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https://pub.jmam.co.jp/book/b488087.html ,
https://www.e-juken.jp/
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西村式中学受験小4~小6で差をつける 難関校合格のすごい勉強習慣 受かる子・受からない子の違いは「スピーディー&スロー」学習法
著:西村 則康
力をつけるには「スピーディー」を身につけながら同時に「スローな学習」を習慣づける必要がある。
「スローな学習」には、①問題文をじっくり読む②自分の手を使って式や図を書く③自分で自分に問いかけながら考えるの3つを意識しながら学習していると、少ない演習数でも学習内容が身につく。結果的に総合的な勉強時間の短縮につながり、心身の余裕を生んで、それが合格への近道になる。
本書の構成は以下の5章から成る。
①難関中学合格は「スロー学習」で9割決まる
②「スロー学習」のキモは「読む書く考える」
③「スピーディー&スロー」を実践するための1週間計画表
④成績アップ 小4科目別「スピーディー&スロー」計画表
⑤受験直前まで伸びる小5小6「スピーディー&スロー」計画表
「急がば周れ」ということと、「バランスと継続」が大切ということが非常にわかりやすく書かれている。
数をこなすことと努力することは同じではない。
しっかりと本質を理解した上で、スピードとスローをバランスよくそして計画的に継続させることが一番である。
一生身につく知識や経験をつけるという点でも本書のメソッドは目から鱗モノである。
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入塾してから早1年、毎週与えられる宿題をただひたすらにこなすだけ。
塾側から特に宿題への取り組み方に対しての細かい指導はないので果たしてこのやり方でいいのか…?と疑問の日々。
この本はそんな悩める親である自分に具体的な取り組み方を教えてくれた。
ただ問題がひとつ。
いくら実践しようとしても息子がそれを受け入れてくれなければまったく意味がないのだ。
まぁそれを言ったらこの本に限らず、中受指南本すべてが同じレビューになってしまうけれども。
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スロー勉強とは考える力。ただ量をこなすだけ、指示に従うばかりでは表面的な能力しか育たない。
短く、より効率的に学習を進めていくためには、スピードとあわせて、物事を一つ一つ丁寧に行うことができるスロー学習が必要となる。
●問題文は音読するかのように読む
●途中式や答えまでのメモ、図で整理するといった作業が大切
●習慣にするとよい
●計算、漢字、暗記系はこれまで通りスピード
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中学受験で長年の経験を持たれる西村先生の著書ということで読んでみた。
本当は中学受験が終わるまでに読もうと思っていたのだが、図書館の予約の順番が回ってきたのは受験が終わったあとだった・・・。とはいえ興味深いので今さらでも読んでみることに。
西村先生の他の書籍を読んだことがあるので、切り口がちょっと違うけどだいたい書かれていることは共通してそうだった。タイトルどおり「難関校合格」のための要素多めだったかもしれない。
共通するのはスピーディー学習とスロー学習の組み合わせが大切というメッセージ。
もちろんどちらも大切なんだけれど、スピーディー学習しかやっていない子は「アタフタさん」になりやすく、じっくり思考することができないため、最初は要領よく点数を上げることができても、思考力を問う問題や複雑な問題が出てきたときに対応できず成績が下がっていく、というもの。
一方「ちゃくちゃくさん」と呼ばれるスロー学習も組み合わせて勉強できるタイプは、最初こそ成績は伸びないものの、自分で納得しながら解いているのであと伸びするらしい。
うちの受験を振り返ると「アタフタさん」にもいきついてなかったような・・・。(スピーディー学習も無理だった・・・)なので、受験前に読んでも結局役に立たなかった気がする。
確かに小学校4年生くらいの時に読めばスロー学習の大切さに気づき、対応できたかもしれないが、5年6年になると親子ともども目の前のことにいっぱいでなかなかスロー学習に取り組むのが難しい気がする。
頭ではわかっていつつも、目前の模試の対策が気になったり、塾の宿題で手いっぱいだったり。
中学受験の本なり記事なり読むと、やはり塾の宿題の中から要・不要の選別をしたり、取り組むべき問題の順位づけしたりというところはある程度親がコントロールしないと「アタフタさん」になるだろうと思った。だって全部こなすにはスピーディーにやるしかないし・・・
私もそのあたりのことを受験前に知ってればよかったのかな〜。(とはいえ、読んだだけで行動を変えるのは難しいだろうけど。)
宿題に関してもだけど、数ある教育法、勉強法、ノウハウは取捨選択するのが大切なんだろうな。体はいっこしかなく、1日24時間しかないんだから。
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中学受験の本って、読むタイミング、大事だと思う。その時読んでもピンと来なかったことが、後から読んだら、すごくすんなり入ってきたり。これは、まさにアタフタちゃんな長女向けにもっと早く知りたかったと思うことが多かった。次女に向け、またあらためて読み返そう。