紙の本
職を科学的に
2020/02/19 23:47
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
パレオな男こと鈴木祐さんの本。
自己紹介によると「16才のころから年に5,000本の科学論文を読み続けている」らしい。笑
一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書
最高の体調
超ストレス解消法
と健康系が多く意外な路線と思うかもしれませんが、
「本書が目指すゴールは、最終的に「人生の後悔」を限界まで減らすことです。」
と多くのストレスがキャリア選択から発生しているので、結局健康系ともとらえられるかも。
「人生の後悔」を減らす一助になる本です。
電子書籍
詳細な分析が本書の特徴
2021/03/12 10:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
多くの人が仕事選びに失敗するのは視野狭窄によるものであるという主張はある程度納得出来ます。学校で職業研究をやるわけでもないし、社会に出てもその会社しか知らないで転職するわけですから、どうしてもそうなりますよね。仕事を転々とするのも視野が広がっているとは限りませんし。人間の脳のくせとか私にもあります。あまりよく調べないできめてしまうということも。この本は「幸福な仕事」を適職と定義し、その選び方を解説しています。分かりやすかったです。真の天職は「なんとなくやってたら楽しくなってきた」から見つかるという言葉が一番印象に残りました。具体的に評価ポイントをたくさん提示し、綿密な仕事選びが出来る様に組まれているのには感心しました。考える時には色んなバイアスがかかっていることを心したいと思います。
紙の本
科学的な適職
2021/02/04 11:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ノアの箱舟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幸福度を高める職業選択において、誤解されがちな選択方法を指摘して、データに基づいた正しい選択方法を分かりやすく解説してくれた。間違った考え方で職業選択に失敗した出来事は、職業に限らず学校生活や人間関係や日常生活でもよく起こるあるあるの現象が原因だったりしてるので理解しやすい内容だった
電子書籍
大学の就職相談室に置いておくべき
2022/07/18 16:53
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投稿者:主水セレクション - この投稿者のレビュー一覧を見る
適職探しのツールという用途の限定された方法論ではなく、意思決定に関する方法論として応用できる内容が学べる。
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適職を「自分が幸せになる仕事」と定義した時、
・どんな仕事の選び方をすると、幸福につながらない仕事選びをしてしまうか
・どんな仕事の選び方をすると、幸福につながる仕事選びができるか
を科学的な定量データをもとにまとめた本。著者の本は、幸福になるにはを
体調の面、集中力の面、そして今回は仕事の面で述べており、その一貫した幸福を考える姿勢は面白いなと思う。それに本自体も驚くようなデータが多く、案外自分もやってしまうことも多いので、一読しておくことをおすすめ。
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そんな良い仕事ないでしょ、と思って読んでたけど、「おわりに」に書かれていることが全てなのかもしれない。予定どおりに人生が進むことなんてないので、大きな方向性を決めたら、あとは身をゆだねるだけ。常にどうするかを考えるのではなく、節目にだけ見直すのが幸福度をあげる。
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著者はブログ「パレオな男」の中の人。MBTIについて言及あり。MBTIの問題点としてテストを受けるたびに結果が違うことが多い点、好意的な論文の研究出資者にMBTIを推奨する団体の名が入っていることを挙げている。
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仕事選びを科学的に見ると言う方法を初めて知った。
自分にぴったりの仕事を選ぶために、科学的な見地で考える人はあまりいないのではないか。
現在の仕事を見直すにも良い本。
星5ではなかったのは
かなりボリューミーなので、読み込むためには繰り返し再読が必要だと思われる。
今回1回読んだが、まだ読み込みが甘いと思われるので、
今後また機会があれば再読したい本。
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幸福度を軸に職業選択できる本。
転職云々よりも、私はどうしたら自分の仕事に満足できるのか、仕事を通して幸せになれるのかを考えながら読みました
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俺は先日退職したばかりだ。転職先も決まってないし、やりたい職やどんな仕事が向いているかもわからない。
そんなとき書店でこの本と出会った。尊敬するDaiGOさんが推奨していることもあり購入を決意!
読み終えて職業の選び方の常識がぶっ壊れました。今まで当たり前のように仕事を選んでいた基準が、「7つの大罪」ともいわれるNG行為だったなんて…。
❶ 好きを仕事にする
❷ 給料の多さで選ぶ
❸ 業界や職種で選ぶ
❹ 仕事の楽さで選ぶ
❺ 性格テストで選ぶ
❻ 直感で選ぶ
❼ 適性に合った仕事を求める
P41
あれま、これ俺が仕事選ぶときに全部基準にしてるやつじゃん…いきなり全否定されちまったよ。今までの職選びは間違いだったのか。
特に「好きを仕事にする」は俺が一番重視している。だって好きなことを仕事にしていたら苦しいこともへっちゃらに思えちゃうでしょ?
