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紙の本

「ジャングル」だからというわけではないけれど…

2007/01/05 20:57

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本の表題作を読んで、なんとなく、手塚治虫氏の作品群を思い出しました。手塚作品って、結構展開が強引だったり唐突だったりして、今読むとちょっとついていけない気分になることがあるのですが、「ジャングルキング」のお話の(エロの露出度以外の)強烈さが、そこにちょっぴり通じるような気がしたのかもしれません。
手塚治虫氏は、かつて「やおい(やまなしいみなしおちなし)の漫画はダメだ」ということをおっしゃったそうですが、焼き印の如く強烈な社会的意味合いを背負わされちゃったお話が、ジェットコースターの線路じみた極端な落差のあるヤマとオチを疾走する漫画というのも、読み手にとっては結構しんどいものだと思うのです。
もっとも「ジャングルキング」には、社会的な問題提起なんてものはないので(あったらびっくりです…)、むしろ純粋にジェットコースターの恐怖感を楽しめる作品であるのかもしれません。
でもそういえば、悪役が、ものすご〜く利己的な私怨系のコンプレックスを理由に、とんでもない規模の陰謀を実行に移して主人公たちを不幸のどんぞこに落とし込むところなども、手塚作品の人物たちと、ちょっとだけ似てるかもなあ、と思いました。
あと、どこがどう似ていると説明できるわけではないのですが、読んでいて、なんとなく池上遼一の「傷追い人」も思い出しました。「傷追い人」みたいなボーイズラブ漫画がもしあったら…などと考えると気が遠くなりそうですが、「ジャングルキング」が大長編漫画になったら、そんな感じに…なりませんかね。
蛇足ですが、「ジャングルキング2」で、主役二人は、雪山の雪崩で遭難したはずなのに、「ジャングルキング3」の下山の場面ではどう見ても赤道付近のジャングルみたいなところをさまよっているのが、素敵にミステリアスでした。どうなってるんですかね、あの山。

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