紙の本
ドラえもんをありがとう
2016/11/03 19:45
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投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメ「ドラえもん」でドラえもんの声を担当した、
大山 のぶ代さんの打ち明け話です。
大山さんの幼少時代の話や、ドラえもんとの出会い、
他の声優さんや藤子・F・不二雄先生とのエピソードなど。
随所にうるっときて泣けます。
大山さん、ドラえもんをありがとう。
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大山のぶ代さんの、
26年間にわたるドラえもんとの歩みを綴ったエッセイ。
大きなキャラクターに出会うことの幸せと、
そのキャラクターを背負うことの責任と、
それぞれの大きさ・重さが感じられます。
ほんとに、ドラえもんと子供たちがお好きなのだなぁと思いました。
ちょっとキレイなところでまとまりすぎたような感も
なきにしもあらずですが、
微笑ましく、厳しく、そしてちょっとほろっとする一冊でした。
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日本人のほとんどが知っているであろう、大山のぶ代さん。26年間に渡るドラえもん役を振り返り、さまざまなエピソード、藤子先生との思い出、初代オリジナルメンバー卒業にまつわる話など、を楽しく綴ったエッセイ。私自身、父親が小学館勤務だったので『めばえ』から『小学六年生』までずっと読みながら育ち、ドラえもんといえば大山さんの声以外想像できないこともあり、「ホンナジ(おんなじ)」のエピソードや、大山さんの子供時代の話、40代で亡くなられたお母様の思い出など、泣きそうになりながらグググググとこらえながら読了。大変良い本でした。
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1979年から2005年までの26年間、ドラえもんの声優をされた大山さんのエッセイです。
ドラえもんは昔から好きでしたが、解説を辻村深月さんが書いてるとの帯にも引かれ、購入。
そして、改めて好きになりました。
いろいろと”真直ぐ”な想いがこめられていたのだな、と。
- 先生の”種蒔く人”の力を感じました
自分もいつか、種を蒔き芽吹かせることができるのだろうか、、
なお息子も最近ハマっていて、毎週のようにDVDをレンタルしています。
あんまり見すぎるのはどうかと思いつつも、つい一緒に見てしまう自分もいたり。
ちなみに、私にとっての読書の始まりは”ドラえもん”だと思います。
小学校一年生の時のプレゼントで、初めて買ってもらった本が、ドラえもん1巻でした。
その後、何故か全巻揃える事はせず、今まで来ているのが我ながらに不思議ですが、、
もうちょっと子供が大きくなってきて興味を持ち始めたら、1冊1冊大事に揃えていこうかな。
ん、全集もでているのが非常に魅力的でもありますけども。。
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最近ドラえもんの長編映画をよく観るので、「あ、ドラえもんだ~」っていうきっかけと、解説を書いてたのが辻村深月さんだったっていうのがこの本を手にした理由。
ドラえもんのDVD借りるとき、必ず大山のぶ代さんのドラえもんじゃなきゃ観る対象にならない自分がいた。
やっぱり私は、大山さんがしゃべるドラえもんをドラえもんだと思っているし、そういう時代の子供だったから、本当に、大山さんには私たちのドラえもんでいてくれてありがとうございましたっていう感謝の言葉が凄くよく合っていると思う。
大山さんはお子様がいなかったということですが、ドラえもんとの出会いは、それこそ人生を変えるほどの大きな出来事だったんだと思います。
大山さんの願いはこれからも末長くドラえもんが子どもたちに様々なメッセージを伝え続けることなんだろうとは思うけど、やっぱり私のドラえもんはワンニャン時空伝までなんだと、改めて思ってしまう。それほどまでに、やっぱり大山のぶ代さんこそが、ドラえもんであり、ドラえもんこそが大山のぶ代さんであると思います。
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ドラえもんと大山のぶ代さんは、一心同体なんだなー。大山さんは学生時代に声について、周りからいろいろ言われて落ち込んでいた時に、母親から声を生かすことを考えた方がいいと言われて前向きになれたそうな。
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新しいドラえもんになって早5年。しかしながら未だに「ドラえもん」と聞くと大山のぶ代さんの声を思い浮かべる人が多いのでは?
