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職業と人生の満足度の関係について、統計的に明らかとなった事柄から考察した内容。これは職を選ぶ労働者のための本というより、マネジメントを行う側にとって有益な内容とも言える。本書含め、この著者の本はデータに基づいた考察を売りにしているようだが、個人的に本書については、認知心理学でのバイアスに関する話だけで十分かとは思った。
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パレオさんの本を初めて読んだ。自分自身も転職を検討しており、書店で手に取ってみた。自分の中で『適性』を見つけていくのに欠かせない要素が満載だった。あとは何回も読んで行動するのみ。
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転職を考えてる今ささった本。
論文データから説いているので説得力があり、また腑に落ちやすい内容だった。
こういった根拠があるものを基に書かれてるものは、個人的に好きだなーと感じれる本だった。
文章も読みやすく、この著者の本は他にも読んでみたいと思った。
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アカデミックな論文等を根拠に自分にとって適切な職業は何か模索する助力を担ってくれる本。従来のキャリアアドバイスは個人の経験や嗜好にしか基づいていないから万人に聞くわけではないので、人生の後悔を減らすためにも、別の視点AWAKEを用いて、具体的に色々なメソッドで考察を深めていく本。大学生以上のすべての人にオススメ!
【AWAKE】
A Access the truth 真実にアクセスする(脱思い込み)
W Widen ur future 8つの質問 7つの徳目で未来を広げる
A Avoid evil ヒエラルキー、マトリックス分析で悪を除去
K Keep human bias out 本格的にバイアスを取り除く
E Engage in ur work 自分の仕事を見つめ直す
#7つの徳目/自由 達成 焦点 明確 多様 仲間 貢献
#視野狭窄
#利用可能性ヒューリスティック(手軽で新しい情報のみに頼ってしまうこと
#現状維持バイアス
#成長派
#割り切り派
#グロウスパッション (情熱は何かをやっているうちに生まれる)
#未来は予測できない
#適度なストレス
#攻撃型
#タスク重要性
#選択的注意
#同期 嗜好 目的意識
#やりがい搾取に気をつける
#プロトコル(手順)
#時間操作系プロトコル
10/10/10テスト プレモータム
#視点操作系プロトコル
イリアスト転職ノート(3人称) 360°フィードバック クローズドクエッション 親友イメージング 仕事満足度尺度 ジョブクフテイング
#幸福な仕事のための3つの意思決定ツール
プロコン分析 マトリックス分析 ヒエラルキー分析
#確証バイアス
アンカリング効果 真実性の錯覚 フォーカシング効果
サンクコスト 感情バイアス
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サイエンスライターの著者が、キャリア選択に役立ちそうな研究やインタビューをピックアップし体系化した5つのステップ「AWAKE」を解説する本。
意思決定の「支援」に重点を置いてるところが、キャリア本としては新鮮でした。
「意思決定の方法を決めておくことが肝要」は確か、『天才のパターン思考』で読んだ気がします。
『科学的な適職』では、キャリア選択での使用例も含めて紹介してる感じでしょうか。
上記のとおり意思決定手法が豊富なので、他のキャリア本を補完する使い方もできそうです。
例えば、他のキャリア本で現状を見直したり仕事を探したりした後、最終決定するときに本書を参照するなど。
特に「仕事満足度尺度」で職場環境をチェックする方法は、いまの職場評価にも、転職してからの職場評価にも使えそうと思います。
また、仕事探し本として読む場合、新卒よりは中途向けかなと思いました。
・ 意思決定の方法を解説する例として「転職する、しない」が挙げられているところ
・ジョブクラフティング(仕事を自分なりに再定義すること手法)が解説されてるところ
・職場の評価基準として、裁量権や仕事のバリエーションが挙げられており、働いた経験のある人向けな印象
◎面白かったところ
・二択で意思決定した場合の失敗率52%
