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初めは不良と美少女というありきたりの展開だなと思っていたけど、途中からそれだけでは終わらないところが読んでてワクワクした。聖の殺された理由が理不尽だなと思った。SNS問題などの現代社会の闇も映し出されていて、考えさせられるものだった。
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犯人捜しのミステリーとして読むには物足りないけど、中高生に向けたメッセージ的なものとしてはいいと思う。
殺人において悪いのは加害者のはずなのに、被害者の方があることないこと晒されてしまうということへの問題提議…かな?
こちらの方の後日談の方が、彼女がちゃんと生きている感じがして好感持てる。
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作者さまのあとがきを見て、どういう意図でどういう思いを込めて描かれたものなのか、改めて感じ、心に留めることが出来ました。
最後は温かくなって終わりを迎えられて良かったです!
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守り抜いた先の現実は。
マスコミにとって美味しいネタだったのだろうが、人の死を踏みにじり遺族の想いを考えず嘘か本当か分からない事を書くのは仕事とはいえ最低だな。
大切な人の死を乗り越え生きるのは辛いだろうが、どんな理由でも前を向く事が最初の一歩だよな。
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天国までの49日のもうひとつの物語。
今回の幽霊は不良少年の及川聖。聖は恋人の心菜といたところ心菜を守るため何者かに殺される。前作に続いて霊感少年の榊も登場し、心菜、聖、その仲間たちで犯人を追いかけることに。
最初は、何となく軽いストーリーだなと思いながら読んでいたけど、途中で榊が登場して盛り上がっきました。急に幸せを奪われることの人の人生の理不尽さや、残されたものたちにできること。罪を償うとはどういうことかなんて、色々と考えてしまいました。大切なひとを奪われたら、犯人を自分だったら赦せるかと言われたら自信がないですね。
後半、榊の言った言葉
「それでも明日は容赦なくやってくる。すぺての人に平等に、時間は流れる」
世界はどんなに残酷でも、残されたものにできるのは生きていくことだけだと思う。
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はじめの方は、典型的な不良とふわふわした脳内お花畑の女の子の恋愛物語か、と読む手を止めそうになりました。
しかし途中から事件に近づきまた離れを繰り返す展開にハラハラさせられ、気づいたら一気に読み切ってしまいました。
マスコミやネットの闇についても考えさせられるものでした。被害者が悪者になるようなことがあっていい訳では無いのに、、。しかし心菜のマスコミに対するコメントが話題になり、それにいい反応をした人たちも、都合がいいなと思ってしまいました。作者のあとがきまで読むことをオススメします。
それにしても聖が死んだ理由が報われなさすぎてそこだけは最後までもやもやします、、。
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高校生の頃に読んでいたら純粋に楽しめたのかも………と思いました。
オカルト…?ミステリー…?ファンタジー??なんの話を読んでいるのか分からなくなる事も。主人公のお人好しさやなくなった彼氏の理解力のなさに苛立ちも覚えてしまいました。
有る事無い事記事に書くマスコミも、それを信じて阻害する周りの人達も、ネットの住民も苛立ちます。
素直に楽しく読めなくて悲しいです……(T ^ T)