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実写映画化で注目!
恵比寿、渋谷で起きる連続爆弾テロ。第3のテロを予告し首相とのテレビ生対談を要求する犯人の目的とはー。
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「これは、戦争です」12月22日、クリスマスを目前ににぎわう東京・恵比寿で爆破テロが発生。すぐに届いた犯行声明で、犯人は日本国首相との生放送テレビ対談を要求、受け容れられなければ次は渋谷で無差別爆破テロを起こす、と予告する。対する首相はテロには屈しないと拒否。そして翌日、最悪の事態が…!
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「これは戦争です」
その犯行声明と共に、都内で起きる連続爆破テロ。
原作は2016年に発売になっているが、どうやら映画化されることで文庫化されたらしい。あらすじに惹かれて、迷わず手に取ったが、同時期に映画の製作会見も開かれており、まんまと乗せられてしまった感が…
恵比寿ガーデンプレイスで買い物の休憩で座ったベンチに爆弾が仕掛けられていたことから始める連続爆破テロ。
解説にもあるが、「ジェットコースター小説」と言うのにふさわしいぐらい、テンポよくと言う言葉がふさわしいとは思えないが、とにかくテンポよく、次から次へと爆破テロが起こり、名前を付けられた登場人物があっと言う間に死ぬ。
怪しい登場人物もたくさんいて、先が分からない展開につい一気読み。
小説でも、こんなに簡単にテロが起きるのは心が痛いし、何百人と言う命が架空とは言え、一度に失われるのは本当に悲しい。
ラストで、犯人により、このテロの本当の目的が明かされるが、その動機ならば、この小説の枚数は少なすぎる。
もっと犯人側の心の葛藤とかも描いて、この倍ぐらいのページ数でも良かったと思う。
テロは決して他国の話ではないし、日本でいつ起きてもおかしくない時代。その危機意識の低い日本人へ訴えるのであれば、ちょっと中途半端かも…
ま、映像化されれば、インパクトは確かにあるのだろうけど。
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目を話せない展開。
過去と現在が入り混じってるし、人も分かりにくくなってるから混乱する。
たくさんの人があっけなく死んでいく。それぞれの人生を生きている人達。自分だっていつ何かに巻き込まれてそういう目にあうかもしれないという恐ろしさ。
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ひょっとして?とは思いましたが、そうだったんだ!という結末でした。
現在と過去が入り混じっているうえ、意味のわからないところもありましたが、なかなか面白かったです。
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「想像力だよ。大切なのは、想像力だ」
この一言に尽きる。どんなに過去のことを学んでも、戦争の映像を見ても、それは安全な場所から見ているから、どうしても他人事な感覚は拭えない。だから、想像する。白黒の世界をカラーだったらと想像する。あの場に自分がいたらと想像してみる。決して、実感も想像もしきれないけれど、でも、想像しようとすることが本当に大切なのだと思うのだ。この本を読んでより強くそう思った。
人類は何度も戦争のむごさを、戦争では何も生まないことを経験してきたのに、それでも戦争というものがなくならない。これを書いている今だって、世界のどこかでは、眠れぬ夜を過ごしている人がいるのだ。
それでも、暴力で想像力を喚起させたくない。他の方法を模索したい。そんなことを考えさせられた。
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読みやすくて、おもしろかったです。
本当に日本にこんな事件が起こったら、事態はこの小説のまんま進みそう。
首相は「テロには屈しない(キリッ)」と発表し、爆発予告の場所には野次馬がわんさか押し寄せ、そして爆弾が爆発して一般人大量死亡、みたいな。
映画化されるとのことだけど、ホント映像化に向いていると感じました。