三つ以上で意思決定した場合の失敗率は32%
・「仕事への情熱」とは最初から内にあるものではなく、「やってるうちに楽しくなってきた」と育っていくもの。
・思い込みを排除する方法
- 10/10/10テスト
- プレモータル
- 意思決定したことを三人称で記録をつけ(ガリア戦記のカエサルのように)、振り返る
- 自分の悩みを、友人が悩んでいるように置き換えて友人へのアドバイスを考えてみる
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就職に悩む学生が手に取るべき1冊。
就活関連の言説は学生を惑わせるが、そこにどれだけ科学的なエビデンスがあっただろうか。
本書では「好きを仕事にしても幸福は高まらない」「性格診断は当てにならない」など驚くような事実がエビデンスとともに示されている。
それだけでもう読み物として面白いが、非常に実用性に富んだ構成になっている。
まず、就活の定説がどれだけ根拠がないか述べ、幸福を高める職場の条件、幸福を妨げる条件、決定を難しくするバイアス、バイアスを乗り越える方法の順番で述べられている。
就活中の学生は答えのない問いに不安になりがちだ。世に溢れる言説に囚われそうになったら帰ってくるべき良書ではないだろうか。
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全て研究や調査から得たデータが示されているため、納得感がある。
全てを達成することは難しいけど、一つの軸に出来たらいいと思う。
就活生とか転職を考えてる人は、良い刺激を受けることができる。
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幸福が最大化される仕事選びの考え方
現在の仕事に納得できる理由と、今後改善したいポイントを明確にできた。人材採用においての訴求内容の検討にも使えた。
どんな人もバイアスがかかり、職業選びは上手くいきにくい。
幸福度は、7つの要素で決まる。
自由:裁量権はあるか?
達成:前に進む感覚があるか?
焦点:モチベーションタイプに合うものか?
明確:ビジョン、評価軸はハッキリしているか?
多様:作業内容のバリエーションがあるか?
仲間:組織内に助けてくれる友人がいるか?
貢献:どれだけ世の中の役にたつか?
「タスク重要性」
他人を気遣い、他人に新たな知見を伝え、他人の人生を守る要素をもっている仕事であるか?
→3つの欲求が満たされるから
自尊心、親密感、自律性
大事なのは、「自分の行為が役にたった」事実を可視化しやすいかどうかであり、エンドユーザーとのふれあいが多い仕事や、クライアントと直にやり取りできる職業が有利である
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職業選択のバイブルともいえる著書。
就職や転職に関して悩んでいる方は一読した方がいいと思います。選んではいけない職場環境や職業を選ぶ基準が養えます。
また、意思決定の方法についても記載があるので今の会社でいいのか悩んでいる人にもオススメです。
職業選択におけるやってはいけない7つの大罪
①好きを仕事にする②給料の多さで選ぶ③業種や職種で選ぶ
④仕事の楽さで選ぶ⑤性格テストで選ぶ⑥直感で選ぶ
⑦適性に合った仕事を選ぶ
仕事の幸福度を決める7つの徳目
①自由→仕事内容や働き方に裁量権がある
②達成→前に進んでいる感覚を得られる
③焦点→モチベーションタイプにあっている
④明確→なすべきこと、ビジョン、評価軸が明確である
⑤多様→仕事内容にバリエーションがある
⑥仲間→組織内に助けてくれる友人がいる
⑦貢献→どれだけ世の中の役に立っているかわかる
最悪の職場に共通する8つ悪
①ワークライフバランスの崩壊②雇用が不安定③労働時間が長い
④シフトワーク⑤仕事の裁量権がない
⑥周囲からのサポートがない⑦組織内に不公平が多い
⑧通勤時間が長い
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自分に似た人がいるか、の判断基準は実用的。ただ実際働いてみないとわからないけど。
クソ上司につくと心臓発作や脳卒中の可能性が60%あがるとか、同僚により受けたストレスは回復に22か月かかるとかあって、本当にそうだなぁ、最悪な所に勤めると時間を無駄にすると思った。
本気で転職考える人は、この本にのっとって、転職先を考えたり、現状を点数化したりする方がよい。
