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金銭的な投資も自分への投資もすぐには成果は得られない。お金、時間、自分の持っているものを捧げ、その時その時を精一杯やっていくことがいつの日か成果となるという著者の姿勢が印象に残った。
高校中退後日雇いからの仕事遍歴が興味深く、日雇いの時代から一貫している仕事に対する真摯な態度は見習うべきことが多かった。気持ちよく仕事する、一生懸命やる、相手のことを考えてやる、自分の利益よりも相手の利益を優先するギブ&ギブの精神。このような姿勢は少しでも取り入れたい。
よく言われる一番の投資は自分への投資であるということ。著者はその中でも自分が感動することへの投資が良いと言う。
私は本でも感動よりも実益本が多いので、感動することへの投資があまりできていないかもと気づかされた。人生を豊かに生きるためにも。感動することへの投資という視点は取り入れたいなと思えた。
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面白いなと感じたのは、各章の最後に「インタビュー 僕の仕事遍歴」が書かれていること。
著者の本は何冊か読んでいるので経歴は知っているけど、興味深い内容だった。各章の最後に到達するのが楽しみでした。
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最近、節約Youtuberや家計やりくりインスタなどを見ては、お金は大切、1円も無駄にはできぬ呪縛にかかってしまっていた部分があった。でも自分が実践するとなると、どうもしっくりこなかった。
そんなときこの本を見つけた。もともと雑誌で松浦さんのコラムを読んでから考え方がすごく好きだなと思っていた。「暮らしの手帖」の編集長をしていた松浦さん。ていねいな暮らし、心のゆとりみたいなことを発信されているイメージがあったので、あまりお金について語る姿は想像できなかった。(そもそも、お金とていねいな暮らしを対極に捉えていたこと自体が間違っていたことに気付かされたのだけれど)。そんな松浦さんだからこそ、お金をどう語るのだろうと興味が湧いた。
この本を読んで「あ、そういう考えでいいのね」と肩の力が抜けたし、やっぱり松浦さんの考え方はしっくりくる。お金をどう使うか、どう働くかは、その人がどう生きたいか、を強く映す。今はちょっと調べれば色んな情報が得られるけれど、鵜呑みにせずにしっかり咀嚼しないといけないなと思った。正解はないからこそ、こういう本を読んで自分なりの「軸」をしっかり育てることが大切なのだろう。「軸」なんていうと仰々しいけれど、「あ、これいいな」とか「この考え素敵だな」みたいなものを積み重ねていけばいいのだと思えた。
・お金は、使って初めて価値が出る。
・体験にお金を使う。ネットによる情報社会の中で、体験することの価値がどんどん高くなっている。
・自分の目で確かめたものにお金を使う。人の意見や情報から判断するのではなく、自分の目で確かめて判断する力は、便利さがますます幅を利かせるようになるとさらに必要になる。
・自分が感動することに投資を続ける。お金は、節約して流れを止めてしまうよりも、動かしていた方がいい。感動し続けること、行動し続けることが大切。そして、感動するためには、自分自身が常に学び続けること。情報収集も必要、ワクワクし続けるためには人任せではいけない。
・どんな仕事でも、いったいこれは誰が喜ぶのかを考える…どんな仕事でもその先に生身の人間がいることを考える。
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ちきりんさんの本ではないけれど、自分の頭で考え続けて来たひとなんだなぁと改めて感じた。自分の頭で考えているか、改めて自戒。
以下、心にとまった項目
時間もリターンを意識して使う
感動を売る
体験にお金を使う
時間の「消費」と「浪費」
収入のポートフォリオを考える
スモールパワーで夢を叶える
感動することに投資する
挨拶、笑顔・・・人生の基本を大切に
感動してくれる人、信用してくれる人、喜んでくれる人、そういう人を日々増やしていくよう努力すること
好きなことを語る
信用を積み重ねていく
築いた信用を守っていく
ライフワークを見つける
アイデアをお金に変える
たくさん上がったけれど、特に心に響いたのは、信用を積み重ねる、人生の基本を大切に、スモールパワーで夢をかなえる
なぜこれが今の心に響いたのかを掘り下げていこう
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仕事って生活費を稼ぐためだけにしているものだから、楽しくないと考えている人におすすめの本です。
お金は動いていてこそ価値のあるものだから、自分の勉強に投資する、友人関係に投資する、家族関係に投資する、体験に投資すると自分にとって価値があるものにお金をかけて知識や経験を積み重ねることで幸福感、収入の増加につながるかもしれません。
