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北野武の短編小説集だが、佳作は無い。ふーんで終わるような話ばかりで、毒にもならない。ゴルフの悪魔は多少ましだが、これは実録小説となっているから、その事実を基にした話が面白いのであって、小説が面白い訳ではない。
この本を読むと又吉さんは文章が上手いのだなと再認識させられる。そもそも比べるものではないと思うが、芸人という括りだからつい比較してしまう。紙を厚くして分厚い本にしているのもケチ臭い。
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小説というか、漫談を文章にしたすたいるで、敢えて「純、文学」と標記しているのは純文学に対しての著者自身の皮肉と、文学というのはそう片苦しくないものだという意思すら感じられる。
内容は、いかにもたけし調の文章の軽快洒脱さがあり、実録小説ゴルフの悪魔では、よくよく出てくる長嶋監督の伝説の逸話など、何故今これを記載したのかを考えるに、著者自身が結局のところ長嶋監督が好きで、一つのまとめ、禊?としての体裁を揃えたのかもしれない。
しかし初版が2019年10月30日発行にも関わらず、図書館で借りられたのは意外であった。
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漫談を本にした感じですね。
ラップ漫談、居酒屋漫談など軽快なリズムで進む展開、あっという間に読み終わります(笑)
ゴルフの悪魔は実話を基にしているので、あの頃はこんな世の中だったなぁっと、思い出し笑いwww
誘拐犯は王道の展開を繰り広げながら、結末の〆は実話かも(笑)
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ゴルフの悪魔:巨泉氏をこれでもかとこき下ろす。悪意は無く
面白がっているのだが、名誉棄損にならないか?
粗葱飲み屋:60過ぎの金の無いおっさんが定期的に開く焼鳥屋での飲み会。開けっぴろげで忖度無い会話が面白い。酒と料理がまずい、客もいないと無い無いずくしだが。。
お金が無くても楽しく生きていけると力を貰える。
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初読み。 どんな小説を書くのかと興味本位で手に取っったが正直読む価値無し。 作者の面白く無さが存分に発揮されていた。 お笑いの面もただ無茶をしているだけで笑いのセンスが全く無いと思っていたが、それがそのまま小説になってる感じ。 タイトルで騙された感満載で、少しむっとした。
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冗談じゃないよ!
ってな事で、北野武の『純、文学』
ホールド・ラップ
実録小説 ゴルフの悪魔
誘拐犯
粗忽飲み屋
居酒屋ツァラトゥストラ
武さんも書いてたけど、ホントつまんない(笑)
実録ゴルフの話はO橋K泉さんの話で面白かったけど、誘拐犯は展開、オチが読めるし、居酒屋の話は漫談と小説を融合させたんじゃろうけど、漫談は活字にしたらテンポも抑揚も分からんから只の雑談にしか感じない。
ちょっと残念でした。
2020年6冊目