関係で悩み、食欲も減退していた理恵。店主の麻野に悩みを抱えていることを見抜かれて話すと、麻野は推理を繰り広げ、鮮やかに解決する!
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「嘘つきなボン・ファム」 「ヴィーナスは知っている」 「ふくちゃんのダイエット奮闘記」 「日が暮れるまで待って」 「わたしを見過ごさないで」
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スープって、想像するだけで、身も心も温めて解いてくれるような気がする。しかもとびきりおいしい日替わりスープが、早朝ひっそりオープンしている静かなお店で食べられたら、幸福感に包まれること間違いない。しかも店主は穏やかで、自然に客の状態に寄り添ってくれるとしたら、これ以上のしあわせはないだろう。いままでほとんど知られていなかったのが不思議なくらいである。少しずつ増えてくる客たちの日常の困りごとを、話を聞くだけで解きほぐし、真実を明らかにしてしまう彼に、つい誰もが自分をさらけ出してしまうのもうなずける。だが、小学生のひとり娘と暮らす店主には、何か胸に仕舞った悲しみがあるようでずっと気になりながら読み進めることになるのだが、最後の物語でそれがわかると、胸の中に切ないあたたかさがじんわり広がるのである。丁寧に作ったスープを飲みたくなる一冊でもある。
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タイトルや、最初の数話を読んだ限りではすごく軽い感じをイメージしていたので、読み進めていくうちに、結構重めでびっくりした!
読むのが嫌だな、と思うほど重めだったけれど、こういうことも世の中あるのですよね。
母と子がテーマの作品でしたが、お料理好きな私の母のごはん、本当においしくて好きだな、と改めて思えました。
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表紙からなんだか癒されそうな感じと思い手に取った
疲れた人を癒すために早朝の朝スープを出すお店
店主の優しい感じとスープが美味しそうスープ作りたくなる
ミステリー感は少ないですが、物足りなさも感じず読み切れました
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私も料理をします。子供の頃から、仕事を持っていた母に仕込まれました。
最近になって、家族ともよく話します。
具沢山のおいしいスープとパンがあれば、何にもいらない。
最初からタイトルに惹かれて購入した本でしたが、スープについてはもう少し学習されたほうがよろしいかと。 世の中にはスープに適した食材はもっとたくさんありますし、煮込み方や時間、スパイスや素材で、まだまだ豊かな世界が広がりますよ。
でも物語は、楽しめました。日常ミステリーもくどくなく程よく。口当たり上々。
シェフの背負う過去にも、感情移入できました。正直、まだまだシリーズで読みたいかも。
もっと素敵な、目を閉じてのけぞってしまうようなおいしいスープ、書いてくださいね。
追記 宝島社の方へ。
Facebookでメッセージ送りましたが気付いてもらえていないようなので。
伊予の名前が複数箇所で誤植…「伊代」になってました。重版かかる作品だと思うので、二版はお気をつけて。
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スープは大好きなので、タイトル買いでした。
謎解きも好きですが、最近流行りのああいう感じ?
と斜めに構えて読み始めたくせに、夢中になりました。
ただ、謎解きの部分は特別印象に残っていません。
ひたすらスープが食べたくなって
本を片手に朝営業をしている某有名スープ店に
駆け込みました。
やさしい気持ちになれる読後感。たまりません。
続編が出ることがあれば読みたいと思います。
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こんなお店があれば、私も常連になりたいなぁと思いつつ読みました。
ミステリーと言われれば、ミステリー。
父親と物静かな娘さんが出てくる為、メディアワークス文庫の『日暮旅人シリーズ』にも通じる感じが。
綺麗な終わり方でしたが、続いても問題はなさそう。
続刊出たら購入したい1冊。
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「朝」という言葉に弱いので、タイトルを見て即買いしました。
最後の話で全てがつながった。続編を期待します。
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一応「謎解き」と謳っているし、ミステリ成分はある。
が、本書はそれより「OLの心ほっこり青春話」
という趣が強いような(^ ^;
文章も達者だし、ミスリードも叙述トリックもそつがない。
だが場面設定もキャラも起きる事件も「若い女子向け」で、
おっさんが読んでると気恥ずかしくなる部分もあり(^ ^;
その分星一つ減らさせていただきました(^ ^;
決して作品が悪い訳ではありません(^ ^
「おっさんとの相性」の問題です(^ ^;