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「明日死ぬことがわかっていても勉強したい」
この書き出しで始まる本書は、元は著者が大学で講義した内容がベースとなっている。
なぜ学ぶのか、学びから得られるものは何か、学び方など勉強にまつわる話が著者の実体験とともに丁寧に語られており、感銘を受けた。また、下記のような心に刺さるフレーズも多い。
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「学ぶことに遅いと言うことは絶対にない」
「学ぶと言うことは決して人にとられることの無い財産です」
「あなたもグローバルな世界で活躍しようと思えば、英語は必須です。しかしそれ以上に大事なことは、英語で語るべきものを持っているかどうかです。」
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私も、明日死ぬことがわかっていても本を読んでいる、そう言えるようになりたい。
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<目次>
はじめに
第1章 勉強が好きじゃなくてもいい~おもしろいことが一つあればいい
第2章 どうして勉強しなくちゃいけないの?~学校で学ぶということ
第3章 失敗・挫折から学ぶ~こうして「池上彰」はできあがった
第4章 読書が好き~よい本との出合いは人生の宝だ
第5章 生きることは学び続けること~なぜ、私が学び続けるのか
<内容>
2019年にノートルダム清心女子大学(岡山)でおこなわれた講演を基に書かれたものなので読みやすい。第3章などは他の池上本でも紹介されている話。第5章の世界での体験談や第1,2章あたりがこの本のキモか?表紙はベストセラー『君たちはどう生きるか(漫画編)』の羽賀翔一さんが書いている。
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2020/3/11
池上彰さんはこういう系の本もたくさん出してて、今までにも何度か読んだことがありました。この本の内容も以前に読んだことのあるどうして学ぶのか系の本と内容が結構被っていたので、リメイク的なやつなのかなーと思います。
池上彰さんのこれまでの人生をなぞりながら、勉強しなきゃ!と思った時がどんな時だったのかを教えてくれると同時に、勉強することの必要性や意味について考えるきっかけをくれるのではないかと思います。
やはり、ただ勉強するだけでは何も身につかず、どうして?なんでだろう?どうなっているんだろう?どういうことなんだろう?などと自分で咀嚼して考えていくことが大事なんだと書いてありました。
全くもってその通りだと思うし、自分も実行していかないとダメだなーと思わされました。
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新型コロナウイルスの影響で外出自粛要請が出てるため、今朝Kindleで購入して一気に読んだ。
以前も池上さんの本を読ませていただいたが、
今回も同様の感想だった。
「彼は知識がありすぎて、本質を伝え切れていない」と。
確かに池上さんは知識人であり、誰よりも教養があると思う。
しかしこの本の内容で真に伝えたいことはほんの一握りであり、終始話が脱線しているように感じた。
つまりこの本の本質を伝えるならば、1ページほどで足りてしまうと思っている。
タイトルにある「なんのために学ぶのか」という本質を理解したかった私には少し不十分な内容だった。
※内容ごとに派生されていく話の展開は実に理解に長ける構成であり、読みやすかったのは確かである。
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学習の意欲を高めるために読んだ。
題名の通り、なぜ学ばなければいけないのかという疑問を明確にして日々の学習に取り組もうと思ったからだ。
確かに、学ぶことは大切だと感じる場面もあったが、筆者の体験談が多く、本質的な部分が伝わりづらかった。
ただ、先進国と言うだけで、個人個人がしっかりとした教養がないといけないのだと知った。
この本を読んでまだまだ学ぶべきことが沢山あるのだなと心から感じた。
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3章あたりから自身の経験上の話になり、私が、私が、話になる傾向があり、自伝?のように読み手は吸収してしまうように感じた。
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勉強をする意味。大人になって気がつくことごある。数学の因数分解は共通事項とそれ以外の差分を分けるのに役に立っている。それは国の制度を考えたり。
欧米の大学で教えるリベラルアーツは、すぐに役に立つことは教えない。
数学と音楽は親和性が非常に高い
愚かな質問はない、あるのは愚かな答だけだ
学生の時に読んでいても有り難みを感じなかったかもしれない。勉強できる環境がある日常という幸せ。何事も遅すぎることはないので、より一層の好奇心を持ちたいと思いました。
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大学に入る前に読みたかった。
