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話の繋がりの素敵さがすぎる。
近かろうが遠かろうが、何らかの形を通して
いつか思いが形になれば本当に素敵ですね。
きっと気づかないだけにみんな色んな思いに支えられて生きているんだろうなぁ。
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殺し屋シリーズのお話。
後書き含めて読むといい。
恐妻家の一面が描かれ過ぎていて、
結婚のイメージダウンにつながる作品では?
と新婚の嫁としては少し不愉快になりました。
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恐妻家でパパで凄腕の暗殺者!
テンポ良く進んでいく主人公の日常に引き込まれつつ、中盤過ぎ…
その1行に思わず読むのを止めてしまった。
主人公応援モードに入っていただけに、何とも。
そして続く物語。
この内容を最初から最後までほっこりまとめてしまえるなんて凄い。
また読み返したくなるそんなお話。
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殺し屋の兜の表の顔は文具メーカーに勤める穏やかな男であり恐妻家である。妻と息子の克巳のため、殺し屋から足を洗いたいと考えているが、斡旋元の医師に家族と自分の命を握られ、身動きがとれないでいた。仕方なく続ける現場には意外な人物たちが現れ‥。
殺し屋という物騒な世界を面白おかしく描く伊坂ワールドが繰り広げられている、と思って読み進めていくうちに、中盤でまさかの展開に。一体この後の物語はどうするつもりか、と思っていると、いつのまにか感動的ですらある家族愛や恩返しの伏線が次々と張り巡らされていたことに気づく。
久々に作者の作品を読んだが、やはり面白かった。
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殺し屋の主人公に、恐妻家というギャップ。ギャップは人を惹きつける。そんな単純なカラクリで簡単に主人公の心理描写に引き込まれる。
本の感想とは少しズレるが、物語でたまに出てくる言葉。やれるだけのことはやりなさい。出来るだけフェアであった方がいい。誰でも言えそうな、大した名言とも言えないような言葉だけど、父親が子どもに教えられることって、こんな感じで自分が実践していることだけなのかもしれない。そう思った。
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ホント、素晴らしい!好きな作家の好きなシリーズって時点で、ほぼ成功は確約されている訳だけど、今回はこうきますかっていう、同シリーズと思えんくらいの振れ幅も素敵。『ゴーメン』がしんどかった反動もあり、読みたくて読む行為が自分勝手なものである以上、これくらい惹き付けられなきゃ意味がない。やりたくねえことやってる暇はねえ、と改めて思わされた次第。”AX””BEE"から”FINE"まで。あとがきで示された、”DRIVE"も是非読んでみたかったす。
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久しぶりの伊坂幸太郎作品を読みましたが、テンポ・リズムが良くサクサク読み終えました。
主人公である兜は殺し屋であるのにも関わらず、恐妻家である二面性を持つ強烈なキャラクターを持っています。殺し屋であるにも関わらず、フェアであることを信条に持っているのも魅力だと感じました。
殺しの場面でも、軽快なリズムで書かれているためかいつ殺した?と気づかないこともあったり、妻への接し方のハウツー要素もありユーモア溢れる作品でした。
しばらく本読んでないから、サクッと一冊読みたいと思った人におすすめの一冊です。
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殺し屋シリーズの第3作目。
一流の殺し屋だが、恐妻家というアンバランスさにユーモアがある。家族愛が裏のテーマとして描かれている。
前作マリアビートルとは違い、疾走感は無いが、連作短編として一話ずつに違った味わいがある。
最後に全ての短編の要素を回収して結論をつけるのは伊坂節といった感じ。
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殺し屋シリーズの3作目。
前の2作と違って視点となる人物がほぼずっと同じだったので読みやすかった。
前の2作で出てきた人物名がところどころ出てきて懐かしい気持ちになった。
前の2作を読んだのがしばらく前だったので、次は3作通して読みたいと思う。
終盤にかけて伏線の回収とタイトルの意味がわかってくるとゾッとするほど面白い。
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グラスホッパー、マリアビートルに続く殺し屋達の物語。普通の家族(恐妻家)という一面と殺し屋という二つの世界が不思議と違和感なく混ざっている。主人公の兜が強過ぎるのか、家族との生活描写と相まってなんだか平凡な一家庭のように思えた。表題のAXが何を表してて、そしてその意味が何なのか。シンプルにわかりやすくスカッと読み終えた。
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ひとりの殺し屋の物語であり
ひとりの父親の物語であり
フェアな物語、平等な物語『AX』
どんな人にだって、平等に幸せがあり、家族の愛がある。
どんな人にだって、平等に死があり、生がある。
繋がってるし、裏表あるし、そして平等でもある。
人生ってそういうもので、そういうことを改めて感じました。
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とても内容に引き込まれる作品だった。
主人公のキャラが、殺し屋という圧倒的な強さで着々と人を殺していく中、家に帰れば妻という存在に頭が上がらないという憎めないキャラを持ち、家族とその生活を守るため奮闘する様がカッコ良かった。
また、中盤で主人公である兜が殺されてしまってこの後どうなるのかと心配したが、時間が進み今度は息子視点で物語が進んでいく。進む中で兜目線の話があったりと、兜と息子が交互に最終的な黒幕の医師に同時にたどり着く展開は素晴らしいと感じた。
物語もスッキリとした終わり方で良かった。
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おお、新作だ、と手に取りました。
新幹線で殺し屋が集結した話って、グラスホッパーだったかしらん?読み返そうかな~
というわけで殺し屋兜さんと家族の話。恐妻家は妻が居ない所でも妻の悪口なんか言えないってのがなんか…うん、愉快というか悲哀を感じるというか。そこまで嫌われるのが怖いというのは…まぁ彼の境遇を考えればわからなくはないけど。蟷螂の斧、はそう言う意味なのか、と覚えました。
それにしても医者はあの伏線でそうなるのか~
色々考えられてるんだな~
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2020/3/3読了。
殺し屋シリーズの第3弾。
殺し屋「兜」が家族を思うという部分が主題。
さらりと書かれている本作の肝になる部分が衝撃だった。
喪失感がすごかったが、のちの逆襲でスカッとした。
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恐妻家の殺し屋のお話。五編からなる連作短編。
前作「グラスホッパー」、「マリアビートル」とはまた雰囲気が異なり、日常のコミカルさが際立って面白い。
後半二編に突然来るシリアスな展開がなかなか辛い。
前半の作品に描写される伏線のようなものが回収されていないのが、ややもやもや。