そんな大山のぶ代さん著の「ぼく、ドラえもんでした。」ですが、ドラえもんとの思い出話、裏話満載で大山さんのドラえもんへの愛情の深さがわかります。
まっすぐな、そしてやさしさモワモワが一文字一文字から伝わってきます。
やさしさが満ち溢れてる。暖かい気持ちになるとはこのことなんですね。
ドラえもんが新しい声になっていても、やはり僕の中でドラえもんは大山のぶ代さんです。
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http://sgk.me/lXeS5B ドラえもんの声優として有名な大山のぶ代さんの自叙伝です。
藤子・F・不二雄先生の思い出など、本人にしか決して語れない、涙と笑いに溢れた、ここだけのうちあけ話が満載。
ドラえもんといっしょに生きて来た私たちすべての心の奥深くに響く一冊です。
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ドラえもんの声優を26年務めた大山さんのエッセイ。
臭いこと書くようですが、こんなにも愛溢れるエッセイが他にあるだろうか。
ドラえもんへの思い、子供への思い、作者や他の制作スタッフへの思い、家族への思い、どこからも深い愛情を感じた。
こんな人達が創ってきたからこそ、ドラえもんはずっと愛され続けているのだと思った。
自分も子供の頃はドラえもんが大好きで、今でも祖父に映画館に連れて行ったもらったことなんかを覚えている。
子供はきっととても敏感で、本当に愛情込めて創られた物を見分けてしまうのではないだろうか。
そして、与えられた愛情は大人になっても忘れないのだろう。
大人になった今でもドラえもんは大好きで、尊敬している猫型ロボットです。
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正式には三代目ドラえもんの声優さんによる自伝。キャラクターに対する愛情と子どもたちへの思いがプロとしてすばらしい。
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ドラえもん。
子供のころから大好きで、
今でも落ち込んだりすると
ふいに見たくなるドラえもん。
見たくなるってゆーより、
ドラえもんの声を聞きたくなる。
まわりの友達がディズニーを見ている間、
私はドラえもん一筋。
ビデオテープが切れるまで見た「パラレル西遊記」。
本書は、
大山のぶ代さんが
ドラえもんとして過ごしてきた26年や
ご自身の病気、
藤子・F・不二雄先生との出会いや別れ、
学生時代の出来事なども描かれています。
ドラえもんは、目上の人には敬語を使う、
乱暴な汚い言葉は使わない。
読んでいると、
大山さんなのかドラえもんなのか
どちらなのかわからなくなってきちゃう。
これ、
今ドラえもんが言ってるのかな、って。
ドラえもんの考えなのか、
大山さんの考えなのか。
きっとどっちも本物なんだろうなあ。
「こんにちは、ぼくドラえもんです」
「フフフフ」
今にも耳元で聞こえてきそうな声。
ドラえもんにキズをつけちゃいけない。
私はこの子と、別々にならなくちゃいけない。
ドラえもんの声から離れる決意の場面、
思わず泣けました。
やっぱりドラえもんが大好き。
種蒔く人。
心を残すこと。
パイプになること。
人は、人に揉まれて、人になる。
ぼくたち地球人
これが最大のテーマ。
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ドラえもんの裏話、ではなく大山のぶ代さんの自伝です。
のぶ代さんのドラえもんへの思いが詰まった内容です。
基本的にはのぶ代さんに関する本なので、普通のドラえもん好きの僕にはやや物足りなかったです。また、文章も日記のようで読みづらく感じました。(そこがご本人が書いてる感が出てて良いとも感じますが)
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一ドラえもんファンとして読まなければと思っていた本。
書かれた文章が、頭の中であのドラえもんの声で再生されてやっぱりインパクトが強い。
藤子・F・不二雄先生のエピソードが暖かく、幸せに満ちたもので、涙でぐしょぐしょになりながら読破した。
みんな心の中に自分だけのドラえもんがいるのだと思う。
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長年ドラえもんの声を担当なされた、大山のぶ代さんによるドラえもんの制作裏話や原作者不二子先生、最愛の母との思い出を綴っている。
のび太の声を担当なされた小原さんとのやり取り始めとする、声優同士の会話はアニメ同様に、脳内で再生されたことに我ながら驚いてしまった。
女優として活動する以前は、独特の声のためにいやがらせを受けたこともあったが、母親のアドバイスでこれを強みに変えたことや、たくさんの大人に囲まれて育ったことで、昔から伝わってきた含蓄のある言葉などを身につけられた、今後は後進に伝えていきたいと語っている所は心が温まった。
制作裏話では、大変混み合い子供たちが騒いでいる映画館の舞台挨拶の場面で、とっさにドラえもんの声で周りに配慮した行動をするよう呼びかけた事、タイトルコールでは早く言ってしまったり伸ばしすぎてしまう事があったこと、まさか他局であるNHKに「国民的アイドル」と呼ばれるとは思わなかったことなど、読んでいて楽しい物ばかりでした。
本の最後のほうでは映画『のび太のワンニャン時空伝』のセリフを引用して、人の歴史は生まれては滅んで、そしてまた誕生するという事を繰り返してきたと語っており、プロデューサーの子どもがアニメ制作チームに入って活躍し始めたこと、障害を抱えた子どもが大山さんに「みんな同じ小学生だね」と優しく教えられて帰っていき、それから手紙のやりとりが25年も続いていることを、ドラえもんとの縁でこんな素敵な友だちが作れたと綴っていました。
大山さんは祖父に「人」という漢字はお互い支えあって生きていると教わったそうですが、まさに、ドラえもんの成功は人と人との繋がりが産んだものなのだと学ぶことが出来ました。
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内容もさることながら、その語り口調(文体)にじんわりと人柄がにじみ出ていた。まるであの声で再生されるような、ゆったりと優しく、しかしズシンと入ってくる。