紙の本
著者には失礼ですが、思わぬ拾い物でした。
2020/06/21 10:50
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投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙がマンガなのでライトな内容で気軽に読めると思って買いました。それ以上の期待はありませんでした。
ところがどっこい、コテコテの警察小説、と言うよりも刑事小説!でした。足でコツコツと調べ上げ、推理し、真相に迫る。足でコツコツというのは小説ではあまりないのではないかなぁ。
読み応え十分で、暇つぶしに読もうとしたこと、著者の姉小路さん、ごめんなさい。
とてもよい小説でした。
続編を期待します。
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定年を迎えてもまだまだやれる。安治川信繁は大阪府警の雇用延長警察官として勤務を続けることとなった。給料激減身分曖昧、昇級降級無関係。なれど上司の意向に逆らっても、処分や意趣返しの異動などもほぼない。思い切って働ける、そう意気込んで配属された先は、生活安全部消息対応室。ざっくり言えば、行方不明人捜査官。それがいきなり難事件。培った人脈と勘で謎に斬りこむが…。
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定年退職を迎えた警察官の安治川。再雇用制度を利用して消息対応室という新設の部署に配属された。そこには、室長の芝と女性警察官の新月との3人所帯の部署だった。そして、初めてのお客さんは夫が知らない間に退職をし、退職金2,000万円を持ち逃げたという。調査もし、特に事件性なしと判断した数ヶ月後、失踪した夫の保険証を持った遺体が上がったのだった…
犯人が分からなくて、夢中で読んでしまった。サスペンス的な話で面白かったし、安治川さんの人なりもよかった。室長の柴さんから「老害って知ってます?」とか言われたけど、安治川さんは老害じゃないよって思ったけど、それが柴さんの注意だったのかなぁ。
次回作も読もう。安治川さんの活躍見たい。
2021.6.2 読了
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2020年から高橋英樹主演でテレ東系で何回か2時間ドラマ化されているシリーズの原作。ドラマ、全部じゃないが見てるけど、原作の方が好きだな。ドラマの神奈川県警と違って大阪府警を舞台にしてるせいかしら?話は結構ちゃんとしてて読み応えあり。でも、文章は読み易いのでいい