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美味しそう。
最初の感想はこれです。
もうね、人が美味しそうなものを食べてる姿って、なんで幸せなんだろう。もちろん自分が食べるのも美味しいし、幸せだし、お腹も満たされるんだけれど、なんか違う幸せがある。
このお話の主人公・武士もそういう顔(いえ、見えませんけど)がうまい。冒頭で死にそうな境遇だったのに、運命のそばに出会った時の美味しさの感動は読んでる側にも伝わった!
終始美味しいもので問題を解決するので、幸せしかない一冊でした。美味しいものは世界も人も救うよね。
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美味しいご飯って、人を幸せにするんだな。と思える本。武士は飛び降りる前に道久と再会できたのは本当によかった。間に合わなかった人たちの話を読んでいて、そのことを更に実感する。お互いのことを根掘り葉掘りする訳ではないけど、無関心なわけではない。そんな武士と道久の関係が不思議ながらも、心地よかった。2人が一緒に働いているそば屋に行ってみたくなる。
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人に裏切られ、財産もほぼなくなった状態で
犬に呼ばれて入った蕎麦屋。
始まりがあれですが、蕎麦屋に入ったきっかけが
かなり不思議分類。
そのまま不思議現象が続くわけですが
これは…見込まれた、という事でしょうか?
主人公が何故こんな状態になったのか、は
早めに判明しますが、共同経営者は危険です。
金は預けるのではなく、さっさと払い込みましょう。
押しかけてきた女も、警察の一言で駄々こねるなら
自分が無茶言っているのは理解しているようですし。
なあなあというか、一応事件(?)終了してますが
何だかこう…中途半端なような。
読みやすくて、楽しかったですけど。
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出だしがどんより重かったです。
そこからの展開が面白かったです!
人生どん底で悪いことしか考えれなかった人が、天ぷら蕎麦の香りで、あそこまで上向きになれるんですね。
食の持つ力はすごいです!
先輩、最低最悪な人じゃないですか!!!
どれだけ周りに迷惑かけてるんですか!
最後まで謝罪も償いも何もないし……
先輩が懲らしめられる場面が欲しかったです!
そこだけ消化不良ですね……