紙の本
学びにはカタチが大事
2019/11/03 02:35
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:1ベクトル - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐藤優さんが本気で学ぼうとする十二歳のために本を書いたらこうなった、という期待を全く裏切られることのない本です。
「学びのカタチ」。何よりもこのタイトルに込められたメッセージの凝集度が凄い。学びのカタチとは、一言で言えば「ものごとを学ぶ姿勢」のこと。つまり外から見てわかる取り組み方のこと。それは伝達可能で認識可能で、なるほど、学ぶってこうすることなんだ、と、実際に何をすれば良いかがわかる、明示的な勉強のスタイルのこと。
具体的にはどういうことなんだろう。そう思って次を読むと、さっそくその答えが5つ書いてあります。
学びのカタチ
「ワザありの時間管理術」
「90分間、机に向かって集中するコツ」
「苦手なところ・弱いところを自覚する方法」
「スイスイ暗記するための奥の手」
「インプットとアウトプットの方法」
続きを最後まで読みたくなって、私は立ち読みをやめてこの本を買って帰りました。勉強するぞ、と思えて、西原理恵子さんのイラストマンガと相俟って、良い本です。
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大人でも十分役にたてる方法、おすすめサイトや本が載っていて、参考になった。
子どもが大きくなったら中学生でなくとも小学生でもおすすめしたい。
当たり前のことだが、スマホが時間どろぼうになっていないかというところはドキッとして反省。
分かっているのにできないので、早く習慣化しなくては。
中学生の1/3が教科書が読めないというのが驚き。
メモ。
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全然12歳向けではない学び啓蒙書。大人というか家族で読んだ方がよい本。こういう本を私も中学生時代に読んでおきたかった。
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15歳のムスコに読んでほしいー。
今の時代の勉強とか、対スマホとか、読解力や、時間の管理力など。
私も少し始めてみよう。
おすすめされてた他の本も読もうと思います。
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佐藤優氏が中学生に向けて初めて書いた本
です。
高校生までは何度か講義や講演を行ってい
ますが、中学生となるとさすがに易しい語
り口で、いかに学ぶことが大切であるかと
いうことを伝えています。
特に教科そのものの前に、勉強に取り組む
姿勢に多くの時間を割いているのが印象的
です。
スマホなどで今どきの中学生は集中力が弱
っているのだからだと思います。
大人が読んでも背筋を伸ばして、「俺も勉
強しなくちゃ」と思わせる一冊です。
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読書記録です。
本を読まない高校生のため、さりげなく本を机に置いて「思わず手に取る」作戦、連敗記録更新中。潔く諦めて付箋紙を貼り「ココだけは読め!」と詰め寄っている。連敗作戦を小馬鹿にするムスコもこれまで拒否したらさすがにマズイとは思ったのか、一応読んでた。なんで中学生対象やねんとぼやきながら。まあ、成果は出てないけど。
この本のココだけ付箋は「機会費用」、「音読とディクテーション」、「紙の辞書を手元に置け」。リモートでタブレット学習がメインになった休校期間、なんでわざわざ紙の辞書やねん邪魔やと文句を言われつつ、意図的にぶ厚い辞書を机に置く作戦も加えて実行中。一回でも開いた形跡があれば良しとしよう…
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けっこう面白かったと思う。ただまだ12歳にならない息子たちをみて思うのは、こういうのが面白い、役に立つと思えるのは大人だからであって、子どもには通じない部分もありそうだ、というかなぁ。むしろ今、自分が子どもだったらもっと勉強するのに、と過去を悔いている大人の読みものなのかもしれない。