多少嫌なことがあっても簡単に乗り越えられちゃう気がするもん。やりたくもない仕事にヒイヒイ言いながら奴隷のごとく働くなんて絶対イヤだね。
◉ 適合派:「好きなことを仕事にするのが幸せだ」と考えるタイプ。「給料が安くても満足できる仕事をしたい」と答える傾向が強い
◉ 成長派:「仕事は続けるうちに好きになるものだ」と考えるタイプ。「そんなに仕事は楽しくなくてもいいけど給料は欲しい」と答える傾向が強い
P43
俺はどちらかというと適合派にちかいな、多少給料が安かろうがその仕事が好きならなんとか生きていけそうな気がするし。
しかし、しあわせになれるのは成長派の人間だという。
適合派の幸福度が高いのは最初だけで、1〜5年の長いスパンで見た場合、両者の幸福度・年収・キャリアなどのレベルは成長派のほうが高かったからです。
P44
えぇ! 幸せになれるのは成長派なの!?
好きなことを仕事にしても幸せは長続きしないんかぁ~…
◉ 好きを仕事に派:「自分はこの仕事が大好きだ!」と感じながら仕事に取り組むタイプ
◉ 情熱派:「この仕事で社会に貢献するのだ!」と思いながら仕事に取り組むタイプ
◉ 割り切派:「仕事は仕事」と割り切って日々の業務に取り組むタイプ
P45
結局のところ、仕事は仕事と割り切ったほうが人生うまくいくみたいね。実際、世の中そんな人達ばっかりな気がする。
とりあえず自分もこのスタンスで転職してみるよ。どんな仕事でもやっていくうちに好きになれたらいいな。
ただ、本書の意見を鵜呑みにせず、本当に心の底から好きなことを仕事にしている人の意見も聞いてみたい。
「あなたは幸せですか?」どんな答えが帰ってくるか楽しみだ。
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転職しようと考えている人に参考になると思う。
一方で、自分は仕事のモチベーションを上げることに使えそうだと思った。
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・「好きを仕事に」に騙されない。仕事をしていくうちに徐々に好きになっていくもの。
・仕事の幸福度を決める7つの徳目
➀自由:その仕事に裁量権はあるのか
②達成:前に進んでいる感覚はあるのか
③焦点:自分のモチベーションタイプに合っているか
④明確:なすべきことやビジョン、評価軸はしっかりしているか
⑤多様:作業のバリエーションはあるか
⑥仲間:組織内に助けてくれる友人はいるか
⑦貢献:どれだけ世の中の役に立つか
⇨その中でも、特に①が満たされている実感が大事。個人的には現職でそれが満たされてる感あるから楽しいと感じる。
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転職を考える人だけでなく、現在の会社ってどうなのよって言う方にも役に立つと思われる。人は誰でも自分の決定が正しいと考えてしまうバイアスから逃れられない。ではどうすればバイアスを外して適職を見つけられるかを教えてくれる。自分だけでなく、共に働く仲間や部下の幸福度を上げることにも使える。年始から良い本に出会えた。
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特にハッとさせられたのが、「好きを仕事をしたところで幸せになれるとは限らない」という点。
どんなに好きな仕事でも避けたくなるような面倒ごとは起きるもの。
好きだと思っていた仕事だからこそ、こんなはずでは、とモチベーションの低下につながりやすい。
以下文が印象に残った。
「真の天職は 「なんとなくやってたら楽しくなってきた 」から見つかる」
この「好きを仕事にする」をはじめとする、
キャリア迷子が陥りやすい選択を【大罪7】として7つ挙げている。
なるほど、たしかに自分がいかに「視野狭窄」だったと思い知らされる。
一方、「仕事人生を幸せに導くために必要な要素」を【徳目7】と題して7つ挙げている。
個人的にはこの章が一番収穫になった。
別章だがバイアス解除の話もおもしろい。
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7つの軸で、ひとつひとつ深く分析をして転職を決めるべき
。
・自由
・達成 前に進んでいる感覚はあるか
・焦点 モチベーションタイプ、攻撃的に合っているか
・明確 組織にビジョンはあるか、その実現のためにどのような仕組みがあるか
・多様 プロジェクトの川上から川下まで関与できるか
・仲間 自分に似た人はどれくらいいるか
・貢献 どれだけ世の中の役に立つか 自分の行為が他人に良い影響をあたえた事実を可視化しやすいか