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英語の様々な単語や表現の背後にあるイギリスの文化、歴史、社会を紹介した1冊。英語を知る上では欠かせない聖書や辞書の話のほか、イギリス英語特有の階級方言、地域方言などの諸相が、個人的なエピソードとともに紹介されている。
アカデミーを創ろうとしたスウィフトの真意や、上流階級にのし上がった人間はわざとどもって話す、などの話が面白かった。(2008/08/03)
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イギリスにはまだ階級が残っている。
中級階級出身のサッチャー首相が苦労して英語を直した。
トイレットペーパーというのは低級。lavatory paper という。Pardo?と聞かない。What?またはSorry?
フランスとは仲が悪いからフランスネタの英語が多い。
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イギリス英語に関する書籍は今では大量に出回っているが
イギリス特有の単語や訛り、生活習慣その他もろもろについて
どの本も同じような内容を記述しており一冊読めば大概事足りる。
しかし本著はそんなイギリス英語本達とは一線を画し
内容が被る書籍が存在することはないであろう。
ただしそのため内容はイギリス生活を送った著者が
土産話にあれこれ聞かせてくれるといったようなもので
特別役に立つとか必要性のある情報でもない。
イギリス英語についての薀蓄を増やしたい方にお薦めしたい一冊。
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イギリス英語に関するトリビアが散りばめられた一冊。系統がないため学ぶというよりは、イギリス英語についてざっくばらんに様々な話を読むという形。階級や地方による差について扱っていた章が興味深かった。全体で200頁もないのですぐ読めていいが、若干浅い印象が拭い切れない。