投稿元:
レビューを見る
医者探偵・宇賀神晃シリーズ 第2弾
書き下ろし。
宇賀神の病院に、留学を偽装して日本の医療保険を使った医療詐欺の疑惑が持ち上がる。
気乗りしないまま捜査を続けていた宇賀神だが、医療詐欺のブローカーが殺されたことで、裏に潜む生体腎移植にまつわる法と倫理の乖離の問題に直面する。
人を助ける大義名分と法との間に埋れる人々の苦悩を味わうことになった宇賀神は、どう決断するのか。
途中まで面白かったのですが、最後、ご都合主義的になったのが惜しいところ。
でもこのシリーズ面白いかも。
投稿元:
レビューを見る
なんとなく腎臓移植を、一部の健康保険を悪用して日本の医療を受けようとする人と無理やり絡めてる感じ。
そうそう上手く暴けない。
誰にも共感できない話でした…
投稿元:
レビューを見る
2020.10.21~10.23
目の前に困っている人がいたなら助けなさい、と教わってきた。そうあるべきだとも思うから助けてあげたい、でも、規制があって無理。となったらどうすればいい?
移植問題は難しい。
投稿元:
レビューを見る
千川環氏の本は、医療ミステリーが、多く、ハードブックで、読みごたえがある。
今回単行本で、ぶ厚さもほどほど、活字も大きく、私には、最適!と、思いながら読み出した。
エリート医師の宇賀神晃が、主人公である。
外国人の健康保険不正の問題が、最初から、留学等目的に来日し、3ヵ月以上のビザ取得の外国人は、健康保険に加入できるのは、良い制度であるが、不良外国人が、高額な治療を受ける為に来日して、偽装留学するという展開が、見えて来る。
だいぶ前に、留学生の学校が、殆ど通学していないで、アルバイト等の仕事に従事しているのが判明した事があった。
医療についても、ローラさんのお父さんが、医療違反していた話もあったのが、頭をかすめる。
登場人物のリンも、外国人技能実習制度で、日本へ来たのに、外国人を安給料で、休みも無い状態が、描かれている。
日本の企業も悪質なのがあるのだと・・・ブラック企業が、・・・
最後は、腎臓移植問題へ展開していくのだが、身内からの提供でないと、移植は無理なのを始めて知った。
生態移植の難しさも述べられている。
2つある腎臓の1つを提供するという事も、危険が含まれるのに、・・・ドナーを強要した外国人は、レシピエントと偽装結婚をさせたり、レシピエントの親族の替え玉にした。
この経緯を知らなかったという草野医師。
健康保険を不正に使ったタイの患者の死亡で、遺族が、草野先生からの謝罪と賠償金受け取りの控えが、・・・
最後の悪玉を成敗するところまで、描かなくても、わかる話に。
臓器移植の日本で行われるには、難しい問題がある事は、よくわかった。
先日、子どもから コロナ禍で、「毎日何してる?」と、聞かれて、何もしていない事に気が付いた。(笑)
高齢者には、「きょういく」が、必要なのだけど、・・・「今日行く」所が、・・・でも外出禁止だから・・・と、答えておいた。
しかし、この本を読んでいたら、p188に、そのことが、書かれており、「きょういく」だけでなく「きょうよう」「今日(の)用」迄、記載されていた!
なるほど、高齢者には「きょうよう」「きょういく」が、必要なのだと・・・・
その上に「えいよう」も・・・栄養も・・・と、思ったけど、どうでもエイヨウと、言われそうだ!(笑)
本の話から逸れてしまった。(笑)
投稿元:
レビューを見る
シリーズ、第二弾。
医療問題を中心に作品を発表する仙川さん。
元エリート医師の宇賀神 晃は、今は、とある診療所の雇われ院長。
ある日、外国人に書いた紹介状がけんこうほけんあの不正に加担していると叱責される。
そして、子宮筋腫手術を受けた偽学生の中国人が失踪し、日本人ブローカーが殺害される。
果たして、事件の真相は?
医療の闇に切り込む震撼のミステリー。