「攻撃型」「守備型」くらいしかパーソナル診断的なのはないので、それはまた別なので補ってもいいかも。(適性で職選びは勧められてないけど)
就職活動の学生にもおすすめ。
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・仕事の幸福度を決める7つの徳目
1:自由(裁量権はあるか
2:達成(前に進んでいる感覚はあるか
3:焦点(自分のモチベーションタイプにあってるか
4:明確(なすべきことやビジョンはハッキリしてるか
5:多様(作業の内容にバリエーションはあるか、川上から川下まで
6:仲間(組織に助けてくれる友人がいるか
7:貢献(世の中の役に立っているが
・その仕事に情熱を持てるかどうかは、人生で注いだリソースの量に比例する
・本当の情熱は何かをやっているうちに生まれてくるもの
・人間のモチベーションがもっとも高まるのは少しでも仕事が前に進んでいるとき
・満足度が高い仕事は他人の生活に影響を与えられるかでも決まる。そのためにジョブクラフティングを試して仕事のイメージを捉え直す
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以下メモ。
●世襲制、原始時代の時代からかやって、職業選択の自由は最近のテーマ。
●正しい職業選択は、ようは幸せが最大化されるもの
●給料と仕事の満足度の相関係数は0.15 低い。
●適性にあった職業選択に、職歴やインターンは相関低い
●仕事のフィードバックがどう得られるかは大事。厨房こもり切りのシェフか否かなど。
●人間関係の悪化が健康に与える影響は大きい。ダメージレベルは長時間労働、福利不足と同じ
●選択の考え方の一つ。101010テスト.その選択により10分後どうか、10ヶ月後どうか、10年後どうか。
●自分のことは意外と分からない。三人称で各日記などで客観視の癖を付けると、正しい選択がしやすい
●自分の状況を親友に置き換え、なんとアドバイスするか。
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客観的で個人的感情よりデータをもとに書かれているのが新鮮。
性格テストなどもたくさん出てきていて、試したことのあるものも多かったのでドキッとした。
結局自分は適職に一部を除けばつけているということに気づけたので、読む意味はあったのかも。
基準になる指針がはっきりしているので、今後副職を見つけようと思った時にも役立ちそうです。
後半のテストはちゃんとやっていないので、仕事に迷ったらやってみようかな。
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これは手元に置いておき、定期的に見直したい本だ。
図書館で借りて、第一印象はゴチャッと文字の多いものだったが、読んでみるととても読みやすい。
これまで長らく社会人を続けてきて、自らのモチベーションを保つためにしてきたことなどと共感できることが、見事に整理されている。
学術的な参考文献がきちんと巻末に記載されている。
転職をする人に向けて記述されている印象がかなり強かったが、最終章の「やりがいを再構築する」だけでも、価値のある内容と思う。
という訳で、図書館で借りて読み終えたけれども、時々、手に取りたいなと感じたので購入させて頂きます!
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この本の中で、「適職」とは「あなたの幸福が最大化される仕事」のこと。
好きなことを仕事にすれば幸福になれるかというとそうでもない。好きなことを仕事にしたとしても、現実には経費精算や対人トラブルといった面倒はあるわけで、「好きな仕事」を求める気持ちが強いと、「いまの仕事を本当に好きなんだろうか?」といった疑念が生まれ、幸福度が下がってしまう。
この辺になるほどと思った。
この本を参考に、転職を考えてみようと思っていたけど、実際に職探しをしていて、挫折してしまった。候補があがらずに。
今の仕事が忙し過ぎることがその理由の一つだけど、それは言い訳で、単に環境を変えるのがこわいだけなのかもしれない。
どちらにしても、挫折したままだと次の読書が進まないので、読んでる途中だけど、とりあえずここで一区切りとすることにした。
「仕事の幸福度を決める7つの徳目」は、転職先を選ぶこと以外にも、今の職場を評価したり、この指標をもとに改善したりするのにも役立つと感じた。
また転職する気持ちが湧いてきたときに読み直したい。