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研修医とはどういうことを思って働いているのか、どういう仕事があるのか、関心があったので読んでみました。
研修医の葛藤や苦悩がすごく感じました。
一番印象深いものは『生活保護』という話。高齢で独居、家族なしの生活保護、そして認知症の患者。手術すれば生きられるのに医師たちは手術をしない選択をする。
医療の場は生と死は切れない存在。医師たちの選択は理論上分かるが、何故か心のモヤモヤは晴れない。患者は意思疎通が困難であるため今後については話せない。患者本人は生きる資格はある。助けれるすべはあるが状況が違う。もし、家族が延命の希望があれば助かるのだろう、本人がしっかりしていたら助かるのだろう。
医療の現場は答えのない問題を解き続けている気がする。
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内容は読んでてつまらなくなかったし、何よりも自分が将来生きる世界のことを知れたのが良かった。病院という特殊な環境の中で生きることはどういうことかを知れた気がした。
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医療職の新人ってみんなこんな感じなのかなぁ。自分に重ねながら一気読みしてしまった。
今も思うけど、夏頃は強く感じた「看護師だけど何もできないじゃないか!」っていう新人の無力感みたいなのにとても共感できた。命を預かる仕事って本当に大変。隆治のように志は高くないけど、日々勉強、謙虚に細く長く仕事を頑張ろうと思います、、、。
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研修医ってやっぱり大変だなぁと思いながら一気読みしました。
看取りや、家族への病状説明、そして患者さんが回復していく姿、いろいろな事が描かれていて読み応えがありました。
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医師と言ってもやはり人間なので、患者や病気との向き合い方もそれらに対する思いも、千差万別。
こんな先生に診てもらいたいなぁ(技術以外は)と思える、丁寧でひたむきな研修医の話、第一弾。
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研修医の過酷さが、よくわかる。
でも疑問に思ったら、聞いたほうがいいのでは?専門用語で説明されて、わからないことをわかったふうにしちゃっていいの⁇と疑問だった。
しょっちゅう涙してるとこも、ちょっとイライラ…。
でも成長を見届けたいので、続編も読みたいと思う。
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医療、特に命に関わる現場にいる人の大変さ、すごさを改めて認識させられる。
あと、合コンのシーンは田舎者の自分には刺さった。(笑)
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さくさくと読めました。2時間くらいかな。
解りやすく、誰でも楽しめて、誰でも感動できる大衆小説としてはほぼ完璧な作品だと思います。しかし、それ以上でも以下でもないという印象を受けました。最初から最後まで予想通りの王道展開です。
自分には、本作は物足りないなと感じました。
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ドラマ化するということで、積ん読してたものを読んだ。
ストーリーも面白かったし、もちろん作者が医者ということで描写がリアルでもあり、面白くて一気に読んでしまった。
続編も読みたいと思った。
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現役の医師が書いた外科研修医1年目の先生が、理想と現実とのギャップに戸惑いながらも、懸命に命と向き合う成長物語。
兎角、映像を思い浮かばせる文体は、とても読みやすく3時間ほどで読了。
本作は医療と命を題材とした作品だが、己の知見の無さに、逃げ出したくなること。己の経験の無さに、怖気付いてしまうこと。己の覚悟の無さに、情けなくなることなど、人間模様も描かれている。
畑は違えど、生きている中で、同じように思い、感じ、胸が締め付けられるような経験をしたことはないだろうか。
晴ればかりは続かない。
だけど止まない雨もない。
繰り返し巡る感情に向き合い、逃げない自分を一つでも多く積み重ねていこうと思えた。
読後、1番最初に思い描いた、取り留めのない感想。
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筆者と同世代で舞台の研修病院も東京の自分と似たようなところであり、とても感情移入をしながら読んでしまいました。
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面白かったです!
「研修医」。新人なのに失敗は許されない現実って肉体的だけじゃなく精神的にも実に過酷。
とは言え、経験のないことはわからない。
治療どころか専門用語もわからないし、初めての手術はコワイ!それでも患者は待ったなしにやってくる。
そんな現実に向き合う研修医の雨野君がとにかく真っ直ぐで一生懸命!
何もかもが初めての体験。感情がついていかず心が疲弊したり、自分の無力さに打ちのめされたり。
不器用で朴訥とした雨野君に「頑張ってー!」とエールをおくりながら成長を見守りながら一気読み。
エピローグの親子のシーンでは涙、涙。
面白かったです♪
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専門用語があるけど、主人公の隆治もよくわかっていない感じがあって、そのおかげでこちらも用語がわからなくても理解することができた。
イシイさんのエピソードが一番印象に残っている。
医者は大変な仕事だと、改めて感じた。
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#逃げるな新人外科医
★★★★★
雨野隆治は27歳、研修医生活を終えたばかりの新人外科医。
二人のがん患者の主治医となり、奔放な後輩に振り回され、
食事をする間もない。
責任ある仕事を任されるようになった分だけ、自分の「できなさ」も身に染みる。
そんなある日、鹿児島の実家から父が緊急入院したという電話が……。
現役外科医が、生と死が交錯する医療現場をリアルに描く、
人気シリーズ第二弾。
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本当にこのシリーズ好きすぎる笑
独特の世界観に入り込め、自分も病院にいるかのような気分で読み進めることができる不思議な感覚。
こういうものって、新人の医者が頑張って成長してってよく似た話も多いけど、なんていうか目の前のことひとつひとつにゆっくり向き合って、出来ないものは上に頼り乗り越えてっていう、リアルな成長というか、読み終わったあとに明日も自分も焦らずゆっくり頑張ろうって思わせてくれる作品。新人さんとか自分の無力さを感じる方には本当におすすめです。
ぜひとも皆さんに読んで欲しいです!
個人的に佐藤と雨野の関係が好きだなあ。
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本屋でなんとなく手に取った作品。
読み終えて、この研修医の成長をもっと追いかけてみたくなった。
救急で運ばれてきた5歳の男の子の治療にあたり、自分の無力さを痛感するも、希望の光が見えた時思わず涙してしまった、その気持ちをずっと忘れないでいてほしいと思う。