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護送中に逃走した受刑者をめぐる捜査を端緒に、警視庁捜査一課、棟方国雄と目崎敦史の、身命を賭した闘いの火蓋が切られる!棟方は息子の、目崎は父の、それぞれ無念を晴らすべく、真相を求めて敢えて“逸脱捜査”に突き進む。そして、ついに犯人と対峙するその時が来た―。
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シリーズ第三弾にして、完結編。
慟哭のラストに、衝撃を受けます。
なぜ、棟方警部補の息子は死んだのか?
なぜ、目崎巡査部長の父は死んだのか?
なぜ、目崎巡査部長は、警視庁捜査一課に異動し、棟方警部補の下に付いたのか?
全ての疑問が、明らかとなる最終章です。
最後、関係者が集まる病院で、棟方警部補と仁川組との一戦は、ハラハラドキドキものです。
エピローグで、目崎巡査部長と、伯父である警察庁次長の目崎 健三が、2人で歩く姿に、涙が止まりません。
『棟方さん、自分はこれからどういう刑事になればいいんですか?』
『そんな事は、自分の頭で考えろ!』
いつもの声が、聞こえた気がした...
目崎巡査部長に、幸多かれと祈ります。
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護送車から受刑者が逃亡した。暴力団絡みの覚せい剤密売事件が見え隠れする。後半は一気にスピードが増して畳みかけるように真相へと突き進んでいく。棟方刑事の息子さんが亡くなった事件はあまりにも衝撃で辛すぎた。二人の刑事が向き合った過去はあまりにも理不尽。