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ドラマの脚本を読んでいる感じ…と思ったら実際に著者は脚本家の方なんですね。確かに映像にしたら面白いスリラー映画になるのかも。
著者が伝えたかったことは透けて見えたけど、直接的に表現されすぎていて、小説としては、はてな…という感じでした。
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何でもない日常とすぐ隣り合わせにいる闇、悪夢ののコントラストは見事。人間の死の状況を明確に書くことで、よりその現実が突きつけられる。日常って何?って少し考えてしまった。
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映画を観てから読んだ。
ボヤっとしてた部分や、??だったところが
ストンと腑に落ちて(あたりまえか)スッキリ。
そして今の時代にあまりにもピッタリすぎて。。。
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映画化され、昨年12月4日から公開された作品の原作。
なるほど。本当は、映画を見に行こうと思っていたのですが、このコロナ禍。映画館に行くのは断念して、本で読むことに。
映画と原作では、中身が全く異なることが少なくありません。映画を見ていないので、映像化されたものがどういうものであったかはわかりません。なので、原作を読んてみての話ですが、なかなか切ない話。クライムサスペンスではありますが、これは時に政府に対する、一種の皮肉でもあるんじゃないかと思いました。
日本で、この作品のように、クリスマスシーズンの恵比寿や渋谷で爆発物が爆破したら、かなりの被害が出ますね。いやぁ、怖い。
タイトルが『サイレント・トーキョー』となっていますが、もともとは『And so this is Xmas』というものでした。クリスマスが舞台なので、もともとのタイトルの方がよかったような気もします。
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現代社会に一石を投じるサスペンス。
明日起こるかもしれないようなリアリティーで、自分自身の普段の意識について考えさせられる。
ラストには衝撃もあり、一筋の希望もあり、読後感も悪くなかった。
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爆弾テロを題材にしたサスペンスです。一発目は犯人からの脅し。2発目ホンモノだぞ、と犯人から予告があり、総理大臣と話をさせろ、みたいな要求がある。総理は「日本国はテロに屈しない。テロリストとは交渉しない」と断じ、実際に渋谷でテロが起こり多くの死傷者を出す。このあたりの描写は、テロの予告があっているのにのこのこと出かけていく若者や、何も知らずにたまたま通りかかる会社員、嫌だなーと思っているのに友達に連れて行かれる女の子など、普通の人たちがテロに巻き込まれるバックグラウンドが書いてあってドキドキする。面白くはない。人間はなんて愚かなんだ・・・と思う。
しかしちょっと、主人公(と言っていいのか?)の須永の家庭環境の設定がしっくりこなかったな。母親との関係が。お父さんの人物像はなかなか面白かったけど。
国としてテロに対処する、とか、平和を守るということの意義を問題提起した小説・・・なのかもしれないけど、そこまで考えさせられるというよりはただのエンタテイメント・サスペンスでした。
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最初は東京に爆弾を仕掛けた犯人は誰か…怪しい人が次々出てくるという定番のストーリーだと思って読んでいました。テンポも良く飽きることなく読んでいました。ただ…この本はそれだけじゃなくて…。とてもおもしろかったです。
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スラスラっと読めました。展開もハラハラするもので良かったです。
意外にあっさりしてたかなぁ〜
犯人の動機もちょっと、う〜んて感じで、それでテロ起こす!?みたいな所はありますが、娯楽作品として楽しめました。
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スラスラと読めました。初めての作家さんでした。
物語としては大掛かりな爆弾テロという割には
あっさり終わった感じがしました。特に犯人の
動機は納得出来ませんでしたね。こんな事で
普通の主婦が他人を巻き添えにするのかって
感じです。話の途中で色んな人が出てきて
グランドホテル形式の話しと思いましたが余りにも
短すぎてそこまで劇的な感まで至りませんでした。
犯人(?)に行き着くまでの捜査などを細かくして
もうちょっと長くても良かったかも?
何かちょっと惜しい感じがしました。
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映画化したときに図書館で予約してた本。
大どんでん返しで面白かった…!
途中まで仁さんが犯人だと思っていました。
終盤の文章から見るに、プロローグは「架空の男性を犯人にした嘘のメモ」なのですね。
文章中の記録に網掛けがされていたのは、ミスリードのためでしょうか。見事に釣られました。
第六章に入ってから今までの伏線が次々回収されていく様が、読んでいて爽快でした。
解説も面白かったです。
コナンかな。
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特に爆発するシーンは文章から鮮明にイメージすることができ、のめり込むことができます。すごくワクワクしながら読み進めることが出来ました!
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人の気持ちを考えながら行動しなさいと、誰もが親や周りの人達から言われて育ってきたと思う。
人の気持ちなんか考えてられない様な状況が迫りくるのがこの小説。でも、深いところで人の気持ちを上手く汲んで行かないと悲惨な結果を招くことになる。。
全てにおいて一番真実に近づいたのは、公太なのかもしれない。
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ある日テレビ局に「恵比寿にあるカフェに爆弾を仕掛けた」と爆破予告がくる。
その取材に下っ端の2人が恵比寿に出向くと、1人のおばさんがいて、下っ端のうち1人が椅子に座らさせられる。
なんとその椅子には、重量に反応して爆発する爆弾が仕掛けられてるとか。
爆弾はそれだけで終わらず、犯人から「次は渋谷のハチ公前」と予告される。
たくさんの警察や爆弾処理班を配置させるが、爆発ギリギリまで爆発の居場所に気付けず、またたくさんの野次馬がいたせいで、たくさんの死傷者を出してしまう。
そんな渋谷のハチ公前で、怪しい動きをしている男がいた。
その男が犯人じゃないかと疑った1人の女により通報され、追い詰められるが、その男は犯人ではなく、他に思い当たる人間がいるという。
その人間とは、20年前に自分と母親を捨てて行方不明になった実の父親だという。
その父親を追い詰めたが、何故かその場に居合わせた恵比寿でのおばさんと話をしたがっていて、場所を変え話をすることを条件に爆弾のパスワードを教える取引をした。
場所を変えるための車の中でパスワードを教えられるが、その直後にその父親の車が川に落下し、直後に爆発が起きた。
その父親の遺体は翌日の捜査で見つかったが、おばさんの遺体は見つからなかった。
一件落着に見えたが、テレビ局の下っ端のところに、おばさんから手紙が届く。
なんとあの事件の犯人はおばさんだった。
そのおばさんは、夫から爆弾の知識を詰め込まれ、自殺した夫や戦死した仲間のために復讐をするためこのようなことをしたと。
様々な人が登場し、色んな場面が交差し、ドキドキ感もあって、読んでて楽しかったです。
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渋谷に仕掛けられた爆弾
犯人からのメッセージを発信させられる
気の毒な若者とオバサン。
事情のありそうな警察官。
秦作品は伏線と時系列が入り混じるのが
魅力であり難所。
今作もとても面白く回収させてもらいました、
が、一箇所回収しきれなかった。
かなり気になります。
映画も見ようと思います
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読み進めてくごとに
まさか!?え?そうなの?
という展開の目白押しで
クライマックスで
もしかしたらそうじゃないかな
と思ってたんだよなぁ
という感じでした。
とても面白かったです。