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トップ3%の人は、「これ」を必ずやっている 上司と組織を動かす「フォロワーシップ」
著:伊庭 正康
フォロワーシップとは、上司の「至らない点」や「見えていない点」があれば、積極的にサポートし、組織を良くするために影響力を発揮するスキルである。
役職がついていないか、年齢が低いからといったことは関係ない。むしろそんな時こそ、フォロワーシップを発揮するタイミングである。少なくとも役職は、身分ではなく、ロール(役割)である。組織の成功の8割は、部下のフォロワーシップによるものである。
本書の構成は以下の6章から成る。
①頑張っても報われない人が見逃していること
②3%の人だけが知っているフォロワーシップとは
③フォロワーシップを高める習慣
④職場の「複雑な問題」を解決する方法
⑤ビジネスフレームワークを使って、10倍速で問題を解決する
⑥いい時ばかりではない。うまくいかない時の対処法
リーダーシップももちろん大切。そしてそれと同じように、それ以上にフォロワーシップは大切。誰しもがその両方のスキルを意識して育て活用すべきでもある。
リーダーシップとフォロワーシップは相反するものでもなく、共通して言えることはそのスキルは自分が軸となるものの自分以外を動かすことに多大な影響を与えるものである。
リーダーシップが上でフォロワーシップが下ということでもなく、どちらも大切な概念である。
円滑に回る組織においてリーダーシップよりもフォロワーシップの方が大切という局面もあり、それはどんな環境においても当てはまる。リーダーシップのように表舞台に目立つ存在ではないかもしれないが、さくっと学び、さりげなく活かせるようになりたい。
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フォロワーシップは、できる部下力。
ロバート・ケリー氏が提唱したもので、著者は日本の実情に合わせてアレンジし解説しています。
実践しているのは3%程度しかいないともいいます。
上司の参謀として影響力を発揮できる人材が必要と説きます。
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企業研修を主に手がける会社を経営するリクルート出身の著者が上司と組織を動かすフォロワーシップについて書かれた一冊。
組織の業績を高めるためのフォロワーシップについて行動や考え方について本書で学ぶことができました。
仕えるのではなく支えるという気持ちや声を上げることの大切さなど行動や考え方だけでなく「HRM」や「タックマンモデル」や「ソーシャルスタイル」などの実践的なビジネスフレームワークも学ぶことができ勉強になりました。
そんな本書の中でも学んだ知識はみんなの資産にすることや伝えたい人の同僚からの伝達などをうまく使って部下や上司に意見を伝えることやまずしくみを変えてから意識を変えることなどは取り入れていきたいと感じ、印象に残りました。
本書で学んだことを活かし、ふたつの上の視点で自分たちが本当にすべきことを考え、フォロワーシップを実行することで会社に貢献できる影響力のある人材に近づけると感じた一冊でした。
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昔は、年功序列の会社ばかりであった。
付き合いたくないような上司も居たり、お局様のような女子社員もいた会社。
それが、段々社会で、女子の活躍する場も増え、男女均等法なるものも存在するようになった。
女子の事務職が、総合職に展開するようにもなり、そして、実力のあるものが、若くても上司になれる社会になって来た。
そうゆう会社が、このような管理職を求めているのか?
このコロナ期で、在宅勤務なるもの、存在するようになり、会社の店舗なども、必要なのか?
そして今、デジタル化されつつなり、どのように変わって行くのだろうか?と、思っていた時にこの本を見つけて読み出した。
読みながら、管理者は、こんな風に分析しているのか?と、思いながら、最後の方のp150のように、月給30万円週休2日・・・と、月給25万円 週休3日・・・
先日、ニュースで、週給4日というの見たけど、・・・
どうなのだろう。
今大手企業やIT企業も人員削減のニュースが、流れる。
それでいて、人手不足という分野もある。
この歳になると、社会の事が疎くなって来る。
少しだけ、この本を読み参考になったかと思いながら、閉じしまって、どれだけの事が理解出来たのか、自分に問いかけてしまった。(笑)
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自分はフォロワーシップの方は向いていると思って読んでみたが、まだまだトップ3%には及ばないことがわかった。2つ上の視点から考える習慣をつけたい。