単位が取れればいいと言う考えだったし、結局今に繋がっていないと感じた。
でも今から教養をつけていきたいと思ったし、色々学びたいと思った。
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何か教える時、
学習したらこのように役に立つんだよと伝える。
わかりやすい説明=因数分解。
答えを分解すればいいのか‥。
なんとシンプルな‥。
わかりやすい説明。
保険、何かあった時にすることではなく、プランB、プランCがあります、
という表現力。なんとポジティブな表現。
最後に、
学ぶとは決して人にとられることのない財産。
世界のことをもっと知りたくなった。
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本を読むことはするけれど、それに対して深く考えるということまでは出来ていませんでした。いつの間にか沢山本を読むこと、それ自体に満足してしまっていた自分に気づかされました。
少しでもいい。振り返ることは何も読書だけではなくどんなことにおいても大切なことなんだと思います。忙しい毎日だからこそ、一呼吸おいて一度振り返る。そこで気づいたことを大切にしていきたいと思いました。
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なんのために学ぶのか。
文中にあった、出口治明さんの言葉。
『教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや楽しいことを増やすためのツール。』
これが学ぶことの理由かなと思いました。
教養をつけることで人生が広がり、自分の世界も広がっていく。読書と同じで、終わりがないことだから、学ぶことを趣味にすると人生がとんでもなく楽しくなるのでは。
にしても池上さんてやっぱすげぇ!(^o^)/
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タイトルにあるように、何のために勉強するのかという一つの答えを求めて購入。
自分自身の学びを考える上でも、他者に学びとは何かを説明する上でも参考になる。
大学で学ぶ意味は、世の中の動きにアンテナを広げ、自分なりの物の見方を身につけていくこと。勉強は、すぐに役に立つことばかりではなく、今面白いと思うこと・知りたいことを懸命に学ぶことで、いずれ何らかの形で花開くということを教えてもらった。
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恥ずかしながら、私は高校生まではそこそこ成績がよかったのに、大学生になったら成績が落ちた。そこで、高校生までは覚えればテストの点が取れたが、大学生のテストやレポートでは自分の考えを述べるものであり、自分は苦手だということに気がついた。恥ずかしながらそれまで自分の考えを持つ経験がなかったのだと思う。
読者の対象としては大学入学したての人がぴったりだか、誰が読んでもいい素敵な本。池上彰さんのルーツなども載っていて、学ぶ楽しさを知り、意欲的にバリバリ仕事をしてきたことが分かり羨ましい、すごいと率直に思った。
そしてまたまた実感。やはり読書は大事。#斎藤孝 さん と通じるものがある。二人とも私のすきなおじさま方。笑
私にはリベラルアーツがない。でも今からでも遅くない。たくさん本を読んで知の宇宙に旅立とう。
とりあえず池上さんの別の著書も読みたいな。
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池上彰氏の半生を振り返りながら、挫折があっても腐らず学び続けることの大切さを教えてくれる本。学ぶとは決して盗られることのない財産だ、というスラム街出身の教師が語った言葉が全てだと思う。学んで得た知識はお金やモノと違って決して奪われることは無く、すぐには役に立たなくてもいずれ役立つ時が来ることを信じ、学び続けていきたい。
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この本のタイトルをみて最初に感じたのは、どこかの大学の研究結果に基づいて学ぶことによってどんなメリットがあるかなどを述べてくれていると思っていました。
しかし、読んでみると池上さんの今までの人生で様々な経験を通して学ぶことによってこんなことが良かったとかもっと学んでいればあの時こうだったのになどの経験談をもとに話が構成されていました。
この本を通じて教養の大事さを感じました。私たちは先進国に住んでおり、学ぶことの大切さをあまり実感出来ていないと思います。しかし、発展途上国などでは学ぶことはすごく重要なのです。そんな事を気づかせてくれました。
また、教養を身につけることにより話題が豊富になります。例えば、他の国の歴史などを知っていれば、その国の人との1つの話題が出来て仲良くなれます。また日本の歴史について教えてあげることもできます。これは教養がないと中々出来ません。
教養を身につける事で世界が広がると思います。世界が広がると人生が豊かになると思います。そんな事を感じました。
皆さんもどんな分野でもいいのでまずは何か取り組んでみてそこから学びの楽しさを知り、幅広い教養を身につけて人生を豊かにしましょう!