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めちゃくちゃ個性的な4人のお話。
なかなかにえげつない。
初っ端から三井さんの悲壮なエピソードにビビってしまった…
馬鹿騒ぎして楽しい本なのかと思いきや、思ってたよりもダークな面が多かった。
それぞれの視点で一章ずつの物語。
一人称なので彼らの内面が段々と分かってくる。
個人的に徳広さんがいいキャラしてて好き。
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はじめの部分はどん引きだったけど,面白かった.能力を持っている白雄が善人でないのがいい.
おばあさんは,どうして白雄についているのだろう.監視しているのか,守っているのか,ただ思念が強くて残っているだけなのか.
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白雄こわっ!(笑)
和樹はよく一緒にいれるなぁ。性格が悪いというか人の心がなく善悪がないのが怖い。
それぞれの視点で描かれる各章は、どれも面白く徳広の回が怖くて(やっぱり白雄が)、それでも徳広や三井のキャラクターがよく、人の恐ろしさの中に和み要素が加わりつい笑ってしまう箇所多数。
四人の個性がそれぞれ異なるので読んでいて楽しい。
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022/04/06 読了。
図書館から。
著者作品初。
読みやすく、サクサク進むけど、
白雄君…えげつないな…。
和樹居なかったらどうすんだろうと。
仕事一緒にしてるからもあるけど、共依存ぽいなーと思いつつも、徳広さんとか三井君とか4人でわいわいしてるから…なんだかんだ和むかな。
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久々の木原音頼、今作も人の暗い所や、普通の小説家なら避けそうな描写(三井の引きこもりの原因の事件)などが木原節で描かれていた。
三井の引きこもりの様子等は著者本人も同じ体験が?というようなリアルな描写で、想像すると気分が悪く なるような細い心象や場面の説明があったり、引きこもりってツライな、と。
そこからの外界へのつながりを取り戻そうとする挑戦とか、真に迫っていた。
徳広のドルオタも自分自身の経験のないことなので、新しい視点が開けた。
和樹の純粋さにはほっとさせられ るが、白身との対比がすごい。白雄の人の心のわからなさは 少しゾっとする。物語は白雄の人?)の能力を使って捜し物を したり事件を解決したり、やや強引な話の展開だけれど、 勧善懲悪で悪物がしっかり不幸になるのでスッキリする。
ヒリヒリするような物語でなく、娯楽小説で良かった。 強い心に残る描写やシーンはあまりないけれど、楽しかった。
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捜し物屋を営む不思議な兄弟と弁護士、彼らに救われた元引きこもりの男。男子4人が直面するドタバタ事件簿。
一人一話の短編集で挨拶がわりにそれぞれ4人の各視点で書かれてます。最近はサクサク読めるやつを選んで手元に置いてるので続編も購入予定。
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購入。
サラリと読了。
内容は割とグロいかも。
最近、こういった系は読んでいなかったから新鮮。
続きも読みたいな。
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さくさくと読みやすく、たまにイラストも入っててラノベみたいな感じ、?
といっても内容はえげつない
メインキャラ4人みな個性強くて、それぞれの視点で話が描かれているのが面白い
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複雑な間山兄弟,弟白雄の特殊能力と兄和樹への執着依存がかわいそうだ.まあそれでもビル4階で捜し物屋をし2階の借家人の弁護士とも仲良く一緒に事件に当たったりする日常は読んでいて楽しそう.
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面白い〜
登場人物に愛着持てる。かわいい。
みんな大変なんだけど、重くならないのがいい。
中学生の息子もおもしろかったらしいので、続編も買う。
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続編も出ており評価良さげだったので読み進めましたが、期待しすぎたのか…登場人物個々の深掘りはあるものの、ストーリー自体に大きな展開はなくちょっと肩透かしくらいました。キャラクターにハマりきれなかった…
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びえる作家の先生の一般物。
木原先生、上手い!
息を吐かせぬ勢いで1冊読み終わりました。
始めに出てきた三井が主人公なのかな?と思いきや、章ごとに主役目線が代わり、それぞれの抱えているバックボーンなどが出てきてそれに合わせて事件が起こり解決していってる。
こういう、ちょっと普通じゃないエピソードを考えつく木原先生、すごい。
続きも楽しみです。
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初期の西尾維新の男性主人公を、更に芳ばしく燻ったのが白雄…というのが個人的な見解。
人に向けた悪意は必ず自分に跳ね返ってくるものなのにね…。
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ナツイチの占いで勧められて読んでみた。
1巻目は登場人物のそれぞれ、出来事を交えながらの紹介。
白雄はすごく謎。
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天涯孤独で無職の三井は、放火に遭い家が全焼。途方に暮れていたところ、"捜し物屋"を営む間山和樹に助けられる。和樹は喋れないイケメンの弟・白雄と一緒に、客の失くし物を「占い」で捜す仕事をしているらしい。彼らの知り合いの弁護士・徳広の力も借りて生活を立て直す三井だったが、偶然、放火犯らしき男を見かけ……。ちょっと不思議で怖くて愉快。四人(と一匹)のドタバタ事件簿!
少々現実離れしているが4人の友情が深まる様を微笑ましく感じた。