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日本のお隣韓国の独立から現在までのことを考察した本です。インターネットの普及率では日本を越えている韓国。東アジアの中では日本につぐ経済の国ですよね。ちょいと読みにくいかもしれません。
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分断以後の韓国政治を、冷戦・経済・政治・文化、社会の4つの視点から検討する。
多様な視点からの検討がこの本の長所である。新書ではあるが、内容は濃い。特に経済からみる韓国政治が興味深い。ハードカバーのこの本(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4588080172/qid=1148808637/sr=8-2/ref=sr_8_xs_ap_i2_xgl14/503-9177242-4303947)にも興味。
内容は十分に深いところにまで届いているが、難解ではなく、韓国政治の入門にも、すでに勉強している人にもお勧め。
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分断後の韓国の歴史を、政治と経済のダイナミズムに注目して概観している本です。
韓国の現代史を見る視点としては、東西冷戦構造のなかに韓国を位置づける従来からの議論と、東アジアのポストコロニアル的な状況のなかに韓国を置いてみる比較的新しい議論がよく知られているように思うのですが、韓国国内の政治と経済を内在的な観点から読み解いた本はむしろすくないのではないかという気がします。本書では、独裁的な政治体制とそれに基づく開発主義から、民主的な政治体制と至上主義的な経済へという韓国の政治・経済史をつらぬく大きな潮流がわかりやすくえがき出されています。