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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
殺人課へ異動になった女性刑事ホープは、ギデオン・レイントリーの相棒に抜擢された。ギデオンは異様な検挙率の高さとその独特な捜査方法で知られる男。高級スーツを着こなす洗練された姿に刑事らしさはなく、現場で遺体のそばにうずくまってつぶやく様は、まるで死者に語りかけているかのようだ。いったいなぜ彼はすべての事件を解決できるのか―そう疑問をぶつけたホープにギデオンが返したのは、信じがたい言葉で…。
レイントリーシリーズだと思うのだけれども、まだこれしか図書館にないのは残念。
ホープのファーストネームが物語の1つの鍵になっていたりするのは上手いなぁと思う。
電気を帯びるという設定で、車から、電化製品からバリバリ壊してしまうギデオンが変にリアル。だよね、放電してたらそうなるでしょう、ってこといっぱいあってそのたびに微笑ましい。
死者の声が聞こえるなら殺人下の刑事がベストと考えるのも分かるけれど、消耗するだけだろうに。
シリーズがあったら続けて読んでみたいと思う作品でした。
Raintree:Hunter by Linda Winsted Jones