2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
心と身体を100歳まで活躍させる
73歳の精神科医にして作家である著者が語る高齢者の心身全般に亘る生き方指南の書、激励の書である。高齢者関連本には他にもよい本もある。本書の内容に新規性はそう多くはないと思うが、全般的によく整理された内容であり,具体的な話が多く、身近に感じる親近感、自分でもできそうな現実感など高齢者本では秀逸だと思う。
電子書籍
参考になった
2020/05/02 17:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがお医者さんがかかれた著書だ。参考になった。
投稿元:
レビューを見る
帚木蓬生「老活の愉しみ」、2020.4発行。「終活」でなく「老活」。高齢者のためのバイブルみたいですW。大切なことが網羅されています。内容の骨子は: ①2025年は団塊世代がすべて75歳に。健康寿命を延ばすこと ②失うものばかり増える高齢者 ③筋肉こそが日本を救う。著者は1日120回のスクワットを ④この世で大切なのは歯。あいうべ体操とパタカラ体操 ⑤睡眠時間帯を一定に ⑥脳トレ ⑦食がすべての土台 ⑧酒は百薬の長にあらず ⑨タバコは命取り ⑩笑いが人を若くする ⑪健康についての正しい知識と応用 ⑫人(やペット)とのつながりは命綱。
世は終活ブームだけど、老活こそ生命線。帚木蓬生「老活の愉しみ」、2020.4発行。再読。老活に必要なすべてが紹介されている気がしました。まとめると: 立つ、歩く、握る、噛む、話す。この5つを愉しみ、鍛えることに収斂すると思います。あと、朝の日光を浴びることと人とのつながりを大事にすることでしょうか。サプリメントは通常の薬より肝障害を起こす割合が高く、要注意とのことです。
投稿元:
レビューを見る
現役の精神科医で小説家の帚木蓬生氏が、60歳のとき急性骨髄性白血病を患い、半年間の闘病生活を余儀なくされた経験を踏まえ、平均寿命と健康寿命との間の「不健康期間」をなくすなためのノウハウを『老活の愉しみ』と題して、老年期うつ病の処方、痛みと痒みの処方をはじめ、酒と煙草の有害性、食事療法、入浴の効果、脳・筋肉・歯・睡眠など心と身体の鍛え方を解き明かされた、身につまされる一冊です。
投稿元:
レビューを見る
人生100年時代と言われる中で、長く現役であり続け
るために必要な要素について、現在も作家・医師として活
躍している著者が分かりやすく紹介します。60歳のとき
に、白血病の闘病生活を余儀なくされた自身の経験を踏
まえた老活のノウハウは、身体や脳を鍛えてしっかり眠り、
栄養を摂ってよく笑うこと。皆さんも身近で簡単なことか
ら「老活」を始めてみませんか?