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面白い。秦さんだけに「アンフェア」を思い出してしまいました。渋谷ハチ公前の予告テロ。確かに、今の日本人は予告されていても「ある訳ない」と思っているのか、確信の無い自信からなのか「自分は大丈夫」と思って、出かけてしまうのかも知れない。そして、SNSにアップしようとか・・・それが想像を超えた大惨事に。テロの目的は首相との対話。「日本を戦争をできる国にしよう」という首相の発言がテロのきっかけを作った。戦争とは、理不尽に容赦なく大切な人の命を奪ってしまう。大切な人の心を壊してしまう。最後は一気に話がつながっていく。そうか、そういうつながりがあって、そういう展開だったのかと納得させられる。そして、平和ボケした日本人に戦争の恐ろしさとテロの声明文「これは戦争だ」の意味を教えてくれる。映画化が楽しみです。
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本屋でおもしろそうでかいました
巻末の解説の方のいうとおり、
現実、すごい現実を感じました
明日は我が身 てかテロっていますぐにでもありえる
なんてことない日常が一瞬でかわるって、
分かってるつもりだけど全然分かってないんだなと
世界では戦争って普通にあって、
平和ボケってことば、なんか馬鹿にされている感じがして好きじゃないに決まってることばなんだけど、この日本での毎日、平和ボケって言葉しか当てはまんないくらいしっくりくるなーって思いました
読んで良かった
おもしろかった引き込まれた
秦建日子さんの他のも読みたいし映画もきっとみる
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爆弾が仕掛けられた渋谷に集まり爆発に巻き込まれる人達。
目に見えない“動く”爆弾に集まり爆発に巻き込まれる人達。
この作品を読んだ時期が、どこか“今”を映しているように感じられました。
映画が公開される2020年冬、何の不安もなく劇場へ行けますように。
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第6章になるまで面白かったのに
最終章がー
結局、戦争はいけないというメッセージも伝えることなくたくさん被害だけあって
死に損やん。
やはり動機ってすごく大切。
殺人に説得力はないだろうけど
「ああー」って納得はしたい。
今の気持ちは評価1だけど
途中までのドキドキ感は良かったから不本意ながら3にしときます。
図書館が閉まっていて我慢できずに久しぶりに購入したのにな〜
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抜群に読みやすかった。
結末があっけない感じも含めて、一瞬で終わった感じ。
すごく面白い話、っていう興奮はなかったけど、映像化されて役者さんたちの演技がついたら感じ方が変わるかもしれないから映画も観たい。
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頭の中で映像化しやすく、展開も早くてスイスイ読めちゃう。
面白いんだけどなんだかな~、うまく言えないけど、2時間ドラマみたいで、ラストがちょっとライト。
佐藤浩市が映画に出るみたいなので、それはそれで楽しみ!
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クリスマスイブに渋谷が爆破され大勢の人が死傷する
背景にはどんな人物どんな理由があって爆破されたのか...
読みやすいわりに一気に読破といかなかった
最後は伏線回収などはなく犯人が送ったメールが淡々と綴られていき、爆破の謎を明かすが、そもそも犯人の思考が理解しがたく結局よくわからないまま気がつけば終わっていた感じ
戦争という言葉を容易く使うな、何も関係のない人々があっという間に命を失うのだ、という意図は伝わったが、人物の名前がたくさん出てきては消えていくので本編を読み進めていく上で覚えておかなければならない名前なのか?と、訳がわからなくなる
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ええーっ。。
ブクログのみなさんの評価があまり高くなくてショーゲキ。
最初から引き込まれてすごく面白かった。
ただ、淡々と展開されるテンポよいテロがテーマの小説というではなくて…
愛する人がいたからこそ、大事な事を訴えるためならば無差別にたくさんの命を奪えてしまう生き方を運命づけられてしまった人。
愛なんて理解しようとも思わなかったのに、強く生きる人をそばに感じて心の氷が少しだけ溶けた人。
あと。世界のこと。
日本のこと。
そんな事を思った。
予想外にラストにジワッとしてしまった。
私は好きだったな。
あんまり小説⇒実写は見ないけど、この映画は楽しみ。
キャストもぴったりな予感。