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ゴアな描写が凄まじくてウッ……っとなった。でも、そういうところよりも、誰だったか、家の二階から飛び降りて着地した時の描写に苦しくなってしまって印象に残っている。
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9月のメイン州の避暑地。ニューヨークから6人の男女が休暇を過ごすため当地を訪れる。まず別荘の持ち主カーラが一足先に到着し、準備をしていたが、その姿を遠くから観察する者たちがいた。そしてほかの5人が到着した夜、カーラたちは想像もつかない奇襲を受ける。相手は当地に住む<食人族>たち。食人族vs都会族の死闘開始。生き残るのはどちらか――
ケッチャム自身も認めているが、映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」や「悪魔のいけにえ」などの影響が濃厚の容赦ない残酷描写のオンパレード。殺人というより解体って言った方が近い。何せ食べるために殺すのだから。
こんなゴアな展開ながらも、死闘の中、生きる欲望に目覚めていくヒロインの変化はちゃんと描かれているし、食人族誕生の経緯についてもじつに合理的な説明がなされている。だがケッチャムの作品に勧善懲悪の結末を期待すると見事に裏切られる。誰が生き残るかわからない。そこが面白いのだけど
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スプラッター映画や食人族などのカニバリズムが好きな人なら楽しめる小説。しかし、内容が内容だし変態と思われる可能性も大いにあるので大きな声でお薦めなどはしにくい小説でもある。またこの手の表現に慣れていない人が読むにはハードすぎる。
作者自身があとがきで70年代のホラー映画の影響を受けてると語っている通り若者が旅行先で襲われるアメリカ映画にありがちな設定。序盤は状況説明などが続くので若干退屈に感じた。中盤以降は前半は何だったのかと言わんばかりに一気に話が進む、いやむしろ展開が早すぎて戸惑う。しかも、まさかの主役だと思われたカーラの早すぎる退場、ここの描写で一気に世界観が加速する。グロすぎる表現に食人族の攻撃と色々思うところがあるが、あの状況下でお湯を沸かして上からぶちまける余裕が本当にあったのだろうかと真剣に考えてしまった。ラストに関しては救われないオチだがニックと謎の少年の無念さを考えると当時の出版社がニック生き残りパターンをごり押ししてきたのも納得できる。
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いやー、初のスプラッター小説でした…。
もうなんか、読み終わっても胸のむかつきがおさまらなくて、気持ち悪くて
人間が動物の肉とか魚を食べるみたいに食人族は人間を食べるんですよね…。
ジャック・ケッチャム氏は経験もないのになぜあんな文章を書けるのか…。すごいです。
マージーの、放心状態から一転、生に執着する姿がかっこよくて。
自分があの状況に陥ったらどんな行動に出るだろうかと考えてました。
今何事もなく平和に生活できている自分に安堵感を覚えつつ…うー、やっぱり気持ち悪い…。
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ヒルズハイブ的な感じ
ケッチャムの長編初とのこと、隣の家の少女より読みづらさあり。翻訳のせい?
中盤までは登場人物たちの関係性が綴られているが、登場人物多いのと魅力的な人物がいないため退屈。
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食人族的な話かと思ってたら、なんだか小規模。食人家族…というか、食人一家というか。
古き良きスプラッタホラー映画って感じです。