電子書籍
アメリカの地域差
2020/09/21 00:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やなぎや - この投稿者のレビュー一覧を見る
一口にアメリカと言っても、地域によって人種構成や思想に大きな差があるのだなとわかる。ニューヨークやワシントンにだけ目を向けていたのでは分からないアメリカ。
投稿元:
レビューを見る
なかなか理解しにくいアメリカ地理を10地域に分類して解説。各地域の歴史的、地理的な特徴をざっくりと把握できるようになってる。大統領選もこれを読むと少し理解が深まるかも。
投稿元:
レビューを見る
混迷の様相を呈しているアメリカ大統領選挙が目前に迫って来ている。分かっているようだが、また複雑なアメリカと言う社会。世界のNo.1の経済大国、軍事大国でありながら、理解が困難な人種混合、格差の激しい社会でもある。この機会に本書に出会えたことは幸いであった。
アメリカ史を解説するのではなく、今のアメリカの
地域的特色とその歴史的背景について分かりやすく解説されているのが好感。以下の10の地域を解説。
1.ニューイングランド地域
2.メトロポリタン・ニューヨーク地域
3.アパラチヤ地域
4.サウス地域
5.インダストリアル・ノース地域
6.ハートランド地域
7.アウトウエスト&アラスカ地域
8.パシフィック・ノースウェスト地域
9.サウスウエスト地域
10.ハワイ地域
投稿元:
レビューを見る
アメリカを、エリアと歴史的背景から独自的に10分類で説明している本。
場所、地形、天候、都市、歴史、人種等をなぞりながら、特色を把握できる。
読んでみて、かなり途上的な国なんだなぁ、と改めて認識できました。
投稿元:
レビューを見る
“アメリカ”というのはその広さや、国民の多様性の幅の広さから、一つの国として定まった顔を持たない。本書ではイースト川とハドソン川に挟まれた地域を“メトロポリタン・ニューヨーク地域”として取り上げているが、“メトロポリタン・ニューヨーク地域無しのアメリカは考えられないが、メトロポリタン・ニューヨークはアメリカの典型的な地域ではない”と語っているように、アメリカはその地域によって住む人種、産業、気候、人々の政治思想が大きく異なる。それを地図(その地域の置かれた場所や地形、そして隣接する地域との関係)を見ながら、10の地域に分けて語ろうというのが本書だ。
必ずしも州境はその区域を分ける目安にはならない。むしろ10の地域の分かれ目は州の上を通っており、州自体が複数の地域に分かれていることも多い。なぜなら州の中に大きな山脈や河川を抱えており、そのどちら側に位置するかによって気候が変わり、暮らしの基盤が大きく異なるからだ。
一部、その地域の歴史にも触れているが、それはその地域の現在を語るためであり、歴史よりもその地域が今どういう状況なのか?にフォーカスしているので、現在のアメリカの状況においてその地域がどういう立ち位置にあるか?を知るには良い参考書になるのではないだろうか?
何よりもこの本を読んで、「アメリカは、、、」とか、「アメリカ人は、、、」と言う表現を見た時に、そのアメリカがどこを指して言っているのかを推測する必要があり、その表現がそれをアメリカ全土に広げて語ろうとした時には“要注意”ではないかと感じた。
投稿元:
レビューを見る
非常に良く出来ている一冊でした。
アメリカ合衆国の地域差というものがよくわかります。
そしてアメリカ合衆国を旅行したくなりました。
(お金が無いので、おそらく死ぬまで無理ですが(苦笑))