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世界でもっとも優秀な40歳以下の教授といわれてる組織心理学をやってるアダムグランとの本。
他者との関係性において3つの型
・ギバー:他人中心。相手の利益を考え、受けとる以上に与えようとする
・テイカー:自分中心。与えるより多くを受けとろうとする
・マッチャ―:損得のバランス、ギブ・アンド・テイク重視
ギバーはビジネスの世界ではカモにされるのではと思われがちだがさまざまなケースをもちいて実はそうでもないということを紹介。
世の中の半端ない勝者は、半端ないギバーである。
ところで情けは人のためならずという格言が日本にはあるけど同じ内容なのであらためて日本古来の道徳というのは実はビジネスに普遍的に通用する内容であることがわかる。
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ギバー(与える人)が最も成功する人としているが、同時に最も成功しない人でもあるとしている。
ギバーとして振る舞っている時もあれば、そうでない時もある。ただ、ほんの少しのギバーになることで、最後には困っている人の中にいる自分自身を助けていることにつながる。このことに気付けば、自分なりのギバーの形を考えられるのではないか。GIVE&TAKEの形は一つではないのだから。新しい気づきを得たとてもいい本でした。
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与える人(Giver)が成功するというテーマで、多くの事例や実証結果が紹介されている。
監訳の楠木先生のコメントにもある通り、アメリカの職場では例外かもしれないが、日本人にとっては職場でチームに貢献するのは当然で、本書の論旨もやや当たり前のようにとれた。それでも得るところの多い良書。
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非常に興味があった本ですが、読むと読み辛い・・・
ほとんどが、引用された例で文章ができています。
最初のうちはそれなりに読めたのですが、途中から「例え+結論???」という文体に嫌気が差してきます・・・
言いたいことは、「人に利用されずに、人の役に立て」ということだと思いますが、Part8の途中で読むのが嫌になり、斜め読みというか、拾い読みに変えました。
全体として言いたいことの割に、文章がダラダラと長くて読みづらい本です。
はっきり言って、正味100ページで終わるんじゃない?
という感じの本です。
400ページ弱の本を読んで、得られたものは少ないと思います。
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与える人の成功事例というよりは、成功者が与えている事例を取り出して紹介してるのみで、ついぞ実証的な結果は書かれていなかった
もちろん情けは人の為ならずという素晴らしい格言があるので、この本を時間かけて読むよりは格言を脳裏に一瞬浮かべるほうが有益な時間の使い方になると思われます
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いわゆる「情けは人のためならず」という話だが、人を、
・「ギバー」(与える人)
・「テイカー」(受け取る人)
・「マッチャー」(バランスを取る人)
の三種類に分類することで、人間関係の理解がスッキリスする枠組みを与えている。
いろいろと共感できることたくさん。
自分はしみじみギバーだと実感。
そして、ムカつくやつはみんなテイカー(笑)。
ギバーはテイカーに搾取されるリスクがあるので、相手がテイカーとして行動してくるかどうかについて常に警戒している。
自分の事を活用してもらえるのは嬉しいけれど、利用されるのは嫌だという感覚。
ギバーが燃え尽きるのは人助けをしすぎることではなく、余裕がなくなって困っている人をうまく助けてやれないときに、燃え尽きるのである。
ギブアンドテイクで考えるマッチャーは、テイカーに痛い目に合わされると、「評判情報」という手段を使ってテイカーを懲らしめようとする。
ギバーは記録より記憶を重んじる。
だから時間を経ても人間関係の繋がりを再構築することが出来る。
より良いギバーとなるための一助に。
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眠くなりながらも読了。ギバーになりながらも、テイカーにうまく惑わされないためにはなどのくだりはもうすでに忘れつつあるけど…意識することなく、自然体で誰かを助けて、助け合って生きていけたらいいなあと思った。燃え尽き症候群にならないためには、与えたことでもたらされた影響を、前向きに認めてもらえないことが原因、らしい。たしかに、与えても変わらないと、自分のやっていることの無力感を感じるもんなーと思った。あとボランティア100時間論も勉強になりました。
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間違いなく自己犠牲のギバーである私にとって価値のある本。頑張っていても成果が出ない人や、頼りにされる一方で自分のことが疎かになる人は一読の価値あり。
善人であることも、ほどほどでないと疲れ切ってしまう恐れがある。どうやったら倒れないか、倒さないかを学べたことも大きい。
相手をよく観察し、相手に応じて適切に振る舞わないといけない。無制限に与えるのではなく、自分も大切にすること。
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今まで長年求めていた問いを、すっきりと整理してくれた一冊。そりゃテイカーの上司の下にいたら、ギバーの自分が苦しむのは当然だったか・・・と。テイカーはどこにいってもいますが、その対処も考えるいいきっかけになった本でした。この本を出版してくれた関係者すべてに感謝!
