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三国志・蜀もの。孫策と周瑜の言ってみれば同性愛的物語だが、一応時代小説に区分。「衆道」という言葉を思い出してしまう一品。
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好きなひとは好きなんでしょうけど、周瑜が小さい人間になりすぎています。
周瑜ファンとしてはいただけません。「単なるお話」として、三国志ファンではないかたに読んでもらえれば。それも、そういう系のひとに…;
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断金もの。ヘッセの「知と愛」のようなものを目指して書かれたのであろうが、断金はもう少し体育会系ではないかと思うのだ。
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孫策と周瑜にスポットを当てた少々BLっぽい小説。決定的な描写は無いけれど、好みが分かれそう。周瑜がとてもクール&毒含んでます。
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この人の作品はどれも湿度が高いのだけれど、これは格別。とてもジメジメとしていて重たい空気が纏わりついてくるような感じの文章。
今までに無い周瑜が見られるのは確かです。
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周瑜が孫策ラブな話。
BLではないのに、書き方がエロい。
この二人は三国志で一番好き。断金の交わりだとか。(金をも断つ絆)
女性が書く三国志は視点が変わって新鮮だ。
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三国志の呉の周瑜と孫策に焦点を当てています。正確には周瑜→孫策のBL臭漂う周瑜が主人公の小説、でしょうか。矢張りこの作者らしく周瑜はスメルフェチではないかと思います…。
しかしもし私が彼らを筆で書くとしても(技術云々は置いて)このように書く気がします。そう思うと、確かに女性の視点からの三国志なのでしょう。
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十年ほど前に大好きな呉(周瑜)のお話だーと買って、背徳なニオイにドキドキし、周瑜は人生まっとうした!と感涙したものなんですが。
最近読み返してみたら、なんと視野の狭い男だろうか・・・。
そこが王佐と言われてもまだ若造の青臭さで、それに胸躍らせていたのだから初めて読んだ頃は私も若かったなぁとしみじみしたわけで。(今はすっかりすさんだオトナ・・・なのか?まだ子供っぽいぞ)
若いからこその一途。そんな生き方は嫌いじゃないけど。
心理描写がしっとりした小説でうっとり読めるけど、動乱の世に名を馳せた人物の物語として、物足りなさは感じる。
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半年くらい前から三国志ブームが起きているようなので、読んでみようかなぁと思ってまずは1冊。
かつくらで周瑜がステキだったので読んでみた。
良い!
何より周瑜がステキです。
心の奥底のドロドロした部分に触れそうなのに、あっさりしすぎているとも読める。
でも、何よりさらりとした読後感で良かった。
薦めてくれた方々に感謝!
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演義の周瑜の高飛車でヘタレな部分を愛せる人、いや、やっぱり同性愛と言った方がいいんでしょうか、私は好きなので、物語は淡々と進むのに、始終ドキドキして読みました。
孫策と周瑜がそういう関係になればいいと思っている人は、これでドキドキしましょうううう
汗の良さが少し分かります。
尚香もいるよ!
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孫策と周瑜の話。友情以上の感情を抱いているようなのですが、孫策とその他大勢という扱いと言いますか大勢はどうでもよい扱いなのがどうも個人的には共感できる性質のものではなくて、苦手だなというのが終始した感想です。あそこまで狭量なもんかなーと首を捻りっぱなしでした。好みがハッキリ分かれると思います。
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「お前が女だったらなあ。そうしたら陵辱するのにな、ハハ!」とか言っちゃう孫策と、彼の汗の匂いでドキドキしちゃう女のような周瑜の孫策×周瑜本。
この本の噂は予々聞いていて覚悟の上で読んだのでそれほど衝撃はありませんでしたが、まともな三国志を期待して読んだ人へのダメージは計り知れない。
孫権を生理的に好きになれない、性格の捩じくれ曲がった珍しい周瑜がいます。
孫策×周瑜が好きな人には良いかもしれませんが、孫策以外アウト・オブ・眼中なので、孫権・小喬も含め、周瑜の周りの人物達が可哀想な扱いになっています。
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読み始めたときは、孫策と周瑜の微妙な関係性にドキドキしたのですが
読み終わった後はひたすら讃辞。
周瑜の秘めた心情にぐいぐい引き込まれたまま、舞台は赤壁へ。
ここでいっそ爽やかなくらいにいろんなものが昇華された気持ちがしました。
周瑜最期のシーンにはもう涙涙です。
三国志を素材にした読み物はたくさんありますが、「またアレと似てるなぁ~」と思うものが多い中^^;、これはとても読み甲斐があると思います。
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孫策と周瑜が好きならこれを読まないと損します!というぐらいお勧めの一品。でもBL好きな人に限るかなぁ~。私にとっては珠玉の一品です。
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江森三国志という強烈な私説三国志を読んだばかりだったので、周瑜のイメージがかなり違くて驚いた。江森三国志では美丈夫だったが、本作では女顔。主の孫策に肉親的、友人的、親愛的、と複雑な感を寄せる。地名や位置が分かりにくいのは、三国志特有の問題なのかしら。本作だけ読んでいたら「三国志つまんね」で投げていたと思う。危ない、危ない。そこはかとなくどころではなく女性向けの匂いがするが、江森三国志の前では霞む。