松浦弥太郎さんのGive and giveとにかく与える、困っている人を助けると考えてらっしゃるところに共感を得ました。
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時間とお金をどのように使うか=投資と考えてどのようなリターンを得られるかを考えること。自分が感動することに投資し続けることが次の感動を産むことに繋がるという点は為になった
一方で、冒頭の待つことが成功には大切という点と、これらのリンクが自分の中ではしっくり来なかった
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人は嫌なことを忘れさせてくれるものにお金を使う。仕事とは、困っている人を助けること。そう考えると、まだまだニッチな仕事が眠っているのかも知れない。
インターネットのおかげであらゆる情報が手に入る時代だからこそ、体験することの価値がどんどん高くなる。
物を一番安い値段で買うことは、節約ではなく倹約。節約はもっと安い商品を探して買うこと、倹約は同じ商品を安く買うことです。節約は生活の質を下げることになりますが、倹約しても暮らしぶりは変わりません。何気に違いをよくわかっていませんでした。
著書の「泣きたくなったあなたへ」のタイトルについてのエピソード。元々は「元気のないあなたへ」だった。変更は、レジを持っていくのを憚られることへの気づきから。温かいエピソードです。
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エッセイストや暮しの手帖の編集長の経験のある著者が人生におけるお金と仕事の関係について自身の経験などをもとに書いた一冊。
高校を中退して日雇いの仕事でお金を貯めてアメリカへ行くことを繰り返し、そこで本の露天商で徐々に名声を上げていくという稀有な人生を歩んでいる著者だからこそ語れる仕事とお金についての真実を本書で知り勉強になりました。
お金は使って初めて価値が出ることや嫌なことを忘れさせるものに人はお金を払うことや衝動買いをせず情報収集してから買うことなど著者が今までの人生から得た教訓は学びになりました。
そして、資産を増やす鉄則や心構えなども学ぶことができました。
浪費と消費やギャンブルと投資の違いなども参考になりました。
誰かの喜びかを考えて仕事をすることや信用を築くことを日々積み重ねることなど小さなことが大きな結果を生み出すことにつながると本書を読んで強く感じました。
そして、これからの人生において大事なものに投資することが自分を豊かにすることの近道だと感じた一冊でした。
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考え方の工夫に重なるところはあるが、よりお金と仕事に特化した一冊。
自分の生身の体験、じっくりと待つこと、時間の使い方のコツ…自分にはできていないこともたくさんあり、勉強になった。
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ただ「節約」するのではなく、人生において大切なものにお金を使うことで、人生を豊かにしていく考え方がとても心に残った。
日々、周りの人のために生活して、働かれていることがよくわかる文章。
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・収入=感動した人の人数
・お金は使わないと価値がない、お金持ちは良いお金の使い道を常々考えている
・お金を貯めるより賢く使う方が難しい
・欲しい物より「必要なもの」を買う
・「倹約」検索してものをより安く賢く買うこと
・簡単にググれる時代だからこそ実体験の価値が高まっている
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松浦さんの優しい言葉遣いを感じた。
その中でお金、時間といった
価値あるものに対して
どう向き合うかが書かれた本。
信用される人になる
困っている人を助ける
好きなことを胸を張って好きだと言う
やりたいことは周りに言う
何事にも執着しないように、と思えた。
種を蒔いて、待つ。
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・仕事は困っている人を助けること。
・お金は使ってこそ価値が生まれる。経験や感動を産むお金の使い方を。
・好きを人に語れるように。
・閉じこもっていては感動は生まれない。外に出て色々な人と交流を。
・人に信頼してもらえるように。
お金と仕事というタイトルから、そういった内容かと思いきや、生きる上で大切な事が書かれた本だった。
ある程度の蓄えは必要だが、自分の糧になる経験や感動にお金を使っていきたい。
なりたい自分になれるように。