投稿元:
レビューを見る
冒頭からWBCで始まり、そこからヤクルト時代、ファイターズ時代、学生時代、幼少時代と割と行ったり来たりして、年代順というような規則性はあまり感じられなかったんだけど、でもそれが決しておかしな風になっている訳でもなく実に自然な入り方で。
そして、最後に今の若い選手へのメッセージだったり野球少年へのメッセージだったりが書かれてるんだけれども、最後の最後に出てきたのが、稲葉少年が一番最初に間近でプロ野球選手を見た時のお話だったんです。
最後の最後にそのエピソードを持ってくるか! と非常にグッと来ました。
この辺の編集と言うか構成と言うか、どこまで稲葉さんが携わっているのかは解りませんが、個人的にとても好きな終わり方で神がかってるなぁと。
2006年のリーグ優勝をかけたVSホークス戦、0-0のまま9回裏ツーアウト1、2塁でバッターボックスに入った時のお話も読みながら鮮明にそのシーンを思い出しました。
この本を読んでからもう一度そのシーンが見たくて動画サイトで見たのですが、今でもあのシーンは泣けますね。本当に素晴らしい試合だった!
あとはやはり、ヤクルト~メジャー挑戦から断念~ファイターズ入団という流れについても面白かったです。
ファイターズの緩さと言うかアットホームさと言うか、そんな雰囲気に困惑していたということが切々と書かれていて、ちょっと笑ってしまうような、でも温かいエピソードがたくさん有って、ますますファイターズが好きになってしまいました。
入団したてで何かと気を遣ってしまっていた稲葉さんに、
「いいよいいよ、それよりこっちで一緒にお菓子でも食べようよ」
というような声まで掛けられた、というお話がとてもツボでした(笑)
とにかく、稲葉さんの温かい人柄が随所に表れている、とても優しい本でした。
投稿元:
レビューを見る
「楽しい」っていうのは、どういったことを指すのか。
改めて考えさせられました。
何事にも一生懸命でありたい。
それにしても、稲葉って噂通りの人ですね。
本を読んでいてもそれがにじみでていました。
投稿元:
レビューを見る
いやもう、タイトルが秀逸ですよね。
内容は、稲葉さんの自伝です。とっても普通の内容ですが、ハムファンはとりあえず読んでおくといいかもね。
投稿元:
レビューを見る
発売後すぐに購読しました。
稲葉選手の生い立ちから2009年のWBCまでのことが書かれています。
この手の本でよくあるいわゆる「成功体験本」ではなく、子供の頃に受けたいじめや、メジャー挑戦挫折など影の部分にも焦点を当てています。
人としてとても素晴らしい方で、大好きですし尊敬もしてます。
努力に勝る天才なしとは言いますが、ひたむきに努力すればいつか必ず花開くという事を改めて感じました。
1年でも長く現役で頑張って欲しいです。
投稿元:
レビューを見る
野村監督がカツノリの視察目的で足を運んだ試合で、偶然に目をつけられてプロ入りしたような選手が、まさかここまで大きな選手にスケールアップするとは。
タイトルの「稲葉JUMP」とは、もはや言わずと知れた札幌ドーム名物の応援スタイルだが、稲葉の野球人生もまさに「HOP STEP JUMP」という言葉で形容するに相応しいもの。
投稿元:
レビューを見る
稲葉さんのFA宣言から日本ハムの現在までを中心に、小学校からの自叙伝。
私にとってスターの稲葉さんが、これほど悩み、こんなに苦労して、今があるというのを知って驚きの連続でした。
なんで僕が選ばれたんだろう、何ができるんだろう、とちょっとネガティブ要素が多い(笑)それ以上に勉強家で真面目なことは本当に尊敬する。
さらにこんなにファンのこと、チームのことを思っていてくれてるんだ、と。
ファイターズに入って「楽しい野球」を知ったというのは嬉しかった。
スポーツ選手の自叙伝でこんなに感動し、泣きそうになるとは思わなかったです。今まで以上に稲葉さんを好きになりました。
投稿元:
レビューを見る
小さい頃はすぐに心がクシャンとした。
悩んだもん勝ち。
遊び心も大事。
目標はできるところから。
その時その時、つまり各段階でできることを確実に精一杯、欲張らずに。