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2019年、話題となったお笑い芸人の闇営業、反社会的勢力、税金を語る。
まあ確かに、昔はそうだったよな。お笑い芸人ってそんなもんだよなと思う。ただ、今のたけしって、もう一つ体制的で政治に関する毒が足りないんだよな。
それと、後半に掲載された昔のKKベストセラーズ的な部分に興ざめ。
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コロナウイルス騒動のせいで、コロナウイルス騒動の前に起こった出来事はいずれもずいぶん前に起こった出来事のように思えるが、芸能人の闇営業というのが問題になったのは2019年だった。
その闇営業問題から始まって、著者が問題だと思う出来事を取り上げて、例の毒舌で切って切って切りまくる。
考えは近いのだが、一読して終わり、という程度の内容…。
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2019年の例のエンタメニュースを主軸に、独自の視点でどんどん斬っていくのが面白い。テンポよく読める一冊。
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ビートたけしさんが芸能人について語った1冊。
彼がフライデーを襲撃した後の会見をネットで見たけど、今それをしたら二度と復帰はないと思う。
コンプライアンスみたいなものが、それほど無かった時代の考え方で、自由だけど、どこか責任も大きい。
そんな時代に見えた。
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まず第一印象はビートたけしって色々なことを知っていて、興味を持っていて、チャレンジしているんだなということ。
笑いのことはもちろん、ニュースのことやスポーツのことまで本を書けるなんてその知識量に驚いた。映画監督をしたり、小説も書いている。たくさんのことを経験して、やりたいと思う好奇心、その経験を話すことは人を惹きつけることにもなるのではないか。
そして、厳しい意見も堂々と書ける無鉄砲な感じが好き。この破天荒さというか普通じゃないところがとても面白い。
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2019年の時事ネタを中心に、たけしが考えていることをジャンル問わず語っている。
どんな内容もしっかり語れる知識量と経験値の高さは、『さすが』以外の言葉がない。
たけし独特の語り口調で書かれていて、読みやすかった。
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ビートたけしによる世評。
『週刊ポスト』のコラム「21世紀毒談」をまとめたもので2019年出版。
たけしの毒舌の中にも核心を突いた発言はいつも通りで楽しく読めた。
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やっぱりたけしさんの物言いはスカっとする。
毒舌大歓迎!えろい発言がもう少し少な目だと自分的にはもう少し読みやすいかな。まぁ、そこは諦めて、それを差し引いても、やっぱり読後感はスカっとする、の一言に尽きる。
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芸能界が昔は社会で生きていけないヤクザ者や半端者の集まりだったのが、今ではモラルを求められ立派な人の集まりのようになってしまったことを危惧している著者。
「闇営業」や反社とのつきあい、「テレビ」や客である「ニッポン人」全般が抱える「現代の影」を暴露しつつも、語り口が「お笑い男」風なので愉しく読み進められる。
最近のテレビを見ていると、昔のような面白さがなく、芸能人の自殺なども増えてきて「闇」が深いのだろうと思っていた。「社会に寛容さがなくなってギスギスしている」のはまったくもってその通りだと思う。
できれば政治や宗教との関係にも踏み込んでほしかったけれど、知らないことも多かったので読んでよかった。