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ギバー / テイカー / マッチャーの3分類 + 成長するギバーにいて。
Harvard Business-Review 6月号の「IDEA」の事例ともつなる。
個人の成長だけではなく、
成長するギバーがいることで、組織としても最強になるというきがしたが、それをどう組織運営につなげていけばいいかの詳細はわからず。
http://www.amazon.co.jp/Harvard-Business-Review-ハーバード・ビジネス・レビュー-2014年/dp/B00JQJHZRW/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1402963827&sr=1-1&keywords=6月+ハーバード・ビジネス・レビュー
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チェック項目19箇所。「速効性」や「確実性」を求めている人は、ギバーにはなれない、「与える人が成功する」というロジックは、現象として起きるまでに非常に時間がかかる。本書は単に「人間関係をよくしましょう」という話をしているのではない、ギバーになるということは、「仕事とは、いったい何のためにするのか」ということを、突きつめるということだ。大きな成功を収める人びとには三つの共通点がある、それは「やる気」「能力」「チャンス」だ、成功とは、勤勉で、才能があり、かつ幸運な人びとによって達成されるものである。仕事においては、ギバーかテイカーかにはっきりと分かれることはほとんどなく、たいていの人が第三のタイプになる、それが、与えることと受けとることのバランスをとろうとする「マッチャー」だ。どの職種をとっても、ギバーはとても思いやりがあり、人を疑わず、相手の利益のためなら自分の利益を犠牲にすることもいとわないようだ、ほかにも、ギバーはテイカーに比べて収入が平均14%低く、犯罪の被害者になるリスクは2倍、人への影響力も22%劣ることがわかっている。「誰よりも勤勉で度胸もある。厳しい意見をいうだけじゃなく、協力も惜しまない。それにレスポンスが驚くほど早い。これは投資家にもっとも必要な脂質の一つだね」。本書の目的は、ホーニックのようなギバーの成功がいかに過小評価されているか、それを知ってもらうことである、「与えること」が一般に考えられているよりも、どれほど素晴らしいものになりうるか、驚くべき研究結果とエピソードを紹介していきたい。人を思いやることが、成功と相容れない場合もあるだろう、一方が得をすれば他方が損をするというゼロサムゲームや、どちらか一方が勝つか負けるかという関係では、与えることが利益をもたらすことはまずない。職場は食うか食われるかの場所だと考える人は、テイカーになる傾向が強い、順位づけを義務づけている企業や、同じ顧客を奪い合っている同業者たち、あるいは相対評価で成績を決め、必要以上の成果を求める学校かどうかで、ギバーよりもテイカーになる人が多いかどうかがすぐにわかる。「自分にまったく利益をもたらさない人間をどうあつかうかで、その人がどんな人間かがはっきりわかる」(サミュエル・ジョンソン)。リフキンの真の目的は「どのようにネットワークをつくり、そしてネットワークから得をするのは誰か」ということに関して、人びとが抱いている考えを根っこから変えることなのだ。ギバーは頼り合うことが弱さだとは考えない、それよりも、頼り合うことは強さの源であり、多くの人びとのスキルをより大きな利益のために活用する手段だと考えている。非常に才能のある人は他人に嫉妬されやすく、嫌われたり、うらまれたり、仲間はずれにされたり、陰で中傷されたりすることを発見した、ただし、これがギバーであれば、もはや攻撃されることはない、それよりむしろ、ギバーはグループに貢献するので感謝される。うまくいかないときは自分が責任を負い、うまくいっているときは、すぐにほかの人を褒めるのである。訓練兵がミスをしても、小隊長はそれを能力が低いせいだとは思わず、学びのいい機会だ���とらえた、小隊長の協力的な態度によって、訓練兵は自信と能力を高め、より高い功績を達成できるようになったのだ。今日では、関心の度合いのほうが、才能をいかに発揮させるかより「優先される」ことを示す、説得力のある証拠がある、人が才能を伸ばすきっかけになるのは、「やる気」であることがわかったのだ。ギバーは才能を見抜き、それを伸ばすことに長けているだけでなく、予想が外れたときでも、自分の立場にこだわることなく、まえに進んでいけるのだ。強気のコミュニケーションはその場かぎりの面接では効果的だが、チームワークやサービス関係では、チームのメンバーの尊敬や賞賛を失う要因となる。成功するギバーの多くが、人はみな善人だという信念から出発するが、同時に、周囲の状況を注意深く観察して潜在的なテイカーを割り出す。
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テーマとしては面白い。
けど、全く理論に共感を得なかった。
そもそも、ギバーやテイカーは個によるものではなく、状況によるもの…とありながら個を定義付けるテストをするし、ギバーは話しやすく、温和…とありながらも後半では気難しいギバーもいるとか
説得されない。
そもそも"自己満足"と言うキーワードも扱っていないようでは、納得も出来ない。
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電子書籍だと半額か。そっちにすべきだったな。
Giver,Taker,Macherの比較。
他者志向の振る舞いは即時的な利益はないが評判という影響力を持つ。その影響力を持つことを考えながら振る舞うのはMacherか。自分の哲学としてGiverであれば苦にはならないだろう。自分だけのことならtakerにいいようにやられるかもしれないが,第三者のためにという視点を持つとgiverもタフネゴシエーターになる。
アドバイスを求めることの効果
テイカーは強気な話し方をする傾向があり,独断的で率直だ。一方,ギバーはもっとゆるい話し方をする傾向があり,控えめな言葉を使って話す。
パイを大きくしてWinWinとなる
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他者思考のギバーが一番成功する(生半可なギバーは年収がテイカー・マッチャーより低い)
相手の視点で(感情ではない)
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読書時間 7時間50分(読書日数 26日)
「ギブ・アンド・テイク」という、ビジネスとしては当たり前の原理原則を形成することについて、心理学といった観点から書かれた、普通のビジネス書とは一線を画した書
ビジネスマンのタイプとして「ギバー(人に惜しみなく与える人)」「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」「マッチャー(損得のバランスを考える人)」といるが、たいていの人はマッチャーが多い。
ビジネスとして成功するためには「ギプ」だけでは足らず「テイク」をしっかりやらないと成功はしない。与える事はすばらしいが、それだけでは自分を犠牲にするだけで、息切れを起こしてしまう。
ギバーになれれば最高の勝利者になる事が可能だが、そのためのマインドが重要で「守るべきもののため」にするという事がいいのだもわかった。
かなり読むのに時間がかかってしまった。久々にアウトプットもしてみたが、それでも時間がかかって、あまり「この本の良さ」を体感できなかった事が反省である。
もう一度、アウトプットに時間を使ってみたいと思う。