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ロンドン大学の優秀な学生が、長年の鬱を経てある日悟りを開いた。そんな著者。
「われ思う、ゆえに我あり」はあやまり。思うのではなく、感じることが自我だ。
今、ここ、自分に集中することが、悟り。
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【この本を読む目的】
・時間の概念について疑問を持ったから。
【学び・気付き】
・時間は幻、時間に焦点を当てると過去と未来という時間軸が現れ、最も重要な「今」を見失う。
・「今に在る」
【ネクストアクション】
・思考を観察する。
・感情的な気持ちを手放す。
・今を意識する。
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世界的カウンセラーのエックハルト・トールの本。
最近の自分の考えのベースにある「今に生きる」をさらに深堀りした本。
※過去をよりどこりにして未来を目標設定の道具にしてしまうと執着心を抱くようになる。
※時間と思考は一心同体。過去も未来も幻に過ぎない。
※どんな事であろうと「状況」を「問題」に変えて自分に痛みを与えない。
※ストレスは「ここ」にいたいのに「そこ」にいたいと思う事や現在にいるのに未来にいたいと思う事である。
※さとりは体をとおしてひらくもの
→人間は体のレベルでは動物に近い。それを受け入れられないと「思考」に支配される
→体不在の信仰は危険
※許す事は「人生に抵抗しない事」「あるがままに受け入れ、受け止めて生きる事」
※人の話を聞く時は「身体全体」で聞く事。
※人間は完全にひとつになれない。恋愛は一時的に満たしているように思えるだけ
→酒、麻薬、恋愛、セックスは依存性が強い。
※ペインボディをアイデンティティにする事は過去をアイデンティティにする事を意味する。
※ポジティブシンキングの弊害→ポジティブかネガティブなのかわかるのか。全体像がわかっているのか。挫折・喪失・病気・苦痛が「偉大な教師」「深遠なレッスン」である事はあり得る。
※「手放す&受け入れる」のは内面のみで良い。受け入れるのは「今この瞬間」で良い。
今にレッテル貼りをしない。
※「意識的に生きる」事によって選択肢が増える。
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パワーオブナウとは思考を観察すること。
思考を観察するための方法として、音の後ろにある沈黙を聞く、インナーボディを意識する、目の前のことに全力投球をする等がある。
どれも強力なツールで使い慣れるとすぐに今にある状態にしてくれる。
個人的には、ノートに筆記で自分の頭の中を書きまくったり、アファメーションをめちゃくちゃ殴り書きしてるとフローかつ思考を観察した状態になれて楽しい。
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エゴが口論、トラブル、ドラマを作る。
悪いことは自分でこしらえている。
今、ここに在ること。
そうであることをそのまま受け入れる。
ここ何年かずっと考えてきたり、読んできた仏教の考え方と同じことを言っている。
これまで実践して実際に感じたことと近い感覚のことが書いてあり、人が幸せに生きるにはやはり判断しない、反応しない、ここにいることに気づくというのが一番なのかなと思った。
自分の中に幸せはあるということ。
すぐに気持ちが薄れちゃうから毎日でも読みたい。
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問いに対して答えるといった形式で語られるので、理解しやすい。 噛み砕いた言葉で丁寧に繰り返し教えてくれます。
『自分が「心理的時間」にとらわれているかどうかを知る、簡単なテストがあります。
「わたしがしていることに、喜び、安らぎ、楽しさはあるだろうか?」
もし答えが「ノー」なら、人生を重荷か苦闘とまなしているために、「いま」を時間でおおいかくしてしまっているサインです。』
『あなたは、ストレスを感じていますか?未来へ向かうのに忙しすぎて、「いま」の価値は、ゴールに到着するまでの手段になっていませんか?』
若かりし頃の自分だなぁと想いながら読みました。 大切なのは、過去でも未来でもなく、「いま」なんです。
パートナーとの関係についての考察もあり、興味深く、学びになりました。
『人間関係は、わたしたちを幸福にするのではなく、わたしたちを「目覚めさせる」ためにあるのだと知っていれば、さとりをひらくチャンスにできます。』
『幸福は「ポジティブ」と称される状況に依存しています。心の平安は、なにものにも左右されません。』
この言葉に、深く感動し納得しました。
もう一つ、大変納得したのが、
『たいていの人は、自分独自のドラマを愛しているものです。・・・このような場合は、エゴがその人の人生の舵取りをしています。』
『すべてを「あるがまま」に受け入れれば、人生の「ドラマ」は終わる』
『出来事やものは、人生ではありません。あくまでも「人生の状況」にすぎないのです。』
大きく納得し、心が落ち着いて行きます。
人生の状況(出来事やもの)をコントロールしようとせずに、穏やかに眺めていられそうな気がします。
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今年は心に深く期すところがあった。還暦を迎えたことはあまり関係がない。クリシュナムルティと出会ってから10年以上が経過していた事実にふと気づいたのだ。
https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/11/20/205443
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好き嫌い分かれると思うけれど、私はすごく良い内容だと思った。すんなり馴染む人にとっては、本当に人生変わってもおかしくない内容だと思う。
マインドフルネスと呼ばれているものを、もっと核に掘り下げた内容。
ニセモノのアイデンティティ、ていう言葉がすごく刺さりました。
翻訳されている方が、宗教的な表現や、筆者が自己陶酔しすぎている文言はあえて省略されたとあるだけに、抵抗なく、生き方の処方箋として違和感なく、全ページにマーカー引きたいくらいに腑に落ちた。
私自身、共感性のようなものが高く、他人に疲れるときがある。他人の話を聞く際になるべく身体から自分の根っこを離さないように聞いたり、自分で感覚的に調整していたことが、この本に言語化されて記載されており、長年の疑問がすんなり腑に落ちました。
必要な人には必ず刺